【妊産婦の食コラム】妊娠中の体重管理

更新日:2026年10月19日

毎月19日は

食育の日

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。

妊娠中の体重増加はとても重要!

妊娠中に「これからどれくらい太るんだろう…」「食事は何をどれだけ食べたらいいの?」と不安を感じる方が少なくありません。中には「できるだけ体重を増やしたくない」と、食事の量を控えめにしてしまう方もいらっしゃいます。

しかし妊娠中の適切な体重増加は、ただ「太る(脂肪が増える)」とは異なり、赤ちゃんの健やかな成長と出産のために必要な変化です。

体重が増える主な要因

・赤ちゃんの成長
・胎盤・子宮・羊水・乳房の増大
・血液量の増加
・産後・授乳期に備えたエネルギー(脂肪)貯蓄

妊娠中の体重増加の目安

望ましい体重の増え方は、妊娠前の体格によって異なり個人差があります。まずは妊娠前の体格を「BMI(体格指数)」で確認し、下表を参考に適切な体重増加量を把握しましょう。

たいじゅうぞうかのめやす

※参考

体重が適切なペースで増えているか確認したい場合に参考にしましょう。

体重増加が多すぎても少なすぎてもリスクがあります

体重増加が少なすぎると、赤ちゃんに十分な栄養が届かなくなったり、早産や低出生体重児(2500g未満)のリスクを高めることが分かっています。特に、もともと「やせ型」だった方は影響が出やすいため、適正な体重増加が大切です。

反対に体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、巨大児(4,000g以上)やそれに伴う出産時のリスクなどが高まります。

さらに、早産や在胎週数に対して小さく(あるいは大きく)生まれることは、出生時だけでなく、成人してから糖尿病などの生活習慣病の発症リスクにつながることが報告されています。

たいじゅうぞうかのりすく

こだわりすぎず、「ゆるやかな管理」を

妊娠中の体重増加の目安はひとつの基準にすぎず、実際の体重の増え方や時期には個人差があります。つわりの時期に思うように食べられなかったり、時期によって増え方に波があったりするのは自然なことです。体重にこだわってストレスを抱え込む必要はありません。

自己判断で焦って食事を抜いたり、逆に体重を増やそうと糖質や脂質の多いものに偏った食事をしたりせず、栄養バランスの良い食事を心がけながら無理のないペースで過ごしましょう。気になることがあれば健診の時に医師や助産師に相談することが大切です。

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※参照

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