一中ブログその3
ありがとうございました【3月31日】
令和6年度最後の日を迎えることができました。
今年度も、保護者のみなさまに
お子様の様子や学校の様子を少しでも伝えたいと思い、
本ブログによる情報発信を行ってまいりました。
1年間継続して閲覧いただきありがとうございました。
明日から新年度が始まります。
一中には部活動に参加する生徒のみなさんの声が響いています。
各教室は整備が行き届き、
生徒のみなさんが登校するのを待ちわびているようでした。
令和7年度も
一中教職員は、生徒のみなさんの当たり前を価値づけてまいります。
1年間ありがとうございました
新たな出会いへの期待【3月27日】
本日午後、校舎内を歩いていると、
教室フロアにたどり着いたのでした。
教室はすでに
机や棚が整えられており、
4月の訪れを待ちわびているようです。
教室内や廊下に所狭しと掲示された
生徒のみなさんの掲示物はもう1つもありません。
掲示物が
どれだけ学校生活に彩りを与え、
あたたかさを感じさせてくれていたのか
わかっていたつもりでしたが
図らずも、
そんなことを改めて確認する機会となりました。
この教室フロアが、
4月からの新たな出会いによって、
どんな表情に変化するのか。
一見、無味乾燥な教室を見て、
そんな期待を抱いたのでした。
あたり前の日常【3月26日】
修了式を終え、春休みに入りました。
教室前の廊下を歩いてみると、
生徒のみなさんの姿はありません。
廊下は静かで、筆者の足音だけが聞こえます。
窓の外を見ると、
サッカー部とソフトテニス部が練習試合を行っています、
窓を開けてみると、
生徒のみなさんの応援の声や選手同士の指示の声が聞こえてきました。
生徒のみなさんの
ボールを追いかけるまっすぐな姿を見ていると、
同じ思いで努力を積み上げることのできる仲間がいること
努力を積み上げるフィールドを用意する顧問の先生がいること
そんな生徒のみなさんを普段から支え、見守る保護者のみなさまがいること
生徒のみなさんの周りにいる
様々な人との関わりの上に
あたり前の日常があるということですよね。
一途にボールを追いかける姿は、
そんなあたり前を支えてくれている「おとな」への
感謝の気持ちを体現しているのかな。
そんな風に感じたのでした。
修了式【3月24日】
本日、修了式を行いました。
校長先生からのお話の後、部活動表彰を行いました。
科学技術部の毎日パソコンコンクールの成績が読み上げられました。
「・・・全国3位!○○さん」
「全国5位!○○さん」
「全国8位」「全国9位」と
全国で1桁の成績が続いて表彰されたのでした。
体育館に集まった生徒のみなさんから「おぉー!!」と声が上がりました。
日々の『当たり前』の積み重ねが
すばらしい結果をもたらすんやなと実感できた瞬間でした。
毎回の部活動表彰は
様々な部活動の活躍を伝えることができて
とってもうれしい時間です。
来年度も様々な部活動の活躍を
伝える機会になったらいいな。
そんなことを思いました。
季節の移ろいを感じる音色【3月21日】
本日は教科の授業の最終日、
授業の様子を見るために、校舎内を歩いていると、
お正月を連想するような音色が聞こえてきました。
清々しい音色に誘われて
音楽室に行ってみると、
生徒のみなさんが筝*を演奏していました。
*筝
みなさんが「こと」と聞いて思い浮かべる楽器を漢字で書く場合、
「琴」という字を使われる方が多いのではないかと思います。
しかし、この「こと」は、「琴」ではなく、
正しくは「箏」という漢字を用います。
「箏」でも「琴」でも、どちらも一緒だと思われているかもしれませんが、
実は「箏」と「琴」は異なる楽器なのです。
基本的には柱(じ)があるのが「箏」、
ないのが「琴」(ただし和琴や伽耶琴のような例外あり)と覚えておくと良いでしょう。
(箏曲演奏家 福田恭子さんwebサイトより)
筝に対して座る位置、構えを学ぶところから
スタートした生徒のみなさんでしたが、
「さくら」の8小節ほどを演奏していました。
教科担当の先生の的確な指導と
生徒のみなさんの技術の吸収の速さに驚かされました。
最後の授業の様子を伺いに行ったのですが、
図らずも、
清々しい音色から季節の移ろいを
感じさせていただきました。
日本では、気候、景色、花・・・様々なものから季節を感じることができます。
音色からも季節を感じることができるんやなぁ
そんなことを感じつつ、
生徒のみなさんの演奏に聴き入っていました。
1年学年レク【3月19日】
本日、3・4時間目に1年生が
学年レクリエーションを行いました。
1年生の教室フロアに行ってみると、
笑い声が聞こえてきました。
教室に入ってみると
この写真は校長先生の小学校時代の写真である。〇か×か。
○×クイズが行われていました。
生徒のみなさんは、
班で真剣に話し合い、答えを選択します。
○×クイズの最終問題は、
○○先生は、この後けん玉の「とめけん*」を成功する。〇か×かでした。
*とめけん
けんを持ち、玉を下につり下げて構える。
けんを動かして玉を回転させずに鉛直上方に引き上げて
玉の穴にけん先を入れる技のこと。
(公益社団法人日本けん玉協会 級・段位認定試験におけるルールの原則より)
答え合わせは、リアルタイムでのとめけんチャレンジの中継です。
モニターに先生が映し出されます。
おもむろにけん玉が取り出され、
とめけんの準備態勢に入ります。
教室では、生徒のみなさんが
モニターの様子を息をのんで見守っています。
先生の膝がすっと沈み込んだかと思うと、
次の瞬間、
赤い玉がフワッと引き上げられ、
けん先に吸い寄せられます。
とめけんは見事成功しました。
玉がけん先に吸い込まれた瞬間
生徒のみなさんから大歓声が上がりました。
見方によっては、
このレクってとっても単純な内容ですよね。
生徒主体の練られた企画をというお声もあるかもしれません。
でも、学年の先生方は、
この一見単純なレクを意図して選び、実施したのです。
4月の新たな出会いから1年
1年の学年団は、
先生同士がつながり、
先生と生徒がつながり、
そのつながりを生徒同士のつながりに発展させました。
いまや学年団は
何をするかより、「誰とするか」の価値に気づき
何事にもみんなで何かをすることを楽しめる学年に成長しています。
今日のレクの盛り上がりは、
その成長の証なのかなと感じます。
1年間の成長に期待する学年教員、
その期待に見事にこたえる生徒のみなさん
そんな呼吸のあった営みを見て、
人と人とつながることのたいせつさと
