【こどもの食コラム】外食を利用する時の工夫
更新日:2025年07月19日
毎月19日は

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
外食を利用するときの注意点と工夫
乳児期・幼児期前半は外で食事をする機会があれば、ベビーフードを持参すると安心です。3回食をしっかり食べるようになると大人と同じものを食べたがるようになり、外食時にも食事を取り分けることがあると思います。中食を利用する時も同様に、大人が十分に注意しながら進めていきましょう。
1.味を確かめて濃い味のものは薄めてから与えましょう。
塩分量に注意して味を調整して与えましょう。大人がおいしいと思う味付けの半分ぐらいが幼児の目安です。汁物は水を足して薄める、濃いソースがかかっている場合は、あまりソースがかかっていない部分を与えるなどの工夫をしましょう。
2.麺や野菜は食べやすいように細かく切りましょう。
咀嚼力が十分でない場合は、食材を細かくしてから与え、硬すぎるものは与えないように注意しましょう。
3.脂肪が多いものは適正な量を与える。
1歳を過ぎると揚げ物も食べられるようになりますが、好んで摂り過ぎる習慣ができると肥満になりやすくなります。衣が薄いものを選ぶ、衣が厚いものは剥がして与えるなどの工夫をしましょう。
調理に使う油の1日の摂取目安量について、1~2歳は小さじ2杯(8g)、3~5歳は大さじ1杯(12g)です。

4.飲み物はお水や麦茶、牛乳を選びましょう。甘いものは控えめに。
ジュースを注文する場合は、食後に与えることをおすすめします。ジュース、デザート類は摂り過ぎないよう量を決めて与えましょう。
5.生ものを食べられる目安は3歳頃から。
最初は体調の良い時に新鮮なものを少量から試すようにしましょう。
外食は上手に利用しましょう
外食は普段と違う雰囲気で家族や友達と囲む食卓は楽しく、いつもは嫌がるものも食べられるようになる機会になるかもしれません。
幼児期は、1食で栄養バランスを考えるのではなく1日の食事の中でバランスを整えると良いです。外食で少し濃い味つけのものや油っこいものを食べてしまったら、その後の食事では野菜を多めに摂る、脂質を控えるなどの工夫をしましょう。
※関連コラム
摂津市公式クックパッドでは・・・
こども向けの様々なレシピをご紹介しています。
毎日の食事作りにぜひお役立てください!

https://cookpad.com/kitchen/50330313
この記事に関するお問い合わせ先
摂津市 教育委員会事務局 こども家庭部 出産育児課
〒566-8555 摂津市三島1丁目1番1号 摂津市役所新館6階
電話:06-6170-2181
ファックス:06-6170-2182
メールでのお問い合わせはこちら