【食育コラム】食生活改善普及運動

更新日:2024年09月19日

毎月19日は

食育の日

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。

9月1日~30日は食生活改善普及運動

厚生労働省では9月1日から30日までの1か月間を「食生活改善普及運動」の期間としています。

テーマは「食事をおいしく、バランスよく」。

「バランスの良い食事を摂っている者の増加」、「野菜摂取量の増加」、「果物摂取量の改善」、「食塩摂取量の減少」等に向けた取組を更に強化するため全国的に展開するものです。

バランスのよい食事

主食・主菜・副菜をそろえてバランスのよい食事を

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事は、健康な食事の第一歩です。

お弁当や出前など中食を利用するときは、主食・主菜・副菜が揃うように意識しましょう。

毎日プラス1皿の野菜

毎日野菜をプラス1

生活習慣病などを予防して、健康な生活を維持するための目標量として、野菜類を1日350g以上食べることを推奨しています。

令和4年国民健康・栄養調査によると、日本人は一日平均約270gの野菜を摂取しています。

あと、1皿の野菜をプラスして健康な生活を目指しましょう!

毎日のくらしに果物を

果物で健康生活

適熟な果物には水溶性食物繊維が豊富に含まれます。

水溶性食物繊維は、糖質の消化管での吸収を遅延させて急激な血糖値の上昇を抑える作用があります。またコレステロールの吸収抑制や胆汁酸の吸着・排泄の作用もあり、食物繊維の摂取量が多い方が心疾患の発症リスクも低いと報告されています、日々の暮らしに果物を取り入れましょう。

おいしく減塩まずは1日マイナス2g

減塩で健康生活

日本では、味噌や醤油をはじめとする伝統的な調味料、保存がきく漬物や干物といった加工食品等、塩分を多くとる食習慣が根付いています。

食事摂取基準の目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満ですが、令和4年国民健康・栄養調査によると食塩摂取量の平均は9.7gであり、男女別にみると男性10.5g、女性9.0gでした。

高血圧及び循環器疾患・腎疾患等の予防・治療において減塩はとても重要で、ご自分で簡単に始められます。

よりおいしく楽しく健康に食生活を送ることができるようコツを身に付け、まずは塩分摂取量1日マイナス2gを実践しましょう。

毎日のくらしwithミルク

牛乳・乳製品で健康生活

牛乳や乳製品はカルシウムとタンパク質を豊富に含みます。

日本人の食生活はカルシウムが慢性的に不足していると言われています。

牛乳のカルシウムは他の食品より吸収率がとても高く、コップ1杯(200ml)で一日に推奨されているカルシウムの約1/3量を摂取できます。

毎日の習慣にしましょう!

摂津市公式クックパッドでは…

減塩や野菜を使ったレシピ等を掲載しています。

ぜひ、作ってみてください。

タラのネギ塩こんぶ蒸し

タラのネギ塩こんぶ蒸し

なすの揚げ浸し

なすの揚げ浸し

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