一中ブログ

更新日:2024年05月01日

誰かのために【5月1日】

本日5時間目、3年生の教室前ろうかを歩いていると、
クラス全員が真剣にタブレット端末に向かっている教室を見つけました。

教室に入ってみると、
国語の授業で、前回学習した内容について
班のメンバーに説明するための資料を作成しているのでした。

作成した資料を班内で交流する際、
説明に自信がある人も、そうでない人も
あたたかい雰囲気で前向きな交流が行われていました。


そんな様子を見守っていると
ふと、教室の後ろの棚にめがとまりました。(写真)

3年生の教室には、生徒のみなさん一人ひとりに
教科のファイル等を保管するファイルボックスが割り当てられているのですが、
そのボックスがキレイに並んでいるのに気がついたのです。


おそらく、毎時間後、生徒のみなさんはそのボックスにファイルをしまい、
次の時間のファイルをとりだし、、、
と繰り返しているはずなのですが、ボックスがキレイに並んでいるのです。


固定されていないボックスが整列し続けている理由って、
生徒のみなさんがファイルをとったときに、
「ボックスの位置がずれたら、元に戻す」
というあたり前の行動を意識せずに行っているからですよね。


もしかしたら、ボックスがずれているのに気がつかない人がいても
隣のボックスを使った人がずれを直してくれている場面もあると思います。

整列しているファイルボックスを見つつ、
生徒のみなさんの「利他」の行動をたくさん想像しちゃいました。

授業の終わりに誰かのために行動する機会があるっていいなって思いました。


その無意識のあたり前を引き出すために、
担任の先生がクラスの生徒に対して、普段から投げかける、
あたたかい言葉を想像しつつ、
整列しているボックスに向けてシャッターを切りました。

 

整列しているボックス

 

 

理科室にて(1年生理科の授業)【4月30日】

本日5時間目、校舎内を歩いていると、

理科室から「見える!見える!」と元気な声が聞こえてきたので、

行ってみると



 

1年理科担当教員が理科室内を歩き、

生徒のみなさんの様子を温かく見守りつつ、

顕微鏡の使い方の実習が行われていました。


 

実習では、授業者はあえて見守ることに徹し、

質問が出ても、(あえて答えず)前時の学習内容を確認するよう促します。

 

生徒のみなさんは、班内のクラスメイトと話しをしたり、

前回のワークシートを見返したりして、

顕微鏡の基本操作を実習していました。


 

顕微鏡の操作がうまくいかず、

「見えへん、見えへん」と話す生徒に対して、

近くのクラスメイトから、うまく操作するコツが共有されます。

(「見えへん」と言っている生徒も、心なしか笑顔です。)


 

『うまくいかない』『わからない』

って言いやすいクラスってとってもステキですよね。


 

新たな出会いから約1か月

生徒同士のあたたかいつながりが透けて見えた瞬間でした。

 

教えあい基本技術を習得しています

 

 

図書室に行くといいことがあります【4月26日】

 

本日6時間目の時間帯に図書室に行ってみました。

 

図書室に入ってみると、

生徒のみなさんに人気の本が並べられています。


 

図書館担当の先生にお話を聴いてみると、

 

4月は、1年生がたくさん本を借りに来てくれます。

連休は開館しないんですか?と質問されたんです。

 

と1年生の知的好奇心に感心されていました。


 

ちなみに、現在、春の読書週間で、

連休中の開館はありませんが、5/10までは1人3冊まで借りることができます。

 

この機会に図書室で本との出会いを楽しんでください。


 

ちなみに、本を借りに来た生徒のみなさんは、好きなしおりが1枚もらえますよ。

 

人気の本がたくさん並べられています

 

本を借りると好きなしおりを1枚プレゼント

一流の中学生【4月25日】

本日11時過ぎ、職員室の電話がなりました。

 

電話にでると、大阪人間科学大学の先生からでした。


 