そのつながりの持つ力の大きさを実感しました。
小学校卒業式【3月18日】
本日、小学校卒業式への参列のため、
中学校区の2小学校に伺いました。
今週から寒気が入り、
卒業式らしい寒さの中卒業式が挙行されました。
卒業生は、
保護者のみなさま、来賓、教職員の祝福を受け、
6年間の思いを胸に、晴れやかに卒業しました。
卒業生のみなさん
ご卒業おめでとうございます。
4月からの中学校生活が実りあるものとなるよう
第一中学校教職員一同
4月の入学式を心待ちにしています。
利他の心と謙虚な気持ち【3月17日】
先週金曜に卒業式を実施しました。
式後の片づけについて、
館内装飾や音響設備については
先生方で行ったのですが、
パイプイスとシートについては、
土曜日の部活動(ソフトテニス部、野球部、卓球部、バスケットボール部)
のみなさんにお手伝いをしてもらったのでした。
そのお手伝いに対するお礼の掲示物が
1・2年生のフロアに掲示されていました。
掲示物には、
3年生の先生方から
片づけだけでなく、準備、学年練習など、
3年生への様々な面でのサポートに対する
ねぎらいと感謝のメッセージが綴られています。
誰かのためにしたことって、
必ず自分に返ってくるんですよね。
1・2年生のみなさんが
今回初めて卒業証書授与式(や全校卒業式)に向けて
3年生のために行動してくれたことは
必ず、1年後(2年後)の自分に返ってきます。
これからも利他の心をたいせつに
常に謙虚さを忘れず
学校生活を送ってもらいたいです。
1・2年生のみなさん
ありがとうございました。
卒業証書授与式【3月14日】
第65回卒業証書授与式を挙行いたしました。
振り返ると、
今年の3年生は小学校から
「例年どおり」という言葉が通用しない
学校生活を送ってきました。
授業中に対話をとおして考えを深めること
班で談笑しながら昼食をとること
あたり前の日常が
あたり前でなくなりました。
でも3年生は、
あたり前の日常がなくなったことを
嘆くのではなく、制限がある中で、
どうしたら楽しい学校生活を送ることができるのか
新たな取組みを生み出し、
彩りのある学校生活をつくるべく、
前を向き続けてくれました。
あたり前があたり前でなくなった
この期間のみなさんの歩みこそが
予測困難な時代を切り拓くために
求められる力なのだと感じます。
5年後、10年後
クラスメイトと再会したとき
どんなことを語り合うでしょうか。
「この中学校での経験が、今生かされている」
そんなことを語り合う未来が想像できるのではないでしょうか。
3年生のみなさん
みなさんは4月に新しい環境でのスタートラインに立ちます。
期待に胸を膨らませる一方で、不安を感じることもあるかもしれません。
次のステージでは、新たな出会いが待っています。
異なる価値観を持つ人々との交流は、視野を広げ、
新たな発見をもたらしてくれることでしょう。
つながりを大切にし、様々なことに挑戦することで、
自分自身の可能性を大きく広げてほしいと思っています。
勇気をもって新たな一歩を踏み出してください。
そして、照れくさいかもしれませんが
この節目の日に、
あたり前の日常生活を支え、いつも見守ってくれている存在に
ぜひ感謝の気持ちを伝えてください。
ご卒業おめでとうございます
全校卒業式【3月13日】
本日9時より全校卒業式*を実施しました。
*全校卒業式
本校の卒業式は、体育館の広さやパイプイスの数に限りがあることから
卒業生のみなさん、その保護者のみなさまと1・2年生の一部のみが参列していたが、
今年度は、例年卒業生のみで実施していた予行に、1・2年生が参加し、
「全校卒業式」として、卒業生へのお祝いの気持ちを伝え、
一中の伝統を引き継ぐための儀式として実施するもの。
開式前に2年生の学年主任から
みんなで心をあわせて
すばらしい式をつくりあげようと言葉がかけられました。
定刻になりました
吹奏楽部の演奏により静寂が破られ、
3年生が入場します。
会が始まると、
立ち上がるときに床を踏む音、
礼の時に制服がこすれる音だけが
体育館に響きます。
音が聞こえてくるたびに、
生徒のみなさんの「揃えよう」
とする思いが伝わってきます。
卒業生の門出の儀式に
全校生徒が思いを一つにする価値を感じました。
これまで、頼れるカッコいい先輩として、
憧れの対象であった3年生でしたが、
1・2年生は、
1年後(2年後)にめざすべき目標として
自身の姿を重ね、
4月からの学校生活に
決意を新たにしたようでした。
全校卒業式前日準備【3月12日】
明日は全校卒業式*です。
*全校卒業式
本校の卒業式は、体育館の広さやパイプイスの数に限りがあることから
卒業生のみなさん、その保護者のみなさまと1・2年生の一部のみが参列していたが、
今年度は、例年卒業生のみで実施していた予行に、1・2年生が参加し、
「全校卒業式」として、卒業生へのお祝いの気持ちを伝え、
一中の伝統を引き継ぐための儀式として実施するもの。
本日午後、1・2年生の生徒会委員会の委員のみなさんの力を借りて
体育館内の会場準備を行いました。
13時から準備を開始したのですが、
生徒のみなさんが先生方の指示を待たずに
自分たちで考えて行動してくれたおかげで、
予定の時間を大幅に短縮し、
1時間程度で準備を終えることができました。
先ほど改めて会場を訪れたのですが、
パイプイスはもちろん、
3年生の思い出が詰まった掲示物が
角を揃えて掲示されていました。
3年生への感謝の思いの表れですよね。
たくさんのおめでとう・ありがとうを
伝えあう全校卒業式は明日実施します。
全校卒業式予行【3月11日】
本日4時間目、全校卒業式*に向けた予行を行いました。
*全校卒業式
本校の卒業式は、体育館の広さやパイプイスの数に限りがあることから
卒業生のみなさん、その保護者のみなさまと1・2年生の一部のみが参列していたが、
今年度は、例年卒業生のみで実施していた予行に、1・2年生が参加し、
「全校卒業式」として、卒業生へのお祝いの気持ちを伝え、
一中の伝統を引き継ぐための儀式として実施するもの。
4時間目開始を告げるチャイムが鳴り終わると、
体育館は静寂に包まれます。
3年学年主任が、
全校卒業式に向けて練習を重ね、この場に臨んでくれた
1・2年生にねぎらいの言葉をかけ
予行がスタートしました。
はじめは卒業生の動きが中心です。
司会の言葉に3年生が一斉に行動します。
立ち上がるときの床を踏む音が
体育館に心地よく響きます。
そんな3年生の振る舞いをみて
1・2年生の意識も引き上げられます。
