R8一中ブログその1

更新日:2026年07月16日

R8年7月16日(木曜日)学年レクレーション

夏休みを目前に控え、1学期も残すところわずかになりました。1学期中の教育課程もほとんどの教科で修了しており、各学年振り返りの真っただ中です。

第一中学校はここ数年探究的な学びを推進し、生徒の主体的な取り組みを応援してきました。それらは、各授業での取り組みにとどまらず、学校運営に関わるルールメイキングプロジェクトや、実行委員による行事実施といった取り組みにも表れています。

例年、終業式間近には各学年レクレーションを実施しています。かつては教員が種目を考え、準備をし、運営をするということが通例だったのですが、ここ数年は、生徒が主体的に学年レクレーション運営に携わっています。運営の主体が生徒に移ってから教員の競技参加が増えました。生徒の皆さんがいかに先生と一緒に遊びたいと思っているかが伝わってきますね。(実行委員が毎回「先生も出るねんで」と各学年の先生に言いに来ます。)

実施に至るまで、どんな種目にすれば全員楽しめるか、ケガ人が出ないような安全対策は、大人数を動かすにはどのように進めるべきかなどなど事前準備の話し合いに多くの時間が費やされます。にもかかわらず当日はイレギュラーが多発し、うまくいかないことや失敗もたくさん経験します。

ルールメイキングや実行委員の人数制限はありません。チャレンジしたいと思う気持ちを大切にして、可能な限り希望者はすべて参加してもらえるようにしています。主体的に集まった仲間だからこそ、粘り強く取り組めたり、多少の失敗にもへこたれなかったり、前向きな気持ちで取り組んでくれるのだと感じています。そのような主体的な参加の経験から、次に自分が参加する行事を、自分だったらどう運営するかという視点で考えられるようになっている成長を感じます。

「学校生活が楽しい」から「学校生活を楽しむ」への昇華がここに見られるように感じています。誰かに楽しませてもらうのではなく、自ら楽しみを創造していくことで、思い出のいっぱい詰まった、魅力ある学校を創り上げていけるのかもしれません。

R8年7月10日(金曜日)懇談スタート

本日から午前中のみの短縮授業になり、午後は保護者の方にお越しいただき三者懇談を開始しています。

廊下の窓を開けて、扇風機を回していますが、廊下の気温は信じられないぐらい上昇しています!保護者のみな様、お越しの際は十分に暑さ対策をされたうえでお越しください。

冷房を利かせた待合室もB棟3階にご用意しています(教室棟に空き部屋がないため、別棟になってしまうため申し訳ないのですが…)。

各学年廊下には本校美術部が作成した笹に、生徒たちが願いを込めた短冊を飾った作品を、期間延長展示しております。

お時間がある方はぜひご覧になっていただければ、すこしほっこりしていただけますよ。今どきの中学生のリアルな願いや、今も昔も変わらぬ恒久的な願いなど、感心したり、くすっと笑えたり、ぜひ話のネタにどうぞ。(いやいや、中学生にとってはどれも切実な願い…、真剣にご覧になってくださいね(笑))

R8年7月8日(水曜日)つどい~SHYLINK STAR~

5時間目の授業終了後「つどい」を実施しました。

つどい:生徒会主催の学校集会。執行部や各種委員会の取り組み状況や、学校全体への呼びかけが行われる自治的な取組み。

前期生徒会のスローガンは副題にも示している「SHYLINK STAR」です。聞きなじみのない英単語ですよね。それもそのはず前期生徒会執行部メンバーによる造語だそうです。LINKは「繋がる」、人とつながることは時として恥ずかしい「SHY」、それでも恥ずかしがらずに繋がりたい、繋がろうという思いを込めて「SHYLINK」という言葉が出来上がったそうです。生徒たち一人ひとりが輝く星「STAR」、その星々が信頼しあい繋がることで一中をもっと輝かせようという思いが込められています。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、「SHYLINK STAR(シャイリンク スター)」は「SHINING STAR(シャイニング スター)」に繋がるんですね!!

いや、深い。執行部の皆さんがワイワイと言葉を繋げながら作り上げたことが想像できる素晴らしいスローガンですね。

スローガン自体は1か月以上前に発表されていたんですが、今日はそのスローガンのポーズの発表もありました。両手の親指、人差し指、小指を立て、重ね合わせて星形を作るポーズです。つどいではその星形を頭上に掲げ、学校全体で「シャイリンク スター!」と掛け声を合わせて大盛り上がりでした!

スローガンを、動作と掛け声で共有することで、より強く印象付ける素晴らしい演出でした。学校全体が一つに繋がる印象的な時間になりました。

R8年7月1日(水曜日)ホンモノに触れる

本日は午後から体育館に集合して3年に一度の芸術鑑賞会を実施しました。

今回は結成20周年を迎えられたドラムパフォーマンスグループ「鼓和~CORE~」の皆さんをお招きし、打楽器特有の体を内側から震わせる情熱的なビートを鑑賞させていただきました。

ひとくくりに打楽器とはいっても多種多様な音に触れ、原始の時代から人々を熱狂の渦に巻き込んできた音楽の奥深さに心を動かされました。

「鼓和~CORE~」の皆さんは「米津玄師」さんや「葉加瀬太郎」さんとパフォーマンスをともにされてきた実績通り、生徒たちを自然と巻き込んでくれました。気づけば手拍子や、体全体でリズムをとるなど生徒たち一人ひとりがパフォーマーとして参加しているようでした。

途中共演を強く希望した3名の生徒が、「鼓和~CORE~」の皆さんと共演させていただきました。挑戦者はそれぞれ希望しただけあって独創的なリズムを披露してくれました。1人は本校吹奏楽部でパーカッションを担当している生徒で、超絶ビートに果敢に挑戦する姿に会場から大きな歓声が送られました。

録音などのメディアをとおした音源では感じることのできないホンモノに触れ、音楽をとおして会場が一つになることを経験して、無限の可能性を秘めた音楽の力を感じることができたのではないでしょうか。

「鼓和~CORE~」の皆さん、心躍るパフォーマンスをありがとうございました。20周年おめでとうございます!!

