恵照院殿釈寿栄大童女の墓碑(QRコード用抜粋)
更新日:2019年09月26日
恵照院殿釈寿栄大童女の墓碑 摂津市一津屋2丁目6 顕彰札
元禄13年(1700年)6月、松平縫殿頭乗成が大坂城へ赴く途中息女の急逝にあい誓源寺(浄土真宗本願寺派)にほうむり、墓碑を建て菩堤所として丁重にとむらった。宝暦2年(1752年)菩堤供養のため、松平家より藤原国次鋳造の梵鐘と鐘楼が寄進され、梵鐘は第二次世界大戦中に供出されたが、鐘楼堂は現存する。
この墓碑にまつわる後日談がある。天明5年(1785年)松平下野守と松平縫殿頭の玄孫(孫の孫)兵部少輔乗友が墓参した時、付近の田が一面に水をかぶっているのに不審をいだき、そのわけをただしたところ排水不良のためとわかり、幕府の許可をとって排水(井路)を開削したので稲作が安定した
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