水道水における有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について

更新日:2024年02月29日

水道水における有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)は、厚生労働省が令和2年4月に「水質管理目標設定項目」※1として位置づけ、暫定目標値は「PFOS及びPFOAの合計値が50ng/L以下」に設定されました。

摂津市では太中浄水場で複数の井戸から汲み上げた地下水を浄水処理した水道水と、大阪広域水道企業団から受け入れた水道水を市内に供給しています。

太中浄水場では年3回PFOS及びPFOAの検査を行い、暫定目標値を下回るよう水質の管理をおこなっています。 また、暫定目標値を超過または超過する恐れのある場合には、PFOS及びPFOAの濃度が高い井戸からの汲み上げを停止する等の対応を行います。

太中浄水場の検査結果※2は、摂津市上下水道部ホームページ「水道水質検査結果」でご確認いただけますが、いずれも暫定目標値である50ng/Lを下回っておりますのでご安心下さい。

●直近の水道水の水質検査結果

自己水(太中浄水場)

採水年月日

R5.5.18

R5.9.5

R6.1.16

PFOS及びPFOAの合算値(ng/ℓ) 15 5未満 5未満

 

大阪広域水道企業団から受け入れる水道水につきましては、同業団が定期的※3に検査を実施しており、こちらの検査結果もPFOS及びPFOAは暫定目標値を下回っております。 詳しくは大阪広域水道企業団ホームページ 「水道水における有機フッ素化合物について」、「受水市町村分岐等における水質検査結果」よりご確認下さい。

(※1)水質管理目標設定項目:「水道水中での検出の可能性があるなど、水質管理上留意すべき項目」として、現在27項目が設定されています。(環境省ホームページ「水道水質基準について」)

(※2)近年の太中浄水場での検査実施状況及び実施予定

令和3年1月、7月、12月、令和4年2月、7月、10月、令和5年1月、

令和5年5月、9月、令和6年1月

(※3)大阪広域水道企業団では毎年2月、5月、8月、11月に検査を実施しています。

摂津市に供給する水道水は下記採水箇所の欄をご参照ください。

令和2年5月から令和3年2月:「摂津市 三島分岐」

令和3年5月から令和5年5月:「摂津市 鳥飼下分岐」

令和5年8月以降:「枚岡ポンプ場(庭窪流入)」