【こどもの食コラム】災害時にこどもを守る食品の備え
更新日:2025年09月19日
毎月19日は

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
乳幼児期の食品備蓄のポイント
災害に備えてお子さんの食品を備蓄しておきましょう。災害時には物流機能の停滞によりミルクや離乳食などのお子さんのための食品が手に入りにくくなることが想定されます。平時から少なくとも2週間分の食品を備蓄することが推奨されます。
● ミルクの備え
母乳を与えている場合も環境の変化等で足りなくなる場合があるため、粉ミルクや液体ミルクを備えておくと安心です。また、哺乳瓶を衛生的に保てない場合のために使い捨てコップやスプーンを備えることをおすすめします。飲料水は国産のミネラルウォーター(軟水)を調乳用に多めに備えましょう。
● 離乳食の備え
災害発生後、数日から1~2週間は電気・ガス・水道などのライフラインが停止し、調理できないことが想定されます。また災害時は落ち着かないため、少しでもリラックスして過ごせるよう日頃から食べ慣れたものをローリングストックしておきましょう。びん詰めやレトルトの離乳食を、少なくとも2週間分、備蓄することが推奨されます。
離乳食が手に入らない場合は大人の食事から取り分けることができます。衛生面、月齢に合った形状、味付けになることに注意してアレンジしましょう。
災害時の心得
大事なことは家族が元気でいることです。災害時に困ったことがあったら、医療・栄養などのスタッフに相談しましょう。
特に母乳をあげているお母さんは、授乳以外のことはできるだけ周囲に頼って疲れすぎないようにしましょう。一時的に食べ物が不足しても母乳は作られ続けますが、お母さんが元気でいるためにも、赤ちゃんのためにも、とれるときに水分と食べ物をとるようにしましょう。
※参考
要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイド(農林水産省)
災害時に乳幼児を守るための 栄養ハンドブック(日本栄養士会災害支援チーム)
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