R8年6月30日(火曜日)令和8年度研究の轍

サッカー日本代表が遠く海を渡った地でサッカー王国と互角に渡り合った朝。勝利まであと一歩という悔しさはありましたが、深夜の熱戦に日本中が、文字通り夢のような時間を共有した一日のスタートとなりました。

「あと一歩」の先にある景色を目指して挑戦し続ける姿は、生徒たちにも、私たち教員にも大きな勇気を与えてくれたように思います。

さて、一週間ほど時間を巻き戻し、6月24日(水曜日)に実施した本校の挑戦の様子をお伝えします。

この日の午後は第2学年の生徒だけが学校に残り、総合的な学習の時間の研究授業を行いました。

本校の研究テーマは、「見方・考え方を働かせて思考を循環させる力の育成」

教科の学習で培ってきた「見方・考え方」を総動員し、一つの課題を様々な角度から捉え、多様なアプローチで解決策を導き出す力を育むことをめざしています。これは、これからの社会を生きる子どもたちに必要な資質・能力そのものです。

生徒同士が互いの考えを引き出し合い、一人ではたどり着けない考えへと仲間とともに思考を深めていく。その過程こそが、本校の研究で大切にしている学びです。

この日の課題は、身の回りにある社会課題。

決して簡単なテーマではありません。むしろ、大人たちが頭を寄せ合っても答えを見つけることが難しい課題ばかりです。

当然、議論が止まる班も出てきます。しかし、そこで教員は答えを教えません。各班の「企画部長」を集め、それぞれの班が困っていることを共有します。

「うちの班はここで止まっています。」「こんな考え方はどうだろう。」自然と企画部長同士の対話が始まりました。

互いの悩みを持ち寄ることで、新たな視点が生まれます。その視点を持ち帰った企画部長は、再び班員をファシリテートしながら議論を動かしていきました。

誰かが答えを与えるのではなく、対話によって思考を循環させる。その姿に、本校がめざす学びの形を見ることができました。議論が停滞したとき、どのような一言が仲間の思考を動かすのか。答えを知っている人ではなく、問いを生み出せる人。行き詰まった状況から新たな視点で道を切り拓ける人。そんな人材が、これからの社会ではますます求められていくのではないでしょうか。

研究授業後は、生徒から教員へと学びのバトンが渡されます。

教員間で授業の成果や改善点について振り返る研究協議会でも、一中の先生たちはファシリテーションを実践していました。

一人の意見で議論を進めるのではなく、互いの考えを引き出しながら、明日からのよりよい授業をみんなで創造していきます。

生徒も学ぶ。先生も学ぶ。第一中学校の研究は、授業だけで終わるものではありません。

子どもたちの未来を見据え、「あと一歩」の先にある学びを求めて、これからも挑戦を続けていきます。

今回は5月25日の本ブログで紹介した「ファシリテーション」を軸に研究を進めました。研究に際しては、全国の小・中学校でファシリテーションの実践研究を続けておられる関西大学の岩崎教授から、多くの示唆に富むご指導・ご助言をいただきました。

岩崎教授は昨年度まで味舌小学校でも研究をご指導されていたご縁があり、本校においても、小学校から中学校へとつながる9年間を見通した研究の深化が期待されます。子どもたちの学びを連続したものとして捉えられることは、本校にとって大きな財産です。

公開授業のためだけではなく、授業づくりの根本にある考え方まで丁寧にご指導くださった岩崎教授に、心より感謝申し上げます。

岩崎教授、このたびは貴重なお時間と温かいご指導を賜り、本当にありがとうございました。

「思考を循環させる力」は、一朝一夕に身に付くものではありません。だからこそ、生徒も教師も学び続ける姿勢を大切にしながら、一歩ずつ研究を積み重ねていきたいと思います。岩崎教授には11月の研究発表時にも指導助言をいただく予定です。

R8年6月19日(金曜日)海外の先進教育に学ぶ…

本日、台湾から大学の教授や学生の皆さんが第一中学校を訪問されました。

今回来校された皆さんは、台湾でSTEAM教育について研究を進められています。STEAM教育:科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術・表現(Arts)、数学(Mathematics)を横断的に活用しながら課題解決に取り組む学び。

この考え方は本校がめざしている教育とも重なる部分がたくさんあります。知識を覚えるだけではなく、仲間と協働しながら課題を発見し、自ら考え、試行錯誤しながら解決していく力を育むこと、様々な教科学習で身につけた見方や考え方を教科横断的に循環させていくことをめざす、一中で推進している探究的な学びとも通じるものがあります。

台湾の大学生が研究している教材やロボットアームのプログラム教材が紹介されると、「触ってもいいですか?」「どうやって動かすんですか?」と次々に質問が飛び交います。実際に教材を手に取りながら説明を受ける生徒たちの表情は真剣そのもの。言葉や文化は違っていても、「学びたい」「知りたい」という気持ちは共通です。生徒たちの姿を見ていると、学びの力に国境はないのだと感じさせられました。

また、台湾でSTEAM教育を研究する学生の皆さんにとっても、日本の中学生がどのように学び、仲間と関わっているのかを知る貴重な機会になったのではないでしょうか。

世界には様々な学び方があります。しかし、その根底にある「よりよく生きるために学ぶ」という思いは共通です。

普段の学校生活ではなかなか出会うことのない海外の大学生や教授との交流は、生徒たちにとって貴重な経験になったことでしょう。

世界は想像できないくらい広く感じるかもしれないけれど、人と人との距離は思っているよりも近い。

そんなことを感じさせてくれる時間となりました。

台湾からお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。

R8年6月5日(金曜日)第2学年レクレーション

第3学年は修学旅行、第1学年は校外学習、主を失って空っぽになった第一中学校では第2学年がレクレーションを実施しました。

内容についてはシークレットのようなので詳しくは第2学年の皆さんに直接お問い合わせください…(笑)

とにかく「めーちゃくちゃ楽しかった!!」と大満足の1日だったようですよ!!

