門限時間のお知らせ
11月1日より門限(最終下校時刻)が17:00となります。
(期日:11月1日~12月31日)
学校長より(四中だより12月号)
『 学 校 と は 』 ~道徳のふりかえりから~
校長 荒木 智雄
3年生3クラスで「道徳」の授業をやりました。教材のテーマは「学校」です。1・2年生にもいずれやりたいので、お話の内容は伏せておきます。最後にみんなが書いた「ふりかえり」を読みながら、色々考えました。
「学校」とは? ⇒「勉強するところ」は当たり前として、「常識を学ぶところ」「社会性を身に着けるところ」、「友達や先生など色んな人と出会うところ」「人間関係を学ぶところ」などなど・・・・・ そうですよね。国語や数学の勉強内容だけなら、家で一人で参考書やYouTubeを見ながら学ぶことも出来ます。では、「学校」ならではの強みとは・・・・
3年生の「ふりかえり」を紹介します。「学校とは、“絆”を深めたり、友達をつくったりする所」「学校は色んな人と出会って分かち合えるすごい場所だなとあらためて感じた。先生ももちろん友達がいることで良い意味で自分が変われるし元気が出るから本当に学校は大切だと思う。」「学校は『人と関係を築く場所』」だと考えました。先生や友達、すきな人やきらいな人と、色んな人と関わり、学び、色んな関係をつくる場所。それが学校だと思います。」「学校は、みんなが支え合って生活し、友達と充実した生活をするところだと思う。支え合っていかないと何もがんばれないし、行事も成功できないと思ったから。」「学校は学問によって自分の知識を広めるところではあるけれど、それだけでなく他者とのつながりや協力して何かをやりとげるといった、形にはできないけれど大切なものを学べる場所なんだと思った。これからは、この大きな地球での一期一会の仲間たちをもっと大事にしていきたいと思う。」「学校はみんなと交流を深める上でとても大切な場所であり、それぞれのゴールを見つけ、そこに向かって努力する場所だと思ってます。また、他者の意見などを聞いて新たな発想を生み出すことができる。今、学校で学び、生きていく上での最も大切なものを学べる場所。」・・・・・・実に味わい深い意見が並びますね。
一方、こんなふりかえりも→「ストレスがたまる場所」、「いじめられたり、けんかになったりするのを避けるために自分の言いたいことを抑えるから、がまんするということを教えてくれて、とても感謝している」、「社会に出た時に、嫌な上司や後輩と上手く付き合っていけるように人間関係を教えてもらう場所」などなど。んー・・・みんな集団生活では本当に色々苦労しているんだなということも分かります。
ちなみに、4月に3年生が取り組んだ全国学力・学習状況調査のアンケートでは、「学校に行くのが楽しい」という設問における「当てはまる」と「だいたい当てはまる」の肯定率が80.4%、「今の友達関係に満足している」の肯定率は81.8%でした。どちらも全国や大阪府の平均とほぼ同じ割合で、それなりの高い率です。
道徳に「正解」はないので、これはあくまで「私の意見」です。私が、学校に対して抱くキーワードは2つあります。一つは『出会いの場』。友達、先輩、先生…たくさんの人がいるからこそ、その中から自分の生き方に影響を与える出会いがあればいいなと思います。もう一つは、『感動』です。さまざまな場面でのみんなの頑張りが感動を呼ぶ。一人よりもみんなで協力してこそ感動が生まれる。みんなで力を合わせて生み出した一つの作品や、活動を盛り上げている姿には、やっている人間も感動するし、見ている人間も感動する。そんな場面が他の場所よりたくさんあるのが学校ではないでしょうか。
ただし、『感動』を呼ぶためには、『全力で取り組む』ことが最低条件です。協力したいのなら『全力で友達のことを考える』ことが必要だと思います。適当に、中途半端にやった取り組みから得られる感動はあまり大きくない。真に心が揺さぶられ、今後の人生に影響を与える『感動』は、結果が成功であろうが失敗であろうが、『全力で』『真剣に』『協力して』取り組んだものからしか生まれない。そんな『感動』を呼び起こす四中になったら素敵だな。授業を終えた後の私の「ふりかえり」でした。
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