卒業という節目の時期を迎え、
生徒のみなさんの成長した姿に頼もしさを感じました。
厳粛な雰囲気のもと、規律と礼儀の中で心を育てる。
そして、一中生としての一体感を覚え、一中への帰属意識や連帯感を深める。
生徒のみなさんの心を揃えようとする意識を感じ、
まさにこれが「儀式」の価値よねと心の中でつぶやきました。
それは筆者自身がその価値を
改めてかみしめた瞬間でもありました。
「いいとこ発見」まとめました【3月10日】
3年生の教室フロアにステキな掲示物が登場しました。
これまでも、
1のつく日はいいとこ発見デーというキャッチフレーズで
取組みを進めています、
「一中いいとこ発見伝達シート」の現3年生の
1・2年生時代のバックナンバーが
メッセージボードにまとめられ、
掲示されましたのでお伝えします。
メッセージボードには、
1年前、2年前の自身の行いが価値づけられており、
生徒のみなさんは
改めて自分の何気ない行動への価値づけを振り返ってみて、
くすぐったい気持ちになるんじゃないかなって思いました。
価値づけられた内容を見てみると、
生徒のみなさんの何気ない光景が浮かんできます。
それと同時に、
教員の価値づけの真意が垣間見え
とってもあたたかい気持ちになりました。
何気ない行動(本人にとってはあたり前の行動)の価値づけって
その生徒の考え方(やあり方)を認めることそのものであり、
価値づけられた生徒はとってもアガりますよね。
(価値づける側も
見ようとしないと見えないものが見えたことで
実はとってもアガるのですが・・・)
3年後を見据えてシートのコピーをあたためていた
担当者の意識の高さもステキやなって思いました。
全校卒業式に向けて【3月6日】
本日4時間目に2年生、5時間目に1年生が
全校卒業式*に向けた学年練習を実施しました。
*全校卒業式
本校の卒業式は、体育館の広さやパイプイスの数に限りがあることから
卒業生のみなさん、その保護者のみなさまと一部の1・2年生のみが参列していたが、
今年度は、例年卒業生のみで実施していた予行に、1・2年生が参加し、
「全校卒業式」として、卒業生へのお祝いの気持ちを伝え、
一中の伝統を引き継ぐための儀式として実施するもの。
(2年生の練習の様子)
はじめに学年の先生が
全校卒業式を実施する意図、意義を説明します。
生徒のみなさんは、
背筋を伸ばしつつ、
中学校の卒業式のイメージを膨らませながら、
話を聞いていました。
(1年生の練習の様子)
1・2年生は一中の卒業式がどのようなものか
まったくわからない中での練習でしたが、
学校行事や部活動でお世話になった先輩の門出をお祝いする会に
参加する意義を感じつつ取り組んでくれていました。
全校卒業式は
生徒のみで来週木曜日に実施します。
卒業式練習が始まりました【3月5日】
本日3,4時間目、
3年生が卒業式に向けた練習を開始しました。
練習の開始に先立ち、
学年主任から
3年生に卒業式を迎えるにあたって
学年の先生の思いが語られました。
3年生のみなさんは
背筋を伸ばしています。
まだ先と思っていた卒業式が
もうすぐであることを実感しているかのようでした。
その後、
式の流れの確認と、
合唱練習を行いました。
初回の練習ではあったのですが、
3年生の底力を思い知ったことがありました。
それは合唱です。
気持ちが乗った歌声に
胸が揺さぶられました。
歌が持つ力ってすごいよねって
改めて感じた瞬間でした。
当日はもっと気持ちが乗った歌声が
体育館に響きます。
楽しみなようで、早く来てほしくない、
複雑な気持ちになりました。
卒業式に花を添える【3月4日】
来週金曜日が卒業式です。
卒業式だけでなく、
学校行事に欠かせないのが
正門に掲げる立て看板です。
例年、「卒業式」とレタリングをした立て看板
を使用していましたが、
今年度は、
3年生の生徒が筆で書いた立て看板を掲げます。
本日昼休み、
模造紙に書をしたためてもらいました。
(入学式バージョンは1・2年生に書いてもらいました)
一文字書き上げるたび
深く息をつき、集中力を研ぎ澄まします。
1画目から最後まで
呼吸をするのを忘れてしまうくらいの
静寂の中で筆が進んでいきました。
最後の一文字を書き上げたその生徒は
床に手をつき、短距離走を走り終えたかのように
荒く呼吸をしていました。
その様子から
一文字一文字に込められた思いの大きさが伝わってきました。
卒業生の門出に花を添える立て看板って
とってもステキですよね。
当日は、この立て看板が卒業生と保護者のみなさまをお迎えします。
立て看板の前での記念撮影を楽しみにしていただければと存じます。
調理実習を行いました(3年生)【3月3日】
本日4時間目、校内を歩いていると、
どこからともなくとってもおいしそうな香りがしました。
香りに誘われて、歩いていくと、
3年生が調理実習をしていたのでした。
内容は、防災の視点でアレンジされたレシピのミネストローネです。
できるだけシンプルに、
できるだけ洗い物を少なく、
それでいておいしく体があたたまるもの。
そんなレシピがあるの?っていう条件が並びますが、
その条件を見事にクリアしたミネストローネでした。
調理の様子を見ていると、
袋に食材を入れて、
袋ごと湯煎をするだけのシンプルさ、
でもみんなでするとなんだかとっても楽しいんです。
もうクラスメイトといっしょに何かをすることができるのも
10日をきりました。
クラスメイトと
「みんなで何かをするのが楽しい」を実感できるのもあとわずかです。
語る会(クラスミーティング)【2月28日】
2月が終わります。
3年生のお昼休みも今日が最後です。
教室で食べる最後の昼食の時間を
見に行ってみました。
教室には
3年生の先生のリクエスト曲が流れ、
最後のひと時を楽しい雰囲気で過ごしていました。
5・6時間目は各クラスで語る会(クラスミーティング)
を実施しました。
語る会では、
各クラスで自分自身のことをクラスメイトに語りました。
自分のことをこんなに真剣に語る機会って
なかなかないですし、
自分のことをこんなに真剣に聞いてもらう機会も
なかなかないことだと思います。
受け止めてもらえる安心感のあるクラス集団だからこそ
成立する取組みなのかなと思いました。
教室の近くに行ってみると、
時折拍手が起こり、
担任の先生が思いを伝える声が聞こえてきました。
放課後、3年生に感想を聞くと、
自分の話を真剣に聴いてもらえてうれしかった。
クラスメイトが真剣に語る姿を見て涙があふれた。
とってもいい時間を過ごせましたと教えてくれました。