R8年6月5日(金曜日)第1学年校外学習

修学旅行の最終日、第3学年以外の学年でも学年行事を実施しました。

第1学年は万博公園への校外学習でした。

時折小雨がちらついたりしたことで、熱中症の心配もなく、企画されたレクレーションに全力で取り組むことができました。

クラス全員で輪を作り、フラフープを潜り渡して行くフラフープリレーや、相手チームの背中に貼られた文字を読み取って、できあがる文字を言い当てるバックワードスパイ、万博を舞台に謎を解きあかしながらゴールをめざす、リアル謎解きゲームに挑戦しました。

万博公園をニシヘヒガシヘ駆け回り、終わった後にはへとへとのクタクタ。疲労感は体全体からにじみ出ていましたが、表情は皆晴れやかで、端々に見られる笑顔からやり切った達成感を感じる第1学年でした。

R8年6月5日(金曜日)R8修学旅行レポート Ep.10 ~弁当忘れても傘忘れるな~

金沢市内では班ごとに散策を行います。

副題にあるとおり雨降り県の石川県でも特に雨の多いことで有名な金沢市。はてさて天気は…。あんなに恨めしかった台風6号が雨雲を連れ去ってくれたおかげか、赤学年の日頃の行いの成果か、とっても過ごしやすい気候に恵まれています。

お土産を探すもよし。食べ歩きで金沢の味覚を満喫するもよし。歴史ある街並みをじっくり味わうもよし。

ただ、お財布の中身も時間も無限ではありません。

限られた予算の中で何を買うのか、何を食べるのか、限られた時間でどこを巡るのか。加賀百万石の城下町を舞台に繰り広げられる「時間」と「予算」の戦略会議。

さて、生徒たちはどんなお土産(話)を持ち帰ってくるのでしょうか。

修学旅行もいよいよ終盤戦です。

本ブログによる修学旅行レポートも今回が最終回となります。

3日間にわたり、遠く長野・石川の地から生徒たちの様子をお届けしてまいりました。お忙しい中、ご覧いただいた保護者の皆さま、地域の皆さま、本当にありがとうございました。

写真や文章だけでは伝えきれない出来事が、この3日間にはたくさんありました。仲間と笑い合ったこと、予定どおりにいかず知恵を出し合ったこと、勇気を出して自分の思いを語ったこと。そして「繋」という学年目標のもとで、仲間との絆をさらに深めたこと。

ぜひご家庭では、お土産とともに持ち帰る土産話にも耳を傾けていただければと思います。そんな会話の中から、3日間で成長したお子さまの姿が見えてくるかもしれません。

それでは赤学年一行は、たくさんの思い出と少しのお土産、そしてひと回り大きくなった自分自身を携えて摂津へ帰ります。生徒たちの元気な帰阪を楽しみにお待ちください。

R8年6月5日(金曜日)R8修学旅行レポート Ep.9 ~やさしい朝~

修学旅行3日目の朝を迎えました。

昨晩の「語る会」で生まれた安心感が、そのまま朝まで続いているような、やわらかな、あたたかな、そしてやさしい朝になりました。

本日は金沢市の散策が予定されています。

R8年6月4日(木曜日)R8修学旅行レポート Ep.8 ~語・繋・夜~

一日をとおしての活動で疲れ切った生徒たちは、宿舎へ帰った後、宿舎のいたるところでまったりモード。さすがに疲れたかな。

風呂と食事で回復したのもつかの間、修学旅行2日目の夜は、旅の一番の目的と言っても過言ではない「語る会」です。

会場の照明は少し落とされ、いつもの教室とは違う雰囲気がつくられます。昼間の賑やかな空気とは少し違う、どこか特別な時間。旅先だからこそ。仲間と寝食を共にしている今だからこそ。普段はなかなか口にできないことも、不思議と話せる空気があります。

自分のこと。将来のこと。悩んでいること。苦手なこと。

勇気を出して語られる言葉に、仲間たちは真剣に耳を傾けます。

話が進むうちに気付きます。

悩んでいるのは自分だけではないこと。不安を抱えているのは自分だけではないこと。みんなそれぞれに迷いながら、悩みながら毎日を過ごしていること。

誰かの言葉にうなずき、誰かの思いに共感し、少しずつ心の距離が近づいていきます。今回、様々な理由から修学旅行への参加を見合わせた仲間の想いや、仲間への想いも共有し、クラス全員の一致団結を感じる、そんな空間でした。

学年目標である「繋」。昼間はアクティビティを通して仲間との繋がりを感じました。そして今夜は、言葉をとおして心と心が繋がる時間です。

これから待っている進路選択や受験。決して一人で乗り越えていくものではありません。今日この時間に感じた仲間の存在が、これから先の支えになってくれるに違いありません。

