【こどもの食コラム】保育園では食べるのに家では食べない?!
更新日:2026年01月19日
毎月19日は
「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
なぜ家では食べないの?
保育園に入ると食べる力が育ちやすいとよく言われますが、1歳6カ月児や2歳6カ月児健診では「保育園では完食するのに、家ではあまり食べません」「家では好き嫌いが激しいのに保育園ではお替わりまでしています」のようなご相談がよくあります。
家庭と保育園との一番の違いは「みんなで一緒に食べる」という環境です。先生に褒められたり、周りの子が食べている姿が刺激となり、本当は苦手なものでも食べられるようになることもあるのです。一方、保育園で頑張っているので、家ではどうしても甘えが出やすくなり、偏食や小食などが強くなることがあります。
また、妹や弟が誕生すると母親が乳児の世話に集中することで、赤ちゃん返りと言われる現象が出ることがあります。家庭の食事面ではミルクを飲みたがる、食べなくなる、親に食べさせてもらいたがるなどがあります。
このように家であまり食べずに保育園では食べることは、内と外の使い分けができるという社会性が身についている成長の証とも言えます。

家での食事が進まない時に試したい工夫
保育園から帰って夕食時には疲れもあり、甘えやわがままが出てしまうということかもしれません。保育園で頑張って食事を摂っている場合は、少し大目に見て1週間ぐらいの平均である程度食べられているか見守るようにしましょう。
食事の時間を楽しくする
こどもがあまり食べたくない様子でも、食べることを強要せずしばらく見守るようにしましょう。大人が「おいしいね」とおいしそうに食べていると興味を持ってくるかもしれません。食事時間中はポジティブな会話を心がけ、こどもが心地よく過ごせるようにしましょう。食べさせてもらいたいと要求するときは応じて、食べられたときはしっかり褒めて自信をつけるようにしましょう。
もし食べないときには一旦片付け、次の食事や間食まで空腹で過ごすことが大切です。
こどもに食べるものを選ばせる
食事のメニュー、食べる量など「どれがいい?」と選ばせてみましょう。自分が選んだからと納得して食べようとすることが多くみられます。
食欲が無い場合は、少な目の盛り付けにしましょう。完食する達成感を味わわせることで食べる意欲に繋がることもあります。
いつもと違う雰囲気を作る
庭やベランダ、公園で食べる、外食するなど雰囲気を変えると、食べてくれる場合があります。他には、器を変える、盛り付けを変えるなどいつもと違う工夫をするとこどもの気分も変わるかもしれません。
【弟妹がいる場合】保護者と二人きりになる時間を作る
保護者を弟妹にとられてしまう、という気持ちから偏食になる、食事を食べなくなるなど注意を引く行動が現れることがあります。中には甘えを表現しないこともありますが、保護者に甘えたい気持ちはあるので、保護者から誘って相手をすることが大切です。時には思い切り遊ぶ、しっかり話しかけるなどして甘えを満たし、同時に自分で食事を摂れるように励ましていきましょう。
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