摂津市都市計画マスタープラン(平成27年3月改定)

更新日:2024年01月25日

摂津市都市計画マスタープランの改定について

都市計画マスタープランの改定にあたって

都市計画マスタープランは、都市計画法第18条の2に規定されている「市町村の都市計画に関する基本的な方針」のことであり、都市計画に関する基本的な方針を示すものです。

その内容は、あらかじめ長期的な視点に立った都市の将来像を明確にし、その実現に向けての大きな道筋を明らかにすることにより、市民自らが都市の将来像について考え、まちづくりの方向性についての合意形成が促進されることにより、よりよいまちの発展を図るものです。

旧計画は、「未来をひらき心豊かに住み続けるまち・せっつ」を目標像とし、目標年次を平成32年(2020年)に掲げ、都市施設・市街地環境・都市空間・防災まちづくりの整備方針を定め、平成12年(2000年)に策定されましたが、近年の社会経済情勢の変化により、これまでの都市計画の基本的方針を見直す必要性が生じてきました。

社会を取り巻く環境の変化に目を向けると、これまでの人口増加・市街地の拡大型社会から人口減少・成熟型社会へと移行しつつあること、少子高齢化が進み生産年齢人口がますます減少すること、社会資本の老朽化や維持管理費が増大することが考えられます。また、地方分権社会の推進や協働によるまちづくりの進展など、国・府、周辺自治体との連携や市民と行政の関係が重要となってきています。

こうした中、本市では、平成23年(2011年)に今後の10年間の計画・業務の基本となるまちづくり及び協働の指針を示す「第4次摂津市総合計画」が策定されました。また、同年には都市計画マスタープランの上位計画である大阪府の「北部大阪都市計画区域マスタープラン」の改定も行われています。

このような背景のもとで、上位計画や関連計画との整合を図り、本市の都市計画・まちづくりをめぐる社会情勢の変化に対応していくため、これからの時代に即した都市計画マスタープランとして改定を行いました。

目標年次

平成27年度(2015年)から概ね10年間

基本理念

みんなでつくる 摂津のまち すごい“わ”

都市計画マスタープランの特徴

今回の都市計画マスタープランの特徴の一つは、行政中心でつくられた計画ではなく、市民、事業者、NPO等との協働の取組みに重点を置いた計画となっています。策定にあたっては、市民を交えた組織づくりから始まり、協働をテーマにした市民意向調査も行いました。

もう一つの特徴は、従来の地域別構想に代えて、まちづくりを進めていくための手引きや協働のまちづくりの推進を示したことです。

今後の社会の変化に柔軟に対応していくため、状況に応じて様々な手法を探ることがこれからのまちづくりに重要であることから、各主体が自主性を持って進めていくことが大切であり、更には、協働の“わ”を地域のまちづくりに広げていくことが重要です。

摂津市都市計画マスタープラン(本編)

表紙:基本理念である協働の“わ”が重なるイメージを表しています

摂津市都市計画に関する基本的な方針

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摂津市都市計画マスタープラン(概要版)

表紙:阪急京都線「摂津市駅」駅前広場の風景

摂津市都市計画マスタープラン

市民意見募集結果

摂津市都市計画マスタープランの改定にあたり、市民のみなさまから意見を募集しました。

 

  平成27年1月5日から1月19日まで、「摂津市都市計画マスタープラン(素案)」について、市民のみなさまから意見を募集したところ、1件の意見をいただきました。

  意見に対する市の考え方・対応はこちら。  

市民意見と意見に対する市の考え方・対応

摂津市都市計画マスタープラン進捗管理

都市計画マスタープランは令和3年3月に策定されました行政経営戦略において分野計画に位置付けられており、施策・事業ごとに進捗管理を行っております。