静かな夜に交わされた思いの数々。今しかできない体験をともに…。

きっとこの修学旅行の中でも、特別な思い出として生徒たちの心に残り続けるはずです。

R8年6月4日(木曜日)R8修学旅行レポート Ep.7 ~知力・体力・団結力~

午後からは、冬にはウィンタースポーツの聖地として多くの人で賑わう白馬の村を舞台に、ロゲイニングを実施しました。

ロゲイニング:地図を頼りにチェックポイントを巡り、制限時間内にどれだけ多くの得点を獲得できるかを競うアウトドアスポーツ

制限時間は90分。

地図を広げて現在地を確認する生徒。
腕時計とにらめっこしながら残り時間を計算する生徒。
自分の得意を活かした作戦会議があちらこちらで繰り広げられました。

ただ歩くだけではありません。

ポイントごとに用意されたミッションにも挑戦しながら、仲間と額を合わせて次の一手を考えます。

どのルートを選ぶのか。
時間をどう使うのか。
どのポイントを諦めるのか。

正解はありません。

だからこそ、チームの「繋」が試されます。

地図を読むのが得意な人、時間管理が得意な人、周囲をよく見て気付ける人。それぞれの強みを持ち寄りながら、チームでゴールをめざしました。

白馬の雄大な景色を楽しみながらも、生徒たちの頭の中はフル回転。

体力だけでなく、判断力や協力する力も試された90分間でした。

森の中で仲間に背中を押してもらった午前中に続き、午後は仲間と知恵を出し合いながらゴールをめざしました。

R8年6月4日(木曜日)R8修学旅行レポート Ep.6 ~ハーネスよりも強く繋がれ赤学年~

昨日とはうってかわってお天気に恵まれた2日目の午前中、赤学年は長野県白馬の森の中でExアドベンチャーに挑戦しました。

Exアドベンチャー:大自然の木々を利用した地上8〜12mの高さに広がる、国内最大級の空中アスレチックパーク。専用の安全ハーネス(命綱)を装着し、スリル満点の空中散歩を楽しむことができる。

木々の間に設置されたアスレチックを進んでいくハイエレメント。地上から見上げているだけでも足がすくみそうな高さですが、生徒たちは勇気を振り絞って一歩ずつ前へ進みます。

もちろん、安全のためにハーネスは欠かせません。

もし足を滑らせても繋がってくていれる安心感があるからこそ、生徒たちは自分の限界に挑戦することができます。

しかし、活動の様子を見ていて感じたのは、生徒たちを支えていたのはハーネスだけではないということです。

高所で立ち止まった仲間に向けて「大丈夫!」「あと少し!」と声をかける仲間たち。ゴールできた瞬間には自分のことのように喜び、拍手を送る姿もありました。

命を預けるハーネスの安心感。

そして、それ以上に大きかったのは仲間の存在による安心感だったのかもしれません。

学年目標である「繋」。

これまでも様々な場面で仲間とのつながりを深めてきた赤学年ですが、今日の活動を通して、その「繋」はさらに強く、さらに深いものになったように感じます。

ハーネスで身体を繋ぐように、心で繋がり、支えていたのは仲間たち。

赤学年のこれまで積み重ねてきた「繋」がりが午後のロゲイニングでも試されます。

R8年6月4日(木曜日)R8修学旅行レポート Ep.5 ~2日目スタート~

おはようございます!台風一過のおだやかな朝です。今日は1日いい天気だそうです。

よく眠れたようでみんな元気いっぱいの朝です。今日はチームで挑むアクティビティや、昨年度から練習を重ねてきたロゲイニングなど、仲間との協力や団結を問われるメニューが目白押しです。

「一致団結 ~今しかできない体験をともに~」

2日目スタートです!

R8年6月3日(水曜日)R8修学旅行レポート Ep.4 ~食って笑って、そして眠る…~

青木湖での活動を終えた赤学年は、それぞれの宿舎へ。

お待ちかねの夕食タイムです。

テーブルに並んだメニューは、まさに「王道洋食オールスターズ」!宿舎の皆さんの気合の入ったおもてなしに感謝カンゲキ…ですね!!

運動の後ということもあり、生徒たちの食欲は絶好調。「いただきます!」の声とともに食事がスタートすると、あっという間にお皿が空いていきます。おかわりに向かう姿も見られ、最後はきれいに平らげて「ごちそうさま」。

活動も食事も全力です。

夕食後は、各クラスで企画されたレクリエーションの時間です。

司会進行からルール説明まで、すべて生徒たちが考えて準備してきたもの。先生たちも参加して大いに盛り上がりました。

写真はインディアンポーカーの様子です。

額に付けられたカードを見ては歓声が上がり、相手の表情を読みながら駆け引きをしながら、先生と生徒の垣根も超えた真剣勝負が繰り広げられました。普段の授業では見られない表情も飛び出し、会場は笑顔でいっぱいになりました。

あまりの熱狂ぶりに「今日はなかなか寝られないのでは…?」

そんな心配をよそに、レクリエーション終了後は部屋での時間を楽しみながらも、明日に備えてしっかり就寝。

修学旅行1日目が安全安心に終了です。

雨嵐の早朝がまるで遠い昔のように感じるほど、全力で楽しみ、たくさん笑い、今しかできない思い出をつくった一日でした。

R8年6月3日(水曜日)R8修学旅行レポート Ep.3 ~恨むぜ台風6号…~

ラフティングを心待ちにしていた赤学年ですが、残念ながら姫川でのラフティングは中止となりました。

理由は昨夜からの台風6号の影響による増水です。

「待ちきれないマン」たちにとっては残念なお知らせでしたが、生徒の安全を第一に考え、熟練のインストラクターの皆さんが現地の状況を慎重に確認したうえで下した判断です。自然を相手にする活動だからこそ、「やらない勇気」もまた大切なのだと感じました。

ということで、本隊は急きょプログラムを変更し、青木湖でのアクティビティへ。

姫川の激流を下るスリルは味わえなかったかもしれません。しかし、その代わりに待っていたのは、雄大な山々と鮮やかな緑に囲まれた青木湖の絶景でした。

湖面はまるで鏡のように穏やかで、周囲の景色を映し出しています。ボートの上から見上げる空、湖面を渡る心地よい風、そして仲間たちの笑い声。慌ただしく過ぎていく日常ではなかなか味わえない、ゆったりとした時間が流れていました。