お話を聴くと、

本学の学生が自転車に乗車中に転倒、負傷した。

近くにいた一中ソフトボール部の生徒が対応してくれた。

感謝の気持ちを伝えたい。

とのことでした。

 

こちらも、ご連絡いただけたことに感謝の気持ちを伝え電話を切りました。


 

ソフトボール部の生徒に話を聴くと、

昨日はクラブOFFデイだったため、

ソフトボール部の生徒数人が近くの公園で自主練をしてたそうです。

 

雨が強くなってきたので、練習を切り上げようかと話しをしていた時に、

 

雨で濡れ滑りやすくなっているアスファルトで

自転車が転倒したのを目撃したとのことでした。


 

ソフトボール部の生徒たちは駆け寄り、声をかけ、

役割分担を行って救助にあたり、救急要請を行い、

けがをした方が、救急車で搬送されるところまで見届けたのでした。


 

ソフトボール部の生徒の行動ってとってもステキですよね。

 

困っている人を見つけたら、声をかける。

あたり前のことのようですが、

なかなかできないことだと思います。

 

もちろん、救急車を呼んで対応を引き継いだことはすばらしいことですが、

転倒してけがをされた方の不安な思いに寄り添い、

声をかけ続けたことにこそ価値があるのかなと思いました。

けがをされた方も心強かったと思います。


 

ソフトボール部の生徒に話を聴いたそのときも

当然のことをしただけですよという感じで淡々と答えてくれたんです。

一流のプレーヤーは中学生としても一流ですよね。

 

その謙虚さとってもステキですよ。


 

誰かのために行動してくれてありがとう

 

 

立会演説会【4月24日】

 

本日5時間目、体育館にて生徒会役員選挙立会演説会を実施しました。

 

生徒会活動を1日でも早く実施するため、

4月当初より選挙管理委員会の生徒のみなさんが活動を行い、

本日を迎えました。

 

候補者のみなさんは600人以上の生徒がフロアで見守る中、

自身の一中への思い、取組みへの熱意、公約について演説を行いました。


 

候補者のみなさんからは、

 

・あいさつのたいせつさ

・中学生としての自律

・生徒主体の取組みとして学年間交流の実施

・誰もが楽しく過ごせる学校づくり

・生徒のみなさんとともに成長する生徒会活動 などなど が語られました。

 

演説からは、一中での学校生活をより良いものにしていきたい。

そんな思いが透けて見えました。

 

フロアの生徒のみなさんは、

事前に配付された公報を見つつ、うなずきながら候補者の演説を聴いています。

その後ろ姿からは、候補者の思いを受け止めなければ

そんな候補者に対する敬意が感じられました。


 

(もちろん、)開会から閉会まで

(生徒会担当の先生の声は一言も聞こえず、)

選挙管理委員会のみなさんのみで会が運営され、

まさに、生徒主体の立会演説会となりました。

選挙管理委員会のみなさん候補者のみなさんおつかれさまでした。

 

 

生徒会の先生方の気配さえ感じなかった立会演説会を見て、

 

当日生徒に委ねるため、

担当の先生が選挙管理委員のみなさんと事前に取り組んだ多くの時間が透けて見え、

先生の気配が感じられないことの価値気づかされました。



 

余談ですが・・・

立会演説会の会場撤収を担当した先生が職員室にもどってきて、

『先生、体育館に公報が一枚もわすれられていなかったんです』

と教えてくれたのですが、、

 

これって生徒のみなさんが、生徒会役員選挙を他人事だと思っていない証ですよね。

 

先生のことばを聞き、

このような当たり前にスポットライトを当て、

価値づけることのできる一中でありたい(そうあらねば)と改めて感じました。

 

立会演説会

公報

(↑こちらが公報です)

 

 

温かい掲示物(作品)【4月23日】

本日は朝から雨模様

廊下が濡れて滑りやすくなっている場所がないか

校舎内を歩いていると・・・

 

