【こどもの食コラム】幼児期に注意が必要な食材
更新日:2025年03月19日
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「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
幼児期に避けたい食品、慎重に与えたい食品
幼児食になると食べられるものがどんどん広がりますが、避けた方がいいもの、慎重に与えた方がよい食品があります。特に3歳ごろまでは大人が十分に注意しながら、進めていきましょう。早い時期に無理に与える必要はないため、こどもの成長に合わせて取り入れていくようにしましょう。
■生もの(刺し身、生卵)

生ものは原則3歳以降に与えましょう!
消化器官の発達が未熟なので、生ものは原則3歳からです。
新鮮で軟らかい刺し身なら2歳ごろから体調の良い時に少しずつ試してもOKです。
卵はゆで卵は食べられても生の状態だとアレルギー発症する場合があります。半熟卵なら1歳半以降、様子を見ながら少量ずつ与えてもOKです。
■脂が多いもