【こどもの食コラム】幼児期は木の実類によるアレルギー発症に注意しましょう
更新日:2025年05月19日
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「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
近年、木の実(ナッツ)類のアレルギー症例数が増加
食物アレルギー表示は、重篤度・症例数の多い8品目について「特定原材料」と指定し、加工食品のパッケージへの表示を義務付けられています。近年、木の実類の中でもくるみのアレルギー発症例数が増加していることから2023年3月に特定原材料に加えられました。特に幼児期はくるみがアレルギー発症の初発例として上位を占めているため注意が必要です。
また、カシューナッツは過去に一定の頻度で健康危害が見られた「特定原材料に準ずる」区分ではありますが、木の実類の中でくるみに次いで症例数の増加等が認められています。その他にもアーモンド、マカダミアナッツについても注意が必要です。


幼児にとって、木の実類、落花生、大豆等はそのままだと喉に詰めやすい形状であり、5歳以下のこどもは、かみ砕く力や飲み込む力が十分に発達していないため、飲み込む際に気道に詰まりやすくなります。ペーストや粉状だと問題がないため、初めて食べる際は少量から試すようにしましょう。硬い状態の豆や木の実類は、5歳頃までは控えることをお勧めします。
※参照
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