まだ昨年度のものだと思うのですが、

たくさんの掲示物があるのに気がつきました。


 

よく見てみると、

生徒のみなさん(生徒会委員会?)の掲示物(作品)なのかな

と思うものが多く、作品から温かさを感じます。

 

生徒のみなさんの息づかいが感じられる掲示物って

見ている側も温かい気持ちに包まれますよね。

 

これから生徒会委員会・クラスの係のメンバーも決定し、

生徒のみなさん主体の取組が本格始動します。

 

これから今年度の生徒のみなさんの作品がたくさん掲示されるのが楽しみです。



 

余談ですが・・・

まだ体育委員会も始動しておらず、

お昼休みのボールの貸し出しができません、、

 

ボール貸し出しの棚に、こんな張り紙を見つけました(写真3枚目)

「ボール貸し出し禁止」って書かれていないところが

ステキやなって思いました。

 

その張り紙を見ていると、

『それなら、体育委員会が動き出すまで、

私たちが有志でボール貸し出しの管理・運営をしますよ』

そんな生徒のみなさんの声が聞こえてくるようでした。

 

生徒会委員会の掲示物

卒業生のメッセージボード

ボール貸し出しまで少しお待ちを

1年生が入部し、部活動が本格的にスタートしました【4月22日】

先週金曜日、クラブ編成を終え、

本日より1年生が本格的に活動に参加しました。

(土日に活動があった部活動は、本日は休養日となり、

練習は明日からスタートとなります)

 

1年生が新たに入部し、2・3年生の練習にも力が入っているようでした。


 

本日より2学期中間考査(9月中旬)まで、

部活動の最終下校時刻が18:30となります。

 

1年生が入部し、2・3年生も心なしか練習に気合が入っています

 

クラブ編成会議【4月19日】

本日放課後、各クラブのクラブ編成会議を行いました。

1年生は、12日のクラブオリエンテーション、仮入部を経て

本日を迎えました。

 

会場に行ってみると、

少し緊張した様子の部長が前に立ち、

新入生に活動の概要を説明していました。

 

説明が終わると、

部員全員で自己紹介大会が始まりました。

 

それぞれが名前と一言を話し、次に回します。

 

1年生は、少しすれば、自分の番が回ってくるため、

ドキドキしている様子が見て取れましたが、

 

上級生が楽しく自己紹介をしている様子を見て

だんだんと表情が明るくなり、

1年生も「よろしくお願いします!」と大きな声で自己紹介をしていました。


 

異学年の取組ってやはりステキですよね。

顧問の先生は見守っていますが、あえて声かけはしません。

 

先輩部員が緊張をほぐす雰囲気を生み出し、

1年生を歓迎するムードをつくる。

 

生徒主体の動きって見ていてあたたかい気持ちになります。


 

顧問の先生が日々の部活動で安全・安心な居場所づくりを行い、

その居場所を土台にして、

生徒同士で主体的な取組みが生み出される。


 

部活動をとおしてこんなプラスのスパイラルが生まれているんだなぁと

2・3年生の様子を頼もしく見ていました。

 

生徒主体の部活動編成会議

全国学力・学習状況調査を実施しました【4月18日】

本日1・2時間目、3年生で全国学力・学習状況調査を実施しました。

 

開始直後の教室に行ってみると、

 

3年生のみなさんは、

キリリと引き締まった表情で、

調査の問題と向き合いました。


 

3時間目以降は通常授業となりました。

2時間の学力調査お疲れさまでした。

 

教室の様子

新たな出会いへの期待【4月16日】

出勤した後、通用門を開け、校舎をぐるっと一回りして

渡り廊下の扉を解錠するのが朝の日課です。

 

解錠し終わり、職員室に戻るため、1年生の教室前廊下を歩いていると、

ステキな掲示物を見つけました。(写真)

 

昨年度の卒業生、2・3年生から

1年生への応援メッセージが掲示されていたのです。

 

中学校は楽しいよ!