クラスメイトとのつながりを改めて確認する
貴重な機会となったようです。
中学校生活最後の学年レク【2月27日】
本日は1・2年生の学年末考査2日目、
午後は3年生しかいません。
職員室にいると校舎内はとっても静かです。
そんな午後の時間に
校舎内が生徒のみなさんの弾んだ声に包まれました。
3年生の学年レクが始まったからです。
レクの内容は、
クラスの生活班を1グループとして
与えられた問題を解き、
その答えからさらに次の問題を探し、
最終的に、
校内の様々な場所に隠されたパズルのピースを探しだすというものでした。
この企画は各クラスのレク係のアイデアで、
卒業したら一中の校舎を歩くことはなくなるから、
この機会にみんなに一中の校舎を歩き回って満喫してもらいたい。
そんなねらいをもって考えてくれたのでした。
しばらくすると
パズルのピースを持った生徒が体育館に集まります。
最後のグループが最後のピースをはめ込むと・・・
1年生の体育大会後に撮影した
集合写真が浮かび上がったのでした。
4組担任から、
2年前の集合写真にまつわるエピソードが語られ、
同じ写真を今から撮りに行きましょうと声がかかりました。
あの時から2年、
成長した姿を改めて写真に残す
このこと自体に十分価値があると思うのですが、
体育館からグラウンドまで移動する、
同じ位置に並ぶ、
そんなことをしているうちに、
あの時は青団が優勝したっけ?とか
あの時こんな楽しいことがあったよねとか・・・
クラスメイトと、
その当時の「同じ景色」を思い浮かべながら
なんでもない会話をすることにこそ、
この写真撮影の価値があるのかなと感じました。
「何をするか」より「誰とするか」に価値がある
そんなことを感じつつ、
シャッターを切りました。
(筆者の時間の都合で並びきる前の写真です)
(2年前と同じアングルの写真は学年だより等でご確認ください)
ダンスプロジェクト2024【2月26日】
本日5・6時間目、3年生で
ダンスプロジェクト2024成果発表会が開催されました。
このプロジェクトは、
保健体育の授業でにおいて
クラス全体での創作ダンスをつくり
その成果を学年全体で共有するものです。
各クラス、
舞台袖から登場すると、
舞台上、フロアすべてを使って
各クラスが考えたダンスが披露されました。
クラスでつくりあげた作品を見ると、
クラスの一部が主役ではなく、
ダンスの中で、
クラスの一人ひとりが主役になれる瞬間が
ちりばめられたつくりになっています。
そんなところからも
ダンスをつくることが目的ではなく、
ダンスという課題をとおして、
クラスメイトがときにはぶつかり、対話し、
つながることを目的としている授業者の意図が透けて見えました。
鑑賞する姿勢もとてもすばらしく、
みんなで一つのものをつくりあげることの
楽しさと苦しみを知るもの同士
他クラスへの敬意が感じられる鑑賞態度でした。
みんなで何かをするのが楽しい
残り少ない中学校生活の中で
クラスメイトとのつながりを
改めて感じる取組みとなったようです。
あと10日【2月25日】
先日、3学期始業式を実施したと思っていたのですが、
2月がもう終わろうとしています。
今週発行予定の
3年生のあるクラスの学級通信を見せていただいたのですが、
その通信の見出しに
「卒業まであと10日です。」
とありました。
卒業式まであとわずかですよね
わかってはいましたが、
3年生が登校するのがあと10日と数字で見ることで、
卒業までの時間の短さを思い知らされました。
3年生のみなさんは、
これまでの学校生活でをとおして、
今後の人生に彩りをもたらしてくれるであろう
親友と呼ぶことのできる友人
(や信頼できるおとな)
に出会ったのではないでしょうか。
そんな友人と同じ景色を見て、
なんでもない会話をしてきましたよね。
おそらく
そんな、一見、意味なく過ごした時間こそ、
5年後、10年後に振り返った時、
「青春」と呼ぶことに気づくのかなって感じます。
みなさんの人生には、これからも様々な出会いが待っていますが、
このメンバーで、同じ空間で、同じ時間を過ごし、
その価値を共有できるのはあと10日間
(明日から数えるとあと12日間)だけです。
明日も何かの中学校生活最後の○○を迎えると思います。
一中での出会いをかみしめる10日間になればいいな
学級通信を読み、
そんなことを考えました。
ネットリテラシー講演会を実施しました【2月21日】
本日、19時より校区3校PTA主催ネットリテラシー講演会を実施しました。
今回は、茨木少年サポートセンターから講師をお招きしました。
はじめに、中学生年代の犯罪の傾向について、
具体的な数値を根拠にお話がありました。
その後、スマホを介した犯罪被害の手口について
具体的に説明があり、
あわせて、「被害に合わないために」として、
今すぐできる対策について教えていただきました。
被害者にならないために、また、加害者にならないために
スマホを上手に使うために、スマホとの付き合い方
スマホを中心として様々な視点でお話がありました。
また、スマホのリスクを理解し、
正しく恐れて使うことがたいせつと話され、
最後に、児童生徒へのメッセージとして、
困ったことがあったらおとなに相談してください。
それは恥ずかしいことではありません。
自分で解決しようとしないでください。
と締めくくられました。
ご参加いただきました保護者のみなさま、地域のみなさま
本日は遅い時間にご参加いただきありがとうございました。
今回の講演が、お子さまと話し合うきっかけづくりになれば幸いです。
茨木少年サポートセンターのみなさん
本日はお忙しい中お越しいただき、
また、貴重なお話をいただきありがとうございました。
摂津市に未来提案【2月20日】
先日、2年生のキャリア学習(クエストエデュケーション)の
取組みについてお伝えしましたが、
3年生の社会科でも
地方自治と住民参加という単元のまとめで、
「地域活性化に向けた企画書」を作成しました。
その成果物が3年生のフロアに掲示されましたのでお知らせします。
内容を見てみると、
現実的な提案から
おとなの常識の枠から大きくはみ出した提案まで様々です。
どの提案も
自身が住まう摂津市を住みよい場所、住みたくなる場所にするために
という願いが透けて見えます。
人口を増やすことを目的とするのではなく、
世代間のつながりを深めて市民が仲良くなることを目的とするもの
いまだ実用化されていないプロジェクトを周知することで
企業誘致につなげるもの
一見、奇抜ではあるけれど、
