学校長より(四中だより7月号)
「人が輝くとき」(その1) ~ 掃除(そうじ)と絡めて ~
校長 荒木 智雄
私は輝いている人が大好きです。四中の生徒も先生も、全員が輝いてくれることを願って仕事をしています。 「人が輝く」って、どういうことでしょう? 「ああ、あの人は輝いているな」って思うこと、ありますか?
一番分かりやすいのは、誰からも称賛されるような活躍をしている人でしょうか。ホームランを打った時の大谷翔平選手とか、ステージの上でたくさんの観客を魅了しているアーティストなんかは、まさにスポットライトを浴びて輝いています。私の中で今、一番輝いているのはNew Jeans(^_-)-☆ 修学旅行の行き帰りもずっと聴いていました(余談)
それから、とにかく一生懸命頑張っている人って、かっこいいし、輝いてますよね。いつもはつらつとして元気な人とか、思わず「この人いい人やなぁ」って思った人なんかも輝いていると思います。さりげない日常の中でも、実は輝いているんだと、ふと気づく場合もあります。母の日、父の日には、毎日、家族のことを考えて汗を流してくれている母や父が、いつもと違って輝いて見えたりしますよね。
だから、四中にも輝いている人がたくさんいるはずです。ボロ負けしてても必死でボールに食らいついているあなた。思いを込めて描いた絵の作品を壁に掛けてじっと眺めているあなた。輝いています。
そして、今回、私がいつも「輝いてていいなあ」と思って取り上げるのは、学校のそうじを頑張っている人です。
そうじって、日常の生活の一部で、まぁ地味に見えるけど、でも絶対に誰かがやらなければならないことで、皆が使う学校は、皆でそうじするのが日本の美しいスタイルです。毎日そうじしても350人の人間が過ごせば必ず汚れます。プリントも自然と落ちるかもしれない。特に四中は校舎が古いし、階段や廊下に塵(ちり)がたまりやすいので、だからこそ皆で意識して綺麗(きれい)にして、気分を上げて行かないとあかんと私は思います。
でも、思うんやけど、そうじを頑張っている人って、別にそんなことは考えてないと思います。誰かのためとか考えずに、ただ当たり前のことを黙々と行動に移しているだけです。先月の学校だよりで皆に伝えた『凡事徹底』を提唱したイエローキャップの社長さんも、実は「凡事徹底の一番の基本は掃除だ」とおっしゃっています。
私は、当たり前のように黙々とそうじしている人が大好きで、とても輝いていると思います。
そうじをサボっている人は、そうじを頑張っている人をあまり見ません。あえて目をそらして
見えないふりをしています。あれ、絶対まぶしくて、目が痛いからやで。
門限時間のお知らせ
3月1日より門限(最終下校時刻)が18:00となります。
(期日:3月1日~2学期中間考査)
気象警報発令時の対応について
地震発生時の対応について
摂津市内に避難勧告等が発令された際の対応について
2022年学校情報化優良校に認定されました
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