クラブ頑張ってね。

〇〇部で待ってるよ!

入学おめでとうございます。いつでも相談してください。などなど


 

(中学校生活に対する漠然とした不安はあるかもしれませんが・・)

クラスメイト、先輩との新たな出会いへの期待が膨らむような

温かいメッセージ(エール)が綴られています。

 

先輩からのメッセージってとっても勇気が湧いてきますよね。

 

朝の心地の良い風を感じつつ、

学年を超えてつながりを感じる取り組みってとってもステキよねと思いつつ、

改めてメッセージを読み返しました。

 

先輩からの温かいメッセージ1

 

先輩からの温かいメッセージ2

 

 

仮入部【4月15日】

本日、仮入部2日目です。

放課後、1年生のみなさんは、クラブオリエンテーションを見て

興味を持った部活動の仮入部に向かいます。

 

活動場所で待つ先輩たちは、1年生を笑顔で迎えます。

 

練習が始まると、1年生は先輩とともに

競技(活動)の基礎的な練習を行います。

 

なかなかうまくできない1年生に、

先輩が「大丈夫やよ。わたしも全然できなかったからね。

もう一回一緒にしてみよう!」

1年生にエールを送ります。

 

1年生は、そんな優しい声かけに励まされながら練習に取り組み、

時折、先輩のプレーを憧れのまなざしで見ていました。


 

この時の競技(活動)との出会いが、生涯の友達、趣味・・・

もしかしたら職業につながるかも知れないって考えると、

この仮入部期間ってとっても重要やなって改めて思いました。

 

今日初めて競技用具、楽器などを触った1年生が

これから技術はもちろんですが、

部活動を通して内面を成長させてもらいたいなと思いつつシャッターを切りました。

 

仮入部期間は18日までです。

 

仮入部2仮入部1

 

クラブオリエンテーション【4月12日】

本日5時間目、クラブオリエンテーションを実施しました。

会場である体育館に行ってみると、

体育館の周りには、そわそわしている2・3年生が出番を待っていました。

 

会場に入ると、各クラブが持ち時間をいっぱいに使って、

部活の様子をスピーチし、活動を実演してクラブの魅力を伝えていました。

 

1年生は、2・3年生の説明を目を輝かせて聴いていました。

 

そんな1年生の真剣なまなざしを感じ、

2・3年生の説明にも心なしか力が入っていました。


 

異学年での交流を行うことで・・・

 

先輩のかっこいい姿を見て、1年生は憧れを抱く、

後輩の憧れのまなざしを感じて、2・3年生は少し背伸びをする。

 

このプラスのスパイラルこそが異学年での取組の価値なんだろうなと思います。


 

フロアに座っている1年生が、背筋をめいっぱい伸ばして先輩の説明を聴いている後ろ姿から、

『1年後、自分はあんな風になれるかな・・・、なりたい!』

そんな心の声が聞こえてきました。

 

憧憬

職員室にて【4月11日】

 

本日4時間目終了後、職員室の自席にいると、

1年生の生徒が一人、職員室にやってきました。

 

扉を開けたその生徒の表情からは緊張が感じられました。

生徒はどのように用件を伝えたらよいか困っている様子だったので、

声をかけようとすると・・・

 

1年生の先生が素早くやってきて、

どんな用事かな?と声をかけてくれました。

 

うんうんとその生徒の用件をいったん聞いた後、

そしたら、伝え方を一緒に練習してみようと

入ってくるところから、先生がいるか確認して、

用件を伝え、職員室を出るところまでの通し練習が始まったのです。

 

練習が始まると、緊張していた生徒の表情が笑顔になります。

あまりのほほえましさに、ブログにあげるから、

後ろ姿を撮影させてほしいとお願いすると、いいですよと快諾してもらい、

シャッターを切りました。


 