摂津市のめざすべき方向性のひとつとして
ある種本質を突いた
クリティカルな提案が並んでいます。
答えのない課題に対して
中学生の自由な発想と、実現可能なこと
そのバランスを考えたステキな作品に仕上がっていました。
こちらの成果物
市教育委員会事務局学校教育課のみなさまのご厚意により、
行政のプロフェッショナルである市役所の方々の
指導助言をいただけることになりました。
今後、続報をお届けする予定です。
クエストカップ2025の本選出場が決まりました【2月18日】
2年生が総合的な学習の時間において、
1年かけて探究したクエストエデュケーションの取組みですが、
その成果物のコンペである
クエストカップ2025*の本選出場が決まりました。
*:クエストカップ2025
教育と探求社のプログラム「クエストエデュケーション」に取り組む
中高生が成果を社会に発信する学び合いの場です。
20回目となる今大会のテーマは「Liberty(リバティ)」 。
「企業探究」「進路探究」「起業家」「社会課題探究」「地域探究」の
5部門計8プログラムが3日間の日程で開催されます。
第一線で活躍する方々が、作品を審査、講評します。
(クエストカップ2025webサイトより)
決定を受け、
昨日の朝の連絡の時間に
2年生で壮行会を行いました。
学年主任から
出場を決めたのは、
日清製粉グループの企業探究を行った「ケセラン・パセラン」です。
と紹介があると、
2年生からは自然と拍手が沸き起こりました。
その後、ケセラン・パセランのメンバーから
決意のことばが語られました。
ケセラン・パセランが取り組んだ
日清製粉グループの探究テーマ(Mission)は
「『失われた本能』が求める食の未来をつくる
日清製粉グループのプロジェクトを提案せよ!」
でした。
ケセラン・パセランのメンバーは
いかようにでも捉えられるこの探究テーマに
「Free cook」という作品を
中学生としての納得解(最適解)を提案しました。
(大会終了後、クエストカップ2025webサイトで
大会当日の動画がアップされるとの記載があります。ぜひ確認ください。)
全国の中学校と高等学校からの応募に対して、
本選に出場できるのはわずか8グループのみ
本選出場メンバーを見ると、ほとんどが高校生です。
そんな中に摂津の公立中学校が名前を連ねるって
とっても誇らしいです。
そんなケセラン・パセランのメンバーは22日(土曜日)に
法政大学市ヶ谷キャンパスで
中学生の本気の探究を披露します。
こども園、小学校とコラボした垂直避難訓練を実施しました(2年生)【2月17日】
先週金曜日、2年生の防災学習の一環で、
こども園、小学校とコラボした垂直避難訓練を実施しました。
訓練では、はじめに、
中学校の防災設備の位置について説明を行い、
避難経路を確認しました。
説明が終わると
いよいよ中学生が幼児(児童)と手をつないで避難を開始します。
中学生が腰をかがめてあいさつをした後、
幼児(児童)と手をつなぎます。
有事を想定しての避難訓練ではあるけれど、
とってもあたたかい雰囲気で3階まで避難することができました。
避難を終えた、幼児(児童)と中学生で
仲良くなるために少しだけゲームをして訓練終了となりました。
帰り際に「幼稚園までいっしょに帰ろーよ」とせがまれ、
満面の笑みで門まで手をつないでついていく姿を見て、
今回の取組みは、
防災の視点で必要なプログラムではあるけれど、
人とのつながりを実感するという点でも重要な取組みだったよねと感じました。
生徒のみなさんは
本取組みをとおして、
有事の際の共助のたいせつさを実感したようでした。
そして、共助を実行するためにまず、
自分の命を守ることがたいせつであることも
あわせて確認する機会となりました。
職業講話を実施しました(1年生)【2月14日】
本日5、6時間目、企業にお勤めの方、弁護士、公務員、保育士、会社経営者等
様々な分野から11人のゲストティーチャーをお招きし、職業講話を実施しました。
今回は事前学習で、将来の「なりたい自分」を描き、
そのなりたい自分に近づくために、
どのゲストティーチャーからお話を聞くべきか考えたうえで、
自身が希望したゲストティーチャーのお話を聞いてもらいました。
ゲストティーチャーから
なぜこの職業についたのかについてお話を聞いた後、
生徒のみなさんから質問が投げかけられます。
働くとはどういうこと?
働きがいは何? などなど
中学生の視点でのさまざまな質問に
その道のプロとして「本気」で答えていただきました。
(素朴な疑問にも丁寧に答えていただきました)
生徒のみなさんは
真剣なまなざしで、
うなずきながらメモを取っていました。
お話を聞いて、
働くということについて
中学生なりのイメージを持つことができたようでした。
乗り入れスクールを実施しました【2月12日】
月曜日の5、6時間目、味舌小学校、摂津小学校の6年生を迎えて
乗り入れスクールを実施しました。
お迎えからお別れの挨拶まで、
全て生徒会執行部のみなさんに担ってもらいました。
初めて入る中学校の教室で
6年生のみなさんの後ろ姿からは緊張が感じられましたが、
生徒会のお姉さん、お兄さんの言葉かけによって、
抱いていた不安が、憧れや期待に変わっていくのが見て取れました。
部活動見学では、元気に一中生にあいさつを返し、
先輩たちと笑顔で話をしている姿が見られました。
寒い中、本校まで引率していただきました、
両小学校の先生方ありがとうございました。
私立入試【2月10日】
本日は私立入試当日です。
ほとんどの3年生が
私立入学試験に臨みました。
3年生の先生方は、
そんな特別な日に直接声をかけて
安心を届けたい
そんな思いで
朝早くから近くの駅の改札口まで、
入試に向かう3年生に声をかけに行ったのでした。
午前に
生徒のいない3年生のフロアに行ってみると・・・
こんなステキな掲示物を見つけました。
1・2年生から3年生へのメッセージです。
メッセージを読んでみると・・・
入試に向かう3年生へのエールだけではなく
3年生への感謝を伝えるもの
体調を気遣うもの などなど
3年生へのエールが綴られています。
後輩のあたたかい思いのこもったメッセージは、
入試を控え、
少なからず不安な気持ちがある3年生にとって、
背中を押してくれる力強いエールになりますよね。
今日の入試は個人戦ですが、
進路選択(入試)の過程は団体戦です。
これまで自身を支えてくれた方々の思いを感じつつ、
平常心で試験に臨んでくださいね。
余談ですが・・・
3年生のどの教室を見ても机イスが整然と並べられ、
