受動喫煙防止対策

更新日:2025年08月01日

たばこの煙には、本人が吸う「主流煙」と、たばこの先からたちのぼる「副流煙」とがあり、煙に含まれる有害物質の量は、主流煙より副流煙の方が数倍から数十倍も多いことがわかっています。

出典:受動喫煙防止パンフレット(知らなきゃ損する受動喫煙の話)ダウンロード(PDF:1,093KB)

 

 

 

受動喫煙の害

受動喫煙による「病気になるリスク」は、脳卒中や肺がんでは1.3倍、虚血性心疾患では1.2倍です。また、子どもや疾患のある方が受動喫煙で受ける健康被害は、健康な大人以上に深刻です。

●禁煙の施設を利用する(標識をご確認ください)
●たばこを吸い終わった直後の人に近づかない
●身近な喫煙者に禁煙をすすめる:禁煙について(サイト内別ページへ飛びます)
など、受動喫煙から自分の身を守りましょう。

 

 

摂津市における受動喫煙防止対策

公共施設の敷地内全面禁煙

摂津市では、令和元年7月に 市役所本庁舎や消防庁舎、上下水道部庁舎等において、敷地内全面禁煙を実施しました。その他の市内公共施設(摂津市立コミュニティプラザ、市民文化ホール)等においても、令和2年3月をもって、同様の取り扱いとしています。

「路上喫煙禁止及び環境美化推進地区」の指定

「摂津市健康づくり推進条例」及び「摂津市環境の保全及び創造に関する条例」に基づき、「路上喫煙禁止及び環境美化推進地区」を指定しております。(平成29年12月1日実施)

摂津市「路上喫煙禁止及び環境美化推進地区の指定について」

イエローグリーンキャンペーン

「イエローグリーンキャンペーン」は、受動喫煙をしたくない・させたくない気持ちを周りの人に伝える運動をいいます。長崎県佐世保市民のアイディアで平成15年にリボンの着用から始まり、受動喫煙防止のシンボルカラーとして、全国各地でリボンの配布やライトアップ活動などが展開されています。

喫煙している人に、「たばこを吸うのをやめてください。」と言うのは勇気が必要です。イエローグリーンリボンをつけている人を見かけたら、その意思表示を受け取り、その人の近くでの喫煙をやめてください。喫煙者の気配りで、受動喫煙を避けられる人がいます。

また、たばこの煙を吸いたくない人は、「イエローグリーンリボン運動」の取り組みを進め、イエローグリーンリボンが意図する意味を広めませんか?

 

 

大阪府受動喫煙防止条例

大阪府では、府民の健康の保持増進に向けた一層の受動喫煙の防止に向けた対策として、大阪府受動喫煙防止条例が制定されました。(2025年4月全面施行)

●大阪府「受動喫煙防止対策」
http://www.pref.osaka.lg.jp/kenkozukuri/judoukitsuen/

 

また、自らの意志で受動喫煙を避けることのできない子どもたちを守るため、子どもの受動喫煙防止条例が制定されました。(2018年12月13日施行)

健やかな子どもの成長のため、皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

●大阪府「大阪府子どもの受動喫煙防止条例」
http://www.pref.osaka.lg.jp/kenkozukuri/kodomonojudokituen/index.html