激流を乗り越える体験ではありませんでしたが、自然の豊かさを全身で感じながら、クラスの仲間と同じ景色を眺め、同じ時間を共有することができました。

学年目標は「一致団結 ~今しかできない体験をともに~」。

台風に対して恨めしい気持ちもある人も中にはいたのでしょうか?でも、変えざるをえなかったプログラムですら5年たてば話のネタです。むしろ、今日の青木湖での時間こそ、今しかできない体験だったのかもしれません。

さて、次はどんなドラマが待っているのでしょうか。

本隊はこのあとクラスごとに宿舎に向かいます。入浴・夕食を経てクラスレクの時間です。その様子は明日の更新でお伝えします。

R8年6月3日(水曜日)R8修学旅行レポート Ep.2 ~待ちきれないマン~

正午現在、本隊は駒ケ岳SAに到着後バス内にて昼食中です。長距離の移動ですが体調不良者もなく、気になる天気も何とか持ちこたえているようです(雨は上がっています)!!

道路状況に背中を押され、予定の遅れは15分に縮まっています。

ワクワクを隠し切れない背中&車内。ラフティング待ちきれないマンです(笑)。

R8年6月3日(水曜日)R8修学旅行レポート Ep.1 ~雨のち晴れを願って~

 集合時間の暴風雨が嘘のように、体育館を出発するころには雨は上がり、風は凪ぎ、生徒たちは雨のち晴れの笑顔です。

本日は長野県の姫川にてラフティングの予定です。実施の可否は熟練のインストラクターと熟議のうえで決定します。少しでも危険があると判断された場合は別プログラムに切り替え予定です。はてさてどうなることやら…。結果は本ブログで報告いたします。

現在、雨の影響で予定より40分遅れです。台風の背中と「だるまさんが転んだ」状態ですが、追い越さぬよう、遅れぬよう、安全安心を第一に行ってまいります!!

R8年6月2日(火曜日)R8修学旅行レポート Ep.0 ~出発式に想う~

いよいよ明日から修学旅行です。

空気の読めない台風6号が足早に日本列島の南岸を駆け抜けていく中、本校体育館では出発式が行われました。

修学旅行の学年目標は、「一致団結 ~今しかできない体験をともに~」です。

学年目標の発表に続いて、各クラスの評議委員からクラス目標が発表されました。クラスごとに個性あふれる目標が並びましたが、どのクラスの言葉にも生徒たちなりの思いや願いが込められていることが伝わってきます。一つの言葉に複数の意味を持たせたり、仲間との関係性やクラスのカラーを表現したりと、聞いているこちらもつい、にやけてしまうのでした。

そんな中、3日間をともにする教員から印象的な話がありました。

「スマホのようなデジタル機器を持たずに旅をする経験は、もしかすると人生で最後になるかもしれない。」

本来は持ち物に関する確認の場面でしたが、その言葉を聞いて、学年目標のサブタイトルである「今しかできない体験をともに」という言葉の意味を改めて考えさせられました。

分からないことがあれば仲間に聞く。目的地までの道をみんなで確認する。美しい景色や楽しい出来事を、その場で同じ時間を共有している仲間と分かち合う。当たり前のようでいて、実はとても貴重な体験です。

便利な時代だからこそ味わえる不便さ。その中で生まれる会話や発見も、この修学旅行の大切な学びになるのかもしれません。

出発式の最後には学年代表教員から話がありました。

「3日後、全員で安全・安心に帰ってきたい。そのためには、自分勝手な判断で行動しないこと。それで、誰かを注意する場面が一度もない、ただただ楽しい3日間になったら最高やん。」

その言葉に、生徒たちも真剣な表情で耳を傾けていました。学年目標である「一致団結」をめざし、仲間とともに過ごすかけがえのない3日間。どんな思い出が生まれるのか、今から楽しみでなりません。

いよいよ明日、赤学年の修学旅行がスタートします。先行している台風6号を気持ちで追い越す勢いで、最高の3日間になることを願っています!!

R8年6月2日(火曜日)実習生の背中越しに見えるもの

台風の進路や速度が気になる今日この頃。じめじめとした空気に梅雨の訪れを感じているうちに、気が付けば暦は6月に入りました。新年度が始まって2か月。学校生活もすっかり日常の風景となっています。

さて、3週間にわたる教育実習もいよいよ終盤を迎えました。校内では、実習生たちがこれまでの学びの成果を発揮する研究授業があちらこちらの教室で行われています。

実習生の中には、実習が始まってわずか2日目から教壇に立ち、授業実践を積み重ねてきた先生もいました。振り返ってみればこの3週間、実習生たちは授業づくりに悩みながら教材研究を重ね、放課後には指導教員と遅くまで授業について話し合う日々を送ってきました。思い描いていた通りに授業が進まず、悔しい思いをしたこともあったでしょう。しかし、そのたびに立ち止まり、自分の課題と誠実に向き合いながら一歩ずつ成長してきました。

そんな実習生の姿を見ていると、私たちが生徒たちに伝えたい「挑戦することの大切さ」そのものを体現しているように感じます。失敗を恐れず挑戦し、振り返り、また前を向く。人生の身近なロールモデルとして実習生の背中は、生徒たちにとって何よりの教材だったのではないでしょうか。

そして、その成長を陰で支えていたのが指導教員の先生方です。授業後には良かった点だけでなく、改善点についても率直に伝え、ともに考えます。実習生が悩めば一緒に悩み、うまくいけば自分のことのように喜ぶ。まさに二人三脚で歩んだ3週間でした。

授業をしているのは実習生一人に見えます。しかし、その背中越しには、生徒たちの成長を願う思いと、実習生の成長を支える指導教員の思いが重なっています。そんな姿もまた、学校という場所の温かさの一つなのかもしれません。

R8年5月25日(月曜日)コミュニケーション実習

第2学年では一中を挙げて大切にしているキャリア教育の中心取組みである職種体験に関わって、コミュニケーション実習に取り組んでいます。

本日はファシリテーションについて注目して報告いたします!

