HPV(子宮頸がん予防)ワクチンのキャッチアップ接種の期間延長について
更新日:2025年04月15日
これまで、キャッチアップ接種を公費(無料)で接種するには、すべての接種を令和7年(2025年)3月末までに終えることとしておりました。
しかし、今夏以降の大幅な需要増により、接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況を踏まえ、令和7年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるようになりました。
○対象者:
平成9年4月2日から平成21年4月1日生まれの女子で、令和4年(2022年)4月1日~令和7年(2025年)3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
○期間:令和8年3月31日まで
費用
無料(定期予防接種扱い)
対象者への周知について
<HPVワクチン キャッチアップ接種 リーフレット>

HPVワクチン キャッチアップ接種リーフレット(厚生労働省作成) (PDFファイル: 1.9MB)
HPVキャッチアップ啓発用ポスター(大阪府作成) (PDFファイル: 1.4MB)
キャッチアップ接種対象のワクチン
サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)、シルガード9(9価)

※1 (シルガード9):1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回の接種が必要です。
※2・3(シルガード9/ガーダシル):2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。 ⇨最短、4か月での接種が可能です。
※4・5(サーバリックス):2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※4)、3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上(※5)あけます。
接種については、過去の接種歴を含めて同一のワクチンを3回接種するのが原則ですが、サーバリックス(2価)・ガーダシル(4価)を用いて1回もしくは2回を完了している場合は、医師とよく相談したうえで残りの接種をシルガード9(9価)で接種することも可能です。
接種時に必要なもの
予診票、母子健康手帳
※母子健康手帳でワクチン接種歴やスケジュールを確認します。接種時は必ずお持ちください。母子健康手帳が紛失等で手元にない場合、再交付をしますので出産育児課へお問い合わせをお願いします。
接種場所・予約方法
直接、実施医療機関へご予約ください。
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)-「接種方法」欄に実施医療機関は掲載されています。
摂津市以外で接種を希望される方へ
キャッチアップ接種対象者で、吹田市、茨木市、池田市、豊中市、箕面市、豊能町、能勢町、島本町以外で接種を希望される場合は摂津市が発行する予防接種実施依頼書が必要です。接種される前に出産育児課窓口まで申請してください。 申請の前には予防接種を希望する市(区町村)や病院に以下のことを確認して申請してください。
摂津市との契約外医療機関で接種され、接種費用を負担された場合、ワクチン接種後に、出産育児課へ申請していただければ規定の範囲で還付します。ただし、還付を受けるには、事前に「予防接種実施依頼書」の交付を受けている必要があります。
詳細は以下ページをご参照ください。
HPVワクチンを自費で受けた方に対する償還払いについて
キャッチアップ接種対象者(平成9年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた女性)のうち、定期接種の対象年齢を過ぎてHPVワクチン(サーバリックス又はガーダシル)の任意接種を自費で受けた方は、接種費用の助成(償還払い)を行います。詳細は以下リンクをご参照ください。
*シルガード9は償還払いの対象にはなりません。
リンク
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~(厚生労働省HP)