なんとなく清々しい気持ちになります。
こんなあたり前も一中の伝統なのかなって
そんなふうに思いました。
私立入試直前【2月7日】
3年生は来週月曜日が私立入試です。
今日はまさに入試直前の授業でした。
私立入試前の最後の授業を見に行ってきました。
もしかしたら、
生徒のみなさんは、個々に入試対策問題を
黙々としているのかな・・・
なんて考えつつ、3年生の教室に行ってみたのですが、
そんな心配は無用でした。
それぞれの教室では、
教科担当の先生が生徒に語りかけ、
その問いについて生徒同士で話しあっていたのでした。
入試前だとしても、
一中でしかできない(家で一人でできない)学びのスタイルを継続する。
学年の先生方の思いが透けて見えました。
入試当日は個人戦でも、
それまでの過程は団体戦
そんな思いが授業の様子や生徒のみなさんの振る舞いからも
感じることができて
とってもあたたかい気持ちになりました。
3年生のみなさん
週末は体調管理を最優先に過ごしてください。
12日水曜日にみなさんのステキな笑顔を見に行きますね。
人権講演会【2月6日】
本日1・2年生で性の多様性に関する講演会を実施しました。
開催の目的は、LGBTQ(性的マイノリティ)について
正しく理解することで、当事者に対する偏見や
日常に潜む差別的な言動についての感度を高めること。
さらに、当事者からお話を聞くことで、セクシャリティ、
ジェンダーに対する認識を深め、共生への意識につなげることとしています。
講師の先生から、
自己紹介があった後、
社会に存在する見えない壁について
紙芝居という媒体をとおして
生きづらさを感じるエピソードや現行の制度と現実の差が語られました。
当事者として、生きづらい社会であることを嘆くのではなく、
そんな社会を少しでも自分らしく生きていこうとする
(むしろ、そんな社会的な障壁を笑い飛ばすくらいの)
講師の先生の芯のとおった力強さ(決意)を感じる1時間でした。
本日はご講演いただきありがとうございました。
楽しみにしていること【2月5日】
今朝は今季最強クラスの寒波の影響で
朝から冷たい風が吹いています。
筆者は毎朝校舎のカギを開けて回るのですが、
じつは、毎朝楽しみにしていることがあるんです。
それは何かというと、
生徒玄関の扉を解錠するとき、
キレイに揃えられているスリッパを確認することなんです。
今朝見てみると、
全学年がキレイに揃っていたのでした。
(その光景を見て思わずシャッターをきりました)
スリッパを自分の下足箱に揃えて入れる。
あたり前といえばあたり前のことのようですが、
習い事があるから早く帰りたい
早く部活に行きたい
友達を追いかけないと・・・ などなど
様々な理由で下足場を
かけあしで通り過ぎる生徒が多数いる中で、
この状態が保たれていることは
あたり前ではかたづけられない
『あたり前』なのかなと感じています。(ややこしいですが)
このあたり前が維持できているのは、
これまでお家の方が、
玄関で靴を揃えて脱ぐことの意味や価値についてお話いただき、
そのことをお子さまが理解して
ここまで成長してきたからなんだと思います。
日常のあたり前が、
保護者のみなさまにも支えられていることを
とてもありがたく感じました。
これからも
一中生の日常のあたり前に気づき、
そのあたり前を発信してまいります。
保護者のみなさま
いつもありがとうございます。
成果発表会【2月4日】
昨日6時間目の総合的な学習の時間で、
成果発表会がおこなわれました。
3年生は、1学期末から「グローカルキャリア」として
探究的な学習に取り組んできました。
SDGsの17の目標を土台となるテーマとし、
その目標がどのような社会課題の解決をめざしたものなのか、
その問いの課題解決の方法について探究活動を行いました。
3学期は、
その探究活動の成果を
小学校低学年の児童に伝えることを
次のゴールとして
探究成果を紙芝居にまとめなおす
取組みを進めていきました。
伝えたい情報がたくさんある中で
どの部分にフォーカスするのが望ましいのか、
クループ内で対話を重ね、
数枚の紙芝居を完成させました。
今回はその成果発表会です。
各グループがクラスメイトに
紙芝居を披露します。
クラスのみんなは小学校低学年の児童になりきり、
紙芝居を見ていました。
取組みをとおして、
伝えたい情報を精査することの難しさや
(おおげさですが)継承することのたいせつさに
気づくきっかけになったようでした。
修学旅行・進路説明会を実施しました【2月3日】
本日16:00より、2年生保護者対象の修学旅行・進路説明会を実施しました。
お忙しい時期での実施とさせていただきましたが、
多数の保護者の皆様にお越しいただきました。
説明会の冒頭に、学年主任より、
学年の様子が伝えられました。
意識調査(生徒アンケート)の数値、
クエストエデュケーション(キャリア学習)の
生徒アンケートのビフォー・アフターや生徒の声 などなど
複数の視点で学年のようすを客観的に分析した内容を説明し、
そして、
学年主任の思いとして、
1年後の育てていきたい生徒像が語られました。
その後、修学旅行・進路に関する説明については、
現時点での最新情報をお届けさせていただきました。
保護者のみなさまにおかれましては、
寒い時期の開催とさせていただきましたが、
多数ご参加いただきありがとうございました。
いじめ予防プログラムを実施しました【1月30日】
本日1時間目にいじめ予防プログラム「TRIPLE-CHANGE」*を実施しました。
*いじめ予防プログラム「TRIPLE-CHANGE」
公益社団法人 子どもの発達科学研究所が開発したプログラム
「TRIPLE-CHANGE」とは、
1.間違った考え方や思い込みを正しい知識に変える「考え方を変える」
2.いじめに直面した時どう対応したらいいのか考え実行する「行動を変える」
3.全ての人にとって居心地の良い集団をつくる「集団を変える」
この3つの変化を子どもたちに起こし、
いじめが起きにくい学校風土をを創ろうとするもの。
今回は3回シリーズの3回めの授業です。
(これまでに学習した内容が教室に掲示されています)
これまでの2回で学んだことを活用し、
具体的な事例を読みグループで
「いじめの芽」を見つけ出します。
そして、
そのいじめの芽に対してどのようにはたらきかけたらよいか
についてディスカッションが行われました。
エピソードから「いじめの芽」を見抜く話し合いをとおして、
全ての人にとって居心地の良い集団とは?