※ファシリテーション:会議やプロジェクトなどのチーム活動において、参加者のコミュニケーションを円滑にし、発言やアイデアを促し、最終的な合意形成や目標達成へと導くスキルのこと。本校で研究を進めている探究学習においては、グループ学習や、チーム活動など、対話による学習の形態が増えています。よりよい対話で、たくさんのアイデアを生み出し、合意形成を導くスキルは今後のキャリアの中で幾度となく求められることと思います。

本日の話し合いのテーマは「幸せになるとは…」 答えが一つに定まらない、100人いれば100通りの答えが存在する、そんなテーマに挑みます。答えが一つに定められないからこそ、多様性を認め、他者の意見から自身の見識を広め、大人がハッとさせられる切り口のアイデアを生み出すことのできる、そんな対話を聞くことができれば…。そんな壮大な期待を胸に教室を覗いてみました。

「ラーメンがいっぱい食べられたら…」「お金持ち…」…まあまあ。そんなものかなと思いながら議論は進んでいきます。「友人と話して理解してもらえたり、理解できたりすること」「振り返って考えたときによかったと思えること」「自分で決めて行動すること」なるほどナルホド…ファシリテーターの促しによって議論が少しずつ深まります。

「幸せの感じ方って人それぞれやん」「それってみんなが幸せに感じるん」ファシリテーターが議論に一石を投じることで、波紋が広がるように思考する様子が広がっていきました。「お金一杯あっても結局、お金で何をするかやんな」「好きな人と一緒になれてもそれがゴールではないような…。」

答えのない問いに真剣に向き合うからこそ、一つに定まらない答えに戸惑い、他者の意見と対立し、思考が停滞してしまったり、同じ議論を行ったり来たり堂々巡りをしてしまったり…。

話し合いに前向きに参加した結果、頭を悩ませている生徒たちの顔を見て、成長している瞬間を感じることができたことが、私にとって幸せだった、というお話でした。

R8年5月18日(月曜日)教育実習スタート&火災避難訓練

5月中旬になりましたが、肌に刺さる日差しは真夏をほうふつとさせるもので、季節外れの暑さに辟易するばかりです。教室ではエアコンも稼働し始め、熱中症の対策が生徒たちへ伝達されています。

そんな空気も何のその、第一中学校には本日より教育実習生が戻ってきており、爽やかな風を吹かせてくれています。今年度は社会、音楽、美術、男女体育の5名が実習に来てくれています。在校生にとっては一番年の近いロールモデルとして一緒に学んでいきます。どうやって話しかけようか、どんなことを質問しようか、生徒たちの目がキラキラ輝いていました。

これから3週間よろしくお願いします。

授業終了後には火災を想定した避難訓練を行いました。

年度当初に行う避難訓練の大きな目的の一つとして避難経路の確認ということがあります。有事の際には訓練通りにいかないことも想定されますが、まずは一中の避難の基本を身につけることが大切です。

避難後、校長先生からは火災時の避難について「ハンカチ等で口と鼻を覆う」「姿勢を低くして煙を避ける」といった基本も確認がありました。また、3年生に対しては6月の修学旅行で宿泊する宿舎でも、到着後に確認しておくことと呼びかけがありました。思いもよらないことでしたが、とても大切なことですね。学びと、生活を結び付けることが求められていますよね。

ちなみにご家庭での避難経路って確認されたことありますか?自分自身したことなかったなーとふと思いました。帰宅後すぐに家族と確認してみようと思います。

是非ご家庭でも話のネタにして、ご家族で確認する時間をもってみてください。

R8年5月8日(金曜日)御礼!! 参観&懇談&説明会

本日の参観日には本当にたくさんの保護者の皆さまにご参観いただきました。

お忙しい中、ご参観いただき本当にありがとうございました!!

教室内でご参観いただける人数にも限りがあり、廊下まで多くの保護者の皆さまであふれるほどでした。お子さまの様子を十分にご覧いただけなかった場面もあったのではないかと、申し訳なく感じるほどの大盛況でした。

そんな中でも、生徒たちは普段通り落ち着いて授業に取り組んでいました。もちろん、いつもより少し緊張した空気も感じられましたが、それでも一中の伝統である穏やかで集中した学習の雰囲気の中、真剣に学ぶ姿を見ていただくことができたのではないでしょうか。

本日は全学年で学級担任による授業を実施しました。ペアワークで互いに考えを伝え合う姿、グループワークで助け合いながら課題に向き合う姿、一人では思いつかなかった考えに触れて「なるほど」と表情が変わる瞬間など、教室のあちらこちらで“学び合い”の場面が見られました。

正解を覚えるだけではなく、仲間との対話を通して考えを深めていくこと。その積み重ねが、これからの学びにつながっていくのだと改めて感じる時間となりました。

参観後には、1・2年生は学年懇談会、3年生は修学旅行・進路説明会を実施しました。こちらにも多くの保護者の皆さまにご参加いただき、学校行事や評価の在り方、3年生では進路選択に関わる内容などについてお伝えすることができました。

こうした機会のたびに感じるのは、第一中学校の大きな強みは、保護者の皆さまが学校教育に高い関心を持ち、日頃から本校の教育活動に深いご理解と温かなご支援を寄せてくださっていることだということです。

生徒たちの成長を、学校と家庭が同じ方向を向いて支えていけることは、本当に心強いことだと感じています。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

R8年4月28日(火曜日)R8年度生徒会&一中縦割り五輪開始

4月24日の立会演説会、投開票を経て本日、新生徒会執行部が発足しました!!