入学したての1年生が勇気を出して一人で職員室にやってきた、

その生徒の気持ちを汲み、勇気を出してきてよかったと思ってもらって

教室に帰す関わりをした

1年生の先生の対応ってステキですよね。


 

職員室にいてもステキな場面に立ち会える。

一中ってとってもステキな学校やなって思いました。

 

勇気を出して職員室にやってきた1年生

1年生学年集会【4月10日】

本日1時間目、1年生が体育館で学年集会を実施しました。

1年生に関わる先生方の紹介がありました。

 

学年の先生からのお話では、

「すばらしい結果を残すことのみにこだわるのではなく、

それまでの過程でどれだけ輝いていたかを見ています。」

「みんなは一人ひとり個性があります

自分と違う、みんなと違う

その違いを持ち味ととらえて違いを楽しみ、理解してほしい」などなど

この1年間の成長を願う先生方からのメッセージ(エール)が送られました。


 

その後、2・3組副担任の先生から学年目標である、

 

「全進 善進 繋(つなぐ)」

 

が発表されました。


 

生徒のみなさんと先生

生徒のみなさん同士

先生同士

この1年間の学校生活をとおして心をつないでいこう。

そして、

友達とのトラブルをさけるため、(ガマンして)やり過ごすのではなく、

トラブルをとおしてお互いの違いを理解し、改めてつながることのできる1年生になろう。

 

と学年目標に込められた思いが語られました。


 

学年目標が発表された後、1組担任の先生のファシリテートのもと

生徒のみなさんと1年生の先生全員で全員鬼ごっこをして盛り上がりました。

 

 

学年目標発表

クラス開き【4月9日】

 

本日は午前中に、身体測定、視力検査、クラス写真撮影を行った後、

各クラスでホームルームを行いました。

 

ホームルームの様子を見に行ってみると、

昨日発表された新クラスのクラスメイトと、

笑顔で活動を楽しんでいるようでした。

(写真には生徒の顔が映り込んでいるため

雰囲気を感じていただければと存じます。)


 

はじめは、

新たなクラスの生徒のみなさんのつながりづくりとなるよう、

担任の先生が活動をファシリテートします。

 

その後、

徐々に担任の先生の関わりが少なくなり、

生徒のみなさんだけの活動に移行していきました。


 

はじめに先生と生徒がつながり

そのつながりを実感させた後、生徒同士をつなげていく。

クラスのつながりをつくるステキなしかけやなと思いました。


 

活動を終えるころには、

昨日「はじめまして」の出会いをしたクラスメイトとも

全員笑顔で活動を楽しんでいました。

 

つながりづくりの様子

入学式【4月8日】

本日午前中に、入学式を挙行いたしました。

真新しい制服を身にまとい、1年生が入学式に臨みました。

 

入退場は、吹奏楽部の生演奏です。

やはり、生演奏は迫力がありますよね。

入場完了後、保護者のみなさまから演奏を終えた吹奏楽部員に

感謝の拍手をいただきました。

(温かい保護者のみなさまの思いを実感いたしました。

ありがとうございました。)


 

式では、生徒会長から歓迎のことば、

新入生代表から決意のことばが語られ

それぞれの立場で、中学校生活への思いを伝え合いました。

 

保護者のみなさま

本日はお子さまのご入学おめでとうございます。

保護者のみなさまとともに、お子さまの成長をサポートしてまいります。

よろしくお願いします。


 

2・3年生は、午後から登校し、始業式を行いました。

会場の撤去ができないため、入学式の会場を始業式でも使用しました。

始業式後の会場の様子を見て、改めて一中生のすごさを感じました。

 

この写真は、始業式後の会場の様子です。

2・3年生、400人以上がパイプイスに腰かけ、その後移動したのですが、

パイプイスが朝と同じように整然と並んでいたのです。

 

これって、始業式後、生徒のみなさんが、自身が腰かけて位置がずれたパイプイスを

元に戻して教室に帰っていったということですよね。感動です。

 