ひとりぼっちを作らないためには? など
クラス集団としての質を高めていくためにどうすべきか
前向きな対話が行われました。
中学校生活最後のつどい【1月29日】
本日はつどいの実施日です。
5時間目の授業後、全校生徒が体育館に集まりました。
3年生にとっては中学校生活最後のつどいとなりました。
校長先生からは
クリーン大作戦の取組みについての話があった後、
一中生の日常の「利他」の行動について
価値づけるお話がありました。
部活動等の表彰では、
たくさんの部活動の活躍が共有され、
冬休みのチャレスタコンテストの優秀作品の作者に
賞状が渡されました。
賞状が渡されるたびに
会場からは温かい拍手が贈られました。
賞状をとることが目的ではないのですが、
これまでの努力の積み重ねが
賞状という形で可視化されるって
部員のみなさんにとっては次へのモチベーションになるよねと
会場から贈られる温かい拍手を感じつつ
そんなことを考えていました。
3年生にとっての
「中学校生活最後」はまだまだ続きます。
3年生学年末考査最終日のできごと【1月27日】
24日金曜日は3年生の学年末考査最終日、
3年生は中学生活最後の定期考査を終えました。
試験終了後、
生徒のみなさんからは
「やっと終わった~」という安堵の声が聞こえてきました。
多くの生徒にとって、次の大きな試験は私立入試となります。
入試当日は個人戦でも、
その道のりは団体戦です。
クラスメイトとのつながりを感じつつ、
努力を積み重ねてください。
余談ですが・・・
3年生の試験終了後、
正門を開けに行ってみると、
すでに3年生2人が正門のわきにある小さな扉を開けて
3年生を送り出していたのです。
正門のかんぬきをはずし、正門を開けつつ、
その2人に、
誰かお友達を待ってるの?と問いかけると、
「いえ、3年生が通るときに一人ひとりが
この扉を開けなくて済むように開けています」とのこと。
意外な返答に、
正門を開けかけていたのをやめ、
も一度締め、
じゃ、いっしょに見送るねと
その2人といっしょに3年生を見送ったのでした。
扉を持ってくれていた2人にありがとうと伝えて、
筆者が正門を開けて、立っていればよかったのですが、
その2人の気持ちがとってもうれしく、
その思いをたいせつにしたくて、
いっしょに見送ったのでした。
その心遣いがしみました。
誰かのために行動してくれてありがとう。
ダイレクトロード(2年防災の取組)【1月24日】
本日5・6時間目、2年生防災の取組で
ダイレクトロード*を実施しました。
*:ダイレクトロード
カードゲーム型の防災訓練教材で、
参加者には、特別な防災知識や事前学習などは不要であり、
チームで協力して災害対応をシミュレーションします。
災害対応に必要な行動や考え方を、ゲームをとおして、
参加者同士が協力して修得します。(神戸市役所webサイトより)
今回は、阪神淡路大震災のエピソードが盛り込まれた
「内陸の町」バージョンを使用しました。
生徒のみなさんは6人班にわかれ、
担任の先生が進行役になり、
ダイレクトロードが進行していきます。
設定された時間が経過すると、
進行役が、災害想定を表示します。
生徒のみなさんは
その災害への解決策を考え、
指示書として紙に落とし、指示を出します。
時間をかけて考えると、
つぎに設定されている災害が発生し、
対応ができなくなります。
災害に対して短時間で状況をイメージし、
対話をとおして意思決定することが求められます。
災害想定が表示されるたび、
身を乗り出して、災害対応について話し合っていました。
生徒のみなさんは、
ダイレクトロードで災害対応の知識を得るとともに、
対話の大切さを改めて感じたようでした。
新入生説明会を実施しました【1月23日】
本日、新入生保護者説明会を実施しました。
年始のお忙しい時期での実施とさせていただきましたが、
多数の保護者の皆様にお越しいただきました。
資料に沿って、学校生活、進路等、
各担当から、様々な内容について説明いたしました。
(入学前ではありますが、
中学校卒業後の進路選択のお話までさせていただきました。)
新入生保護者のみなさま
お忙しい中お時間をつくっていただきありがとうございました。
余談ですが、
今回の説明会の会場準備を
1年生3・4組の生徒のみなさんにお願いしました。
(片づけはバレー部、バスケ部のみなさんにお願いしました。)
生徒のみなさんは、
テキパキとシートを引き、パイプイスを並べていきます。
指示どおりに動くだけでなく、
生徒同士で会話しつつ、
より効率の良い方法、仕上がりがキレイになる方法を考え
行動してくれました。
「考えて行動する」
なんてステキな言葉の響きなのでしょうなんて思っていると、
さらに、うれしい驚きを感じる瞬間を目撃しました。
それは、ほぼ会場準備ができたタイミングでした。
ある生徒が、
シートの上を歩く人がつまづかないようにと
シートの端を内側に折り込んでいたのです。
使う立場になって使いやすいように工夫するってステキですよね。
そんな温かい心配りができる一中生が
とっても誇らしく感じました。
チャレスタコンテスト【1月22日】
冬休みの自主的な探究的な学び(チャレスタ)の成果を
価値づける
チャレスタコンテストが開催されています。
各クラス予選でクラスの代表作品が選出され、
20作品が本選にエントリーしました。
応募作品を見てみると、
それぞれの興味関心や教科で学んだ内容から
様々なテーマで探究の種を見つけ、
みなさんなりの問いを立て、
探究のサイクルを回しています。
これから生徒会委員会のみなさんにより
興味関心部門(作成者の興味関心に基づいたテーマ設定を探究している)と
教科部門(作成者が授業等での学びをテーマとして探究している)の
2つの視点で審査が行われます。
いずれのエントリー作品も
内容が研ぎ澄まされていて、
視覚的にも工夫がされていることから
接戦が予想されます。
27日に投票結果が集計され、
29日のつどいで表彰式が行われます。
一中美術館【1月21日】
本日、校舎内を歩いていると、
3年生国語科の書道作品が掲示されており、
その一角が、一中美術館になっていました。
3年生の令和7年の書初めです。
書を見ていると、
繊細さ、力強さ、やさしさ、勢い・・・
生徒のみなさんの
さまざまなこころの内を感じることができます。
進路選択という人生の中でも
トップ10にはいるであろう大きなできごと前に、
生徒のみなさんは
様々な心境で半紙に向き合ったんだなって感じられます。
書をとおして
生徒のみなさんの心境を共有するって
ステキな取組みですよね。
改めてみなさんの書を見ると
これからの進路選択に真摯に向き合おう
そんな決意が透けて見えました。
クリーン大作戦を実施しました【1月20日】
19日日曜日、
一中校区クリーン大作戦を実施しました。
クリーン大作戦は、
例年、1年で最も寒い時期の実施となるため、
1週間前から天気予報をドキドキしながら見ていたのですが、
そんな心配は不要でした。
一中にはあたたかい陽ざしが降り注ぎ、
絶好のクリーン大作戦日和となりました。
9時30分から各地点から清掃活動が始まります。
10時を過ぎたあたりから、
清掃活動を終えた地域のみなさまが一中に到着し始めました。
参加いただいたみなさんにより、
拾われたごみが分別され、カゴに集められていきます。
わずか1時間半でトラックの荷台が満載になるほどのゴミが集まりました。
地域のみなさま
クリーン大作戦にご参加いただきありがとうございました。
余談ですが・・・
今回は400人を超える方々にご参加いただきました。
一中に戻ってくる方々を見ると、
ごみ袋を持ち、談笑しながら歩いておられます。
通学路がキレイになることはもちろんなのですが、