立会演説会では、今年度前期の立候補者の皆さんに共通した思いを感じ取ることができました。それは、「一中を学年の垣根を越えて仲が良くて、明るい学校にしたい」ということでした。 とかく現代の中学生は忙しく、部活だ勉強だテストだ塾だと毎日やらねばならぬことが盛りだくさん…。そんな中にあっても立候補者の皆さんは、一中のために時間を作り出して、「みんなのために自分ができることをやってみたい!!」という熱い想いを持ってくれていることがひしひしと伝わってくる演説内容でした。

今回の選挙で当選した皆さんには他の立候補者や、一票を投じてくれた生徒の思いも背負って、初心忘れることなく自分のやるべきことを実行してほしいですね。期待しています!!

週が明けて4月28日には一中の恒例行事となっている一中縦割り五輪の色団決めを実施しました。

一中縦割り五輪:各学年6クラスを赤、青、黄、緑、桃、橙の6色の団にわけ、一中での様々な活動をポイント化し、1年を通じて競い合うものです。この取り組みにより、体育大会などでは学年の枠を超え、声援を送りあうなど学校全体の一体感を生んでいます。

色団決めのくじを引くのはクラスの代表1名ですが、そのくじを引く順番は担任の先生によるじゃんけんで決めます。もう一度言います。くじを引く順番を決める(だけの)じゃんけんです。担任はクラスの生徒の思いを背負って全力でじゃんけんします。生徒はその勝敗に全力で歓声を上げます。くじを引く代表生徒に自分の希望の団の色を伝えます。「赤ひけよ!」「桃がいい!!」代表生徒も思いを込めてくじを全力で引きます(いうまでもありませんが、色団が決まるだけでこれ自体に得点はありません)。自分のクラスの色団が決まった瞬間、会場から割れんばかりの歓声が上がります。

これぞまさに「みんなで取り組む」ことの価値なのかもしれません。「何をするか」よりも、「だれとするか」が上回ってしまうことも起こりうるのです。一人で行くUSJより、クラスの仲間と全力でするジャンケン大会の方が楽しかったりすることも起こりうるということですね。

生徒会執行部の皆さんは今日の色団決めの雰囲気を大切に、「みんなで何かを一つのことをやる楽しさ」を追求して、学校を明るく引っ張っていってください!!

R8年4月21日(火曜日)「失敗する人」と「挑戦すらしない人」どちらになりたいですか?

新年度が始まり、授業も本格的にスタートして2週間目に入りました。学校全体も少しずつ平常運転のリズムを取り戻し、校内には落ち着いた活気が広がっています。

放課後には部活動の仮入部も始まり、期待に目を輝かせた1年生の姿があちらこちらに見られます。吹奏楽部では、先輩がそっと寄り添いながら楽器の持ち方や音の出し方を丁寧に教えていました。緊張気味だった1年生の表情も、少しずつやわらいでいきます。

また、体育館ではバスケットボール部の先輩たちが1年生にパスを回し、最後は気持ちよくシュートを打たせてあげる姿がありました。ボールがリングを通ると、周りから自然と拍手や歓声が起こります。成功体験を味わってもらいたいという先輩たちの優しさが伝わる場面でした。

こうして後輩を温かく迎え入れる上級生の姿に、一中らしさを感じる毎日です。

今年度、一中では探究的な学びをさらに深めるため、各教科で「見方・考え方」を意識した授業づくりを進めています。すると自然と増えていくのがグループでの学び合いです。自分一人では思いつかなかった考えに出会ったり、友だちの意見を聞いて見える景色が変わったりすることがあります。仲間と対話しながら、多角的に物事を見つめる力を育ててほしいと願っています。

さて、本日のタイトルは、あるクラスの学級通信の結びの言葉を拝借しました。

その先生は、生徒たちにこう語りかけたそうです。
「失敗しよう。」

「え、成功じゃなくていいの?」
生徒たちからは、なんとも素直な反応が返ってきます。

すると先生は続けました。
「失敗できるのは、挑戦した人だけ。失敗しない人は、失敗を恐れて挑戦すらしない人かもしれない。」

なるほど、と唸らされました。

私たち大人でも、「失敗したくない」と思うことはたくさんあります。ましてや中学生の皆さんなら、友だちの目が気になったり、恥ずかしい思いをしたくなかったりして、一歩を踏み出せないこともあるでしょう。手を挙げること、新しい役割に立候補すること、苦手なことに挑むこと、自分の思いを伝えること。どれも少し勇気がいることです。

でも、挑戦しなければ成功にもたどり着けません。失敗は、挑戦した証です。むしろ何もせずに立ち止まってしまう方が、もったいないのかもしれません。

そして学校という場所は、誰かの失敗を笑う場所ではなく、誰かの挑戦を認め合える場所であってほしいと思います。うまくいかなかった友だちに「次いこう」と声をかけられる集団。思い切って挑んだ仲間に拍手を送れる集団。そんな仲間がいるからこそ、次の一歩を踏み出す勇気が生まれます。お互いの「失敗」を認めあえる。むしろ「挑戦」をたたえあえるような集団にしていきたいですね。「成功」は「挑戦」の先にあるのです。そんな集団であれば「誰か」の「成功」の喜びを分かち合える集団になれると思うのです。「それって喜びが無限にリンクしていく仕組みなのでは?」と発見してしまいました。

もう一度問います。

あなたは、「失敗する人」と「挑戦すらしない人」どちらになりたいですか?

R8年4月16日(火曜日)D.C.スタート!!

