禁煙について

更新日:2023年04月19日

いばらき保健所

↑画像をタップすると茨木保健所啓発動画 ~禁煙の日~ が流れます。

禁煙の効果

長年たばこを吸っていても、禁煙するのに遅すぎることはありません。

禁煙すると下の図のような効果があります。

他にも禁煙すると、顔色や胃腸の調子が良くなったり、目覚めがさわやかになるなど、日常生活の中で実感できる様々な効果があります。

ステップ1:あなたのニコチン依存度をチェック

喫煙はニコチンによる依存症です。自分の依存度をチェックしてみましょう。

ニコチン依存症とは

やめたくてもやめられない喫煙習慣のことをいい、治療が必要な病気とされています

ニコチン依存症を判定するテスト」であなたもニコチン依存症かどうかをチェックしてみましょう

 

最終的なニコチン依存症の診断は医師が行います。                    

ステップ2:とにかく3日間(72時間)の禁煙からスタート!!

ニコチンは3日間(72時間)で体内からほとんど抜けると言われています。その間、体に起こるプラスの変化を実感できて驚くことでしょう。禁煙の効果は、たばこをやめた直後から現れます‼

20分後:血圧が正常になる、脈拍や手足の温度が正常に戻る。

8時間後:血液中の一酸化炭素濃度が正常になる。

48時間(2日)後:臭覚や味覚が改善する。

72時間(3日)後:ニコチンが体からほとんど消失する、呼吸が楽になる、胃の調子がよくなって食欲が出る。              

注:禁煙して5年後には、口腔がん、咽頭がん、食道がん、膀胱がん、胃がん、膵がんなどの発生率が低下し、肺がんの死亡率が低下します。 10年後には、肺がん死亡率が非喫煙者とほぼ同じになります。

上手にたばこをやめる方法は?

一定の条件を満たすことで、医療機関において保険適用による禁煙治療(禁煙補助剤など)を受けることができます。医療のサポートを受けて、より確実に禁煙につなげましょう。

禁煙治療が保険適用となる条件

  1. 今すぐにでも禁煙しようと考えている。
  2. ニコチン依存症の診断テストの結果が5点以上である。
  3. 一日平均喫煙本数×喫煙年数=200以上である。
  4. 医療機関で禁煙治療の説明を受け、禁煙治療をうけることを文書により同意できる。

*前回の治療の初回診療日から1年経過しない場合は、自由診療になります。

禁煙治療とは?

喫煙習慣は、「ニコチン依存症」という病気と考えられています。禁煙は、自分一人ではなかなか達成できません。病院のサポートを受けながら、より確実に禁煙をはじめてみませんか。

 

●禁煙治療の種類 種類は2つあります。「飲み薬(チャンピックス)」と「貼り薬(ニコチネルTTS)」です。

禁煙外来にかかる期間 健康保険を使った禁煙治療では、12週間(約3か月)で5回の治療を行います。

※2021年6月以降、禁煙補助薬チャンピックスの国内供給が停止しています。禁煙治療を検討されている方は、事前に医療機関へお問い合わせください。

 

たばこをやめる方法

禁煙治療が適用になる条件と市内医療機関

●禁煙治療が保険適用となる条件

  1 現在ただちに禁煙しようと考えている。

  2 ニコチン依存症の診断テストの結果が5点 以上である。

  3 一日平均喫煙本数×喫煙年数=200以上である。

  4   医療機関で禁煙治療の説明を受け、禁煙 治療を受けることを文書により同意できる。

※受診される際は事前に診療日時等ご確認ください。

禁煙治療を検討されている方は、必ず医療機関へ事前に禁煙外来についてお問い合わせください

2021年6月以降、禁煙補助薬チャンピックスの国内供給が停止しています。

医療機関によっては、禁煙外来を休診している場合もあるため、受診する際は必ず医療機関へ事前にお問い合わせください。

禁煙治療に保険が使える摂津市内医療機関

カラダの確認を忘れずに

喫煙と関係が深く、代表的な病気の1つは「がん」です。

摂津市では「胃・大腸・肺・乳・子宮頚・前立腺がん」の検診をしています。