地域のみなさまが清掃活動をとおして、
つながりを改めて確認する機会になっていることを
とてもうれしく感じました。
お忙しい中とは存じますが、
今後も一中校区地域教育協議会の取組みに
お力をお貸しいただければと存じます。
ありがとうございました。
公開研究授業【1月17日】
本日5時間目、
1年生6クラスで特別活動の公開研究授業を実施しました。
教育委員さん、市教育委員会事務局学校教育課指導主事、
一中校区小学校の先生方など多くの方々にお越しいただきました。
活動内容は、
ニーズカード*を用いて自分自身の内面の感情や願いを
文字として知ること、
また、そのことをグループ内の生徒に伝え、
受け止めてもらうことで、
生徒同士のつながりを実感するものでした。
*ニーズカード
NVC(非暴力コミュニケーション)の概念を元にして
考えられたカードであり、さまざまな感情や願いが
文字で表現されており、自分の内面と近いカードを選ぶことで、
他者と感情や願いを視覚的にも共有することができ、
自身の感情や願いに焦点を当てたコミュニケーションをとることができる。
小学校でお世話になった先生が教室に入ってくると、
小学校の先生方が生徒のみなさんに
笑顔でアイコンタクトを送ります。
それを感じた1年生は
照れくさそうな表情で応えます。
その表情は懐かしいような、ホッとしたような
さまざまな感情が表れており、
小学校で育まれた
先生との絆の強さを垣間見たような気がしました。
授業の後、各校の先生方で意見の交流が行われました。
本日はお忙しい中お越しいただきありがとうございました。
緊急地震速報を活用した避難訓練【1月15日】
本日放課後、緊急地震速報を活用した避難訓練を実施しました。
生徒のみなさんには、今週避難訓練を実施しますとだけ伝え、
具体的な訓練実施日、実施時間を伝えていませんでした。
先生方が、事務連絡の放送をするたび、
職員室前にいる生徒同士で「避難訓練が始まる放送ちゃう?」
という会話が聞こえてきます。
5時間目終了のチャイムが鳴った1分後、
授業を終えた先生方が教室を出たタイミングで、
避難訓練開始のアナウンスがあり、緊急地震速報のアラームが流れました。
緊急地震速報を聞き、
生徒のみなさんはそれぞれの場所で身を守る行動をとりました。
アラームの後も、身を守る姿勢のまま放送での指示を聴き、
この後どうすべきなのか、一人ひとりが考えているようでした。
その後、避難の指示をうけ一斉にグラウンドに避難しました。
生徒みなさんの避難の様子を見ていると、
教室に先生がいないクラスも生徒自身が考えて行動しており、
避難の動線が重なった際も、
上階の生徒が避難するのを待ち、その後に避難するクラス、
別のルートで避難するクラス、
それぞれがスムーズにグラウンドまで移動できる経路を
生徒自身が選択し、避難していました。
訓練の後、各クラスで振り返りが行われ、
改めて地震が起きたときの行動、避難経路等の確認が行われました。
2年生防災学習【1月14日】
本日6時間目、2年生の総合的な学習の時間を参観に行きました。
3学期の取組みテーマは、「防災」です。
今日は、
防災についてのクロスロード*を実施しました。
*クロスロード
「クロスロード」とは、『重大な分かれ道』『人生の岐路』という意味があり、
「人数分用意できない緊急食料をそれでも配るか否か」など
難しい判断に迫られる状況を疑似的に体験することで、
災害対応を自らの問題として考え、
様々な意見や価値観を共有することを目的としている。
担任の先生から
どちらも選ぶことが難しい
2択の質問がなげかけられます。
生徒のみなさんは
自分の答えを持ったうえで
質問に対する答えを選択します。
その後は選択した根拠を共有しました。
対話することで、相手の思いを知り、納得する。
そんな営みが繰り返されます。
生徒のみなさんのやり取りからは
自身の意見を通すためではなく、
自分の思いを伝えたい、
そんな思いがにじみ出ています。
本時のねらいが達成された瞬間でした。
一中健康おみくじはじめました【1月10日】
今季最強クラスの寒波により、
冷え込みが厳しく、時折、雪が降る天候で、
廊下を歩いていると、靴底から冷たさが伝わってきます。
そんな廊下を歩いていると、
こんなステキなイベントを見つけました。
一中健康おみくじです。
この取組みのねらいは、
おみくじをひいてもらい
楽しみつつ、自身の健康について
考えてもらうきっかけとしてもらいたい
というものです。
筆者も令和7年最初のおみくじをひいてみると・・・
小吉でした。
生徒のみなさんも
自身の健康について考える機会として
一度おみくじをひきにきてみませんか。
実力テスト、チャレンジテストを実施しました【1月9日】
本日、1・2年生が中学生チャレンジテスト、
3年生が実力テストを実施しました。
年始早々の日程でしたが、
生徒のみなさんは、準備万端
落ち着いて試験に臨みました。
試験の合間の休み時間に
3年生の教室に行ってみると、
生徒のみなさんは、思い思いに
自分の時間を過ごしていました。
先ほどのテストの答え合わせをする人
次のテストの復習をする人
苦手な教科の復習をする人
過ごし方は
それぞれではあるけれど、
クラス全体で、
テストに臨む一体感みたいなものを感じました。
(図らずも、
クラスのまとまりを感じる瞬間になりました。)
生徒のみなさん
テストの実施おつかれさまでした。
3学期始業式【1月8日】
本日は3学期の始業式です。
最低気温が0度に迫るような
寒い朝でしたが、
(3階の渡り廊下にあった小さな水たまりには氷がはっていました)
生徒のみなさんは元気にあいさつをして
正門をくぐっていきます。
正門にいると、
生徒のみなさんから
たくさんのエネルギーをもらうことができます。
一中の日常が戻ってきました。
登校後、
各クラスでは、クラスメイトが久々の再会の喜びを分かち合いました。
その後、3学期の始業式、部活動等の表彰を行いました。
ステキな掲示物【1月7日】
本日も朝から冷たい風が吹き、
誰もいない廊下を歩いていると、
床から寒さが伝わり、より寒さを感じます。
階段を上り、教室フロアまで行くと、
一中ってステキやなって感じます。
なぜかというと、
生徒の息づかいを感じる
たくさんの掲示物に出会うことができるからなんです。
掲示物からは、
生徒のみなさんの
ひらめき、斬新なアイデア、地道な努力・・・
様々なことを感じることができます。
掲示物を見て、
生徒みなさんのこだわりを見抜き(感じ)
価値づけることのできる一中であり続けたいなと
改めて感じました。
明日から3学期が始まります。
令和7年最初の更新です【1月6日】
本日は朝から冷たい雨が降り続いています。
午前中に校舎内を一周してみると、
1年生のフロアにある掲示板が
更新されているのに気がつきました。
(12月に更新されていたのですが、
気づくのが遅れてしまいました。)
こちらの掲示板は1年生のフロアの真ん中に設置されていて、
学年の先生方の行事でのステキな姿を1年生に広げたい
そんな思いが形になった掲示物が掲示されています。
近くに寄ってみてみると、
体育大会、合唱コンクール
1年生がクラスや縦割り団のつながりを実感した
行事の様子が切り取られた写真でいっぱいです。
掲示物からは、
生徒のみなさんの一生懸命さが感じられます。
じっと見ていると、
それ以外にも、
生徒のみなさんの成長を願う
学年の先生方の思いが透けて見えました。
ステキな掲示物やなって思いつつ
掲示物に向けてシャッターをきりました。
保護者のみなさま
あけましておめでとうございます。
令和7年最初の更新です。
これからも一中生のステキな姿をお届けします。
定期的に確認いただければ幸いです。
更新日:2025年03月31日