肌が変われば、日々も変わる

更新日:2021年06月30日

相田かおりさん

 

「石けんひとつで肌は変わる」思春期にニキビで悩まされ、周囲に見られないように下を歩いていた相田かおりさん。母の作った手作り石鹸で肌質が変わったという。その経験から、現在は母が立ち上げた「石鹸工房コクーン」のコスメプランナーとして、ただ石鹸を売るのではなく、一人一人の肌に合った提案をされています。

 

相田かおりさん(インタビュー)

相田 かおりさん

摂津市在住。市で生まれ育ち、学生時代にはニュージーランドに留学。大学卒業後、母が経営する石鹸工房コクーン(運営会社:株式会社大阪エース)で働く。商品企画から製造、販売までトータルプロデュース。同社の商品は「大阪製ブランド」や「摂津優品」などに認定されており、多くのメディアからも注目されている。

 

 

母の手作り石鹸で、肌質が改善

ー石鹸工房コクーンが誕生したきっかけは何ですか?


中学2年生ぐらいから高校1年生まで、ひどいニキビに悩んでいました。様々な化粧水や洗顔フォームを試したのですが、一向に良くならず、どんどんひどくなっていきました。思春期でしたので、周囲に自分の顔を見られるような気がするし、何で私だけ…。見られないように、気付かれないようにずっと下を見て歩いていました。そんな私を見かねて、母が自然の素材を活かした石鹸を手作り。色々な素材を試しながら、少しずつ肌質が改善していったのです。肌質が改善されると周りの目が少しずつ気にならなくなりました。そんな石鹸がクチコミで広がり、気がつくと母がお店を構えることになりました。

ー石鹸はどのように作られているのですか?


コクーンの石鹸は、合成界面活性剤や保存料を使わない、完全無添加です。植物由来の天然成分を閉じこめる「コールドプロセス製」で約40日間かけて作っています。

肌質改善は洗顔が一番大事と考えていまして、一人一人肌に合うものは違いますので、実際にお肌を見させていただいて、20種類以上の石鹸の中から、その方にあう石鹸をご提案しています。

 

石鹸
石鹸工房
石鹸作成中
石鹸工房外観

 

学生が仕事を知るきっかけになれば

ー最近はどんな肌の悩みが多いですか?


洗い過ぎで肌を守っている皮脂膜を落としてしまっている人が多いです。すると保湿が足りないとボディクリームを使う。それでは根本的な肌質改善にはつながらないので、肌を育てるスキンケアをご提案しています。

皆さん全員に共通する話ではありませんが、特に赤ちゃんを育てているお母さんには、肌の弱い赤ちゃんの皮膚膜を落としすぎない、クリームを与えすぎないようにして肌本来の力を信じていただきたいです。

ー中学生の職業体験など、学生との取り組みに力を入れているのですか?


中学校の職業体験や大学生と連携した取り組みなど、幅広く受け入れています。その理由としては、母には色々な夢があり、その一つが「ものづくりの学校を作る」ことです。今は就職する前に実践する場がなく、やりたいなと思う仕事に就職してみないと分からない。働いてみて、合わなかったら辞めることにも繋がりかねない。社会にどういう仕事があるのか、働く前に自分に合う仕事が分かれば良いですよね。少しの機会ですが、学生が仕事を知るきっかけになればと考えているため、学生さんとの話があれば、積極的に受け入れていますね。

学生以外にも摂津優品に認定された縁で繋がった市内の企業さんとコラボして商品開発をしたり、店前でマルシェを開いた時に、飲食店ブースを出展してもらったり。市内企業さんと一緒に取り組むことも多いです。

石鹸イメージ
石鹸工房コクーン内装
接客風景
商品棚

 

摂津は私のニュージーランド(笑)

ー摂津市にはどんな印象がありますか?


お店も「何で、摂津市に出すの?」とよく聞かれますが、居心地が良いからです。利便性も良くて、ちょうど良い静かな場所なので、お客さんもゆっくり滞在してもらます。一人一人丁寧な接客ができるのも摂津の魅力ですよね。ニュージーランドの留学で体験した自然の力を取り入れた生活を目指していて、「摂津は私のニュージーランド」と思っています。(笑)大きすぎず小さすぎず、梅田や京都にも近い。田舎の要素もあって、利便性の良い「ちょうど良いまち」。ここでニュージーランドのような生活をしたいですね。

 

ー今後の夢は?


年内にお店のリニューアルを予定していて、カウンセリングにもう少し力をいれていきたいと思っています。私が思春期で悩んだ時、どこに相談して良いか分からなかった。ずっと悩んでいましたが、そんな時に相談できるところがあれば、もっと楽だったんだろうなと思います。

ここを肌のかかりつけのような場所にしたい。ただ販売するだけでなく、スタッフ皆が何かあったときにお話を聞けて、アドバイスできる場所にしていきたいですね。

 

&わたし