第一中学校では今年度、D.C.教育に取り組みます。

※D.C.教育(デジタル・シティズンシップ教育):デジタル社会で責任ある市民として行動するために必要なスキルや態度を育む教育です。

摂津市から一人一台のiPadが貸与されるようになって、早くも5年が経ちました。今の子どもたちにとってiPadは、特別な機器ではなく、鉛筆やノートと同じように日常的な学習ツールの一つになっています。授業で調べ学習をしたり、意見を共有したり、学びを広げるために欠かせない存在となりました。

その一方で、これまで使用に関するルールは、市や学校、大人が中心となって定め、運用してきた部分も多くあります。しかし、私たちは中学生を、善悪の判断ができ、自分たちの学校生活をより良くするために考え行動できる存在だと捉えています。

「どのように使えば自分も周りも気持ちよく過ごせるのか」
「学びの道具として、どう活用することが望ましいのか」

そうしたことを、自分たち自身で考えることこそが大切だと考えています。

そこで今回は、まず各クラスで小グループに分かれ、現在のiPad使用に関する課題や気になる点について話し合いました。

使い方のマナー、授業中の活用方法、休み時間との切り替え、友だちとの関わり方など、それぞれの立場からさまざまな意見が出されていました。普段何気なく使っているツールだからこそ、改めて立ち止まり、「より良い使い方とは何か」を考える貴重な時間になったように感じます。

今後は生徒たちの有志によりプロジェクトチームが発足され、今回出た意見をもとに、第一中学校らしい新たな学びとルールづくりが進んでいきます。生徒たちの主体的な姿に、今後ますます期待が高まります。

R8年4月14日(火曜日)クラブ紹介~仮入部開始!!

ドキドキドキドキ…ワクワクワクワク…今日は昼頃から一中の校内に無数のドキワクがあふれていました。

楽しそうなクラブがあるかな。先輩たちはやさしいかな。

部活の楽しさをちゃんと伝えられるかな。後輩がたくさん来てくれるかな。

発信側と受信側で考えることは違いますがドキワクを全校生徒で共有することができました。

クラブ紹介後、新入生は仮入部に参加しました。

何の部活動に入部するか、そもそも部活動に所属するのかを選択し、決定します。すでにやりたいことが決まっている生徒ばかりではないため、そんな人は5日間いろいろな部活に仮入部して悔いのないように決定してほしいです。中学校の3年間はあっという間。3年間だけでなく、この先ずっとかかわっていけるような活動を、部活動や、放課後の課外活動で見つけてほしいと思います。

部活動等をとおしてつながる仲間との絆や、忘れられない経験を、多くの新入生にも感じてもらいたいです。とても楽しみですね!

R8年4月13日(月曜日)授業開始!!

先週は学年開き、クラス開きなどが行われ、その一環として実施したレクレーションなどをとおして級友や学年の先生のことなどを知る機会が持たれました。

2週目にはいり、いよいよ本日から各教科の授業が始まります!!

中学校では各教科で担当教員が変わるため、様々な授業に順応していくことが求められます。最初の授業では各教科のシラバスに沿って1年間の授業の流れや、授業ごとのルール、大切にしてほしいことなどの説明がなされました。教科には大切にしてほしい「見方・考え方」があります。1年間の授業をとおしてその力を身につけると、いろいろな教科に相互に応用できるだけでなく、社会に出てからも生きて働く力になっていきます。

第一中学校では、基礎基本的な学習はもちろん、それらを土台とした探究的な学びを研究しています。伝統的に落ち着いた学習環境があり、小学校で身につけた確かな基礎基本があるからこそ、その力を生徒自身が主体的に発揮し、社会で先頭に立って活躍できる人材の育成をめざします。

R8年4月8日(水曜日)入学式

前日とは一転した晴天に恵まれ、令和8年度入学式が盛大に挙行されました。

緊張した面持ちの新入生も、たくさんの保護者様に見守られつつ堂々と、そして初々しい表情で入場してきました。校長先生をはじめ本校の卒業生でもある摂津市教育長からのご祝辞や、生徒会長から歓迎の言葉をいただいたあとの新入生代表あいさつでは、これから始まる中学校生活への期待や決意が、自分の言葉でしっかりと語られ、会場には大きな拍手が広がりました。

新しい環境に戸惑うこともあるかもしれませんが、学習や部活動、学校行事など、多くの経験が皆さんを待っています。同じスタートラインに立った仲間とともに、充実した中学校生活を築いていってくれることを願っています。

先輩たちが心を込めて準備してくれた入学式の会場装飾もまた、新入生のハレの日に華を添えてくれました。入学式にかかわったすべての人の想いが、新入生の背中を後押しした素晴らしい入学式となりました。

皆様、ありがとうございました!!

R8年4月7日(火曜日)新入生登校日

本日、新入生がはじめて第一中学校の門をくぐりました。真新しい制服に袖を通した新入生が、少し緊張した表情で体育館に集まりました。

新しいクラスの発表、入学式の予定、保護者席の抽選など様々な伝達事項がありましたが、新入生たちは落ち着いて耳を傾け、意味を理解したうえで行動することができました。「言葉の意味を考えて行動できる力」をすでに身につけているのだと感じました。

一つの指示を聞いたときに、その目的や周りの状況を考えながら動くことは、これからの学校生活でもとても大切な力です。小学校での学びの積み重ねが、こうした姿につながっているのだと嬉しくなりました。

中学校では、言われたことをこなすだけでなく、「なぜそうするのか」「どうすればより良くなるのか」を自分たちで考え、仲間とともに行動していく場面が増えていきます。今日の姿から、これからの成長がとても楽しみになりました。

いよいよ明日は入学式です。新しい仲間との出会いと、中学校生活のスタートを、教職員一同心から楽しみにしています。🌸