2・3年生のステキな振る舞いに思わずシャッターを切ってしましました。

自分のためじゃなく「誰かのために」行動してくれてありがとう。

始業式後の体育館

前日登校日【4月5日】

 

本日は、4月8日の入学式・始業式にむけた前日登校日です。

各学年で時間をずらして登校時刻が設定され、

生徒のみなさんは、久々に会うクラスメイトとの再開を喜んでいました。


 

新入生は、8時半過ぎから9:00までの間に登校しました。

 

真新しい制服を身に着けた新入生に

「おはようございます」声をかけると、

「おは・・・ざいます・・・」少し緊張した様子で

新入生のみなさんは正門をくぐっていきました。

体育館に入ると、同じ小学校の、同じクラスのお友達を見つけ、

少しだけ緊張がほぐれていたようでした。


 

全員が集合すると、

いよいよ中学校1年生の新クラスが発表です。

新たなクラスに並びなおし、担任の先生方が紹介されました。

 

生徒のみなさんと担任の先生とのファーストコンタクトは出席確認です。

 

担任が近づき、名前を呼び、

返事とアイコンタクトで確認します。


 

「〇〇さん」『はい』

一瞬ではあるけれど、この中学校生活初めての担任の先生との出会いが、

これからの3年間の壮大な物語の始まりになるんですよね。

 

担任の先生に声をかけられ、

心の中の不安が、これからの学校生活への期待にかわっていく

そんな生徒のみなさんの表情を見ると、

 

山も谷もあり平坦ではない未来を、

主体的に切り開いていく生徒のみなさんの姿が透けて見えました。

前日登校担任紹介のシーン

 

 

ここにいる価値【4月4日】

本日15:30から、入学式に向けての会場準備を行いました。

 

先生方のほかに、吹奏楽部、女子バスケットボール部、バドミントン部の

みなさんにお手伝いをお願いしました。

 

準備の様子を見に行ってみると・・・

先生が段取りを伝えてはいましたが、

 

生徒のみなさんは、

このタイミングで自分に求められている動きは何なのかを

考え動いているように見えました。

 

体育館の中にいると、

時折、生徒もみなさんや先生方の笑い声も聞こえてくるような

穏やかな雰囲気に包まれていました。

 

ここにいる価値をわかって行動するって

こんなに見ていて心地がいいものなんですね。


 

準備が終わり、夕方会場に行ってみると、

キレイに敷かれたシートから、新入生のみんなを温かく迎え入れたいという思いが

感じられました。

 

準備に協力してくれた生徒のみなさんありがとうございました。

 

先を見て行動する生徒のみなさん

令和6年度はじめました【4月3日】

令和6年度最初の更新です。

 

4月1日より令和6年度スタートに向けた準備を行っておりました。

本日は、会議の合間を縫って校内研修を行いました。

 

授業について、魅力ある学校づくりについての研修の後、

集団づくりに関するファシリテーター研修を行いました。


 

ファシリテーター研修は

第1学年所属の先生を講師として行いました。

 

講師がホイッスルを鳴らした回数を聞き、その人数のグループを作るなど

一見すると何でもない活動なのですが、

その活動を実際に先生方と実施し、その活動に込められた思いと、

しかけを聞くと、生徒役の先生方はなるほどとうなずきます。

 

研修の様子を見てみると、

参加している先生方はとっても楽しそうです。

 

ファシリテーターとしての先生の動きを学ぶ研修ではありましたが、

先生同士のつながりを再確認する機会となりました。

 

本研修は20分間で行う予定だったのですが、

先生方の様々なアプローチを学ぶ前向きな姿勢から講師の指導にも力が入り、

研修時間を少しだけ超過していました。


 

研修後・・・

研修会場から職員室に戻る先生の後姿を眺めると、

先生同士の会話のトーンがこころなしか高くなっていることに気がつきました。