MR(麻しん風しん混合)

更新日:2020年04月01日

麻しん(はしか)(Measles)は、感染力が強く、飛沫・接触だけでなく空気感染もあり、予防接種を受けないでいると、多くの人がかかり、流行する可能性があります。はしかは、医療が発展した先進国であっても、かかった人の約1,000人に一人が死亡するとても重症の病気です。日本でも平成12年前後の流行では年間約20人から30人が死亡していました。世界各地で、はしかは再び増加傾向にあり、途上国を中心に多くの小児がはしかで命を落としています。

風しん(Rubella)は、大人になってからかかると重症になり、妊婦が妊娠20週頃までに風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群と呼ばれる先天性の心臓病、白内障、聴力障害、発育発達遅延などの障害を持った児が生まれる可能性が非常に高くなります。

このような病気にかからないよう、うつさないよう予防接種を済ませておきましょう。

MR(麻しん・風しん)
種別 対象年齢 接種回数
MR(麻しん・風しん)

1期

1歳以上2歳未満

1回
MR(麻しん・風しん)

2期

小学校就学前の1年間

1回

風しん抗体価の低い方に対する麻しん風しん混合・風しんワクチン接種費用の公費助成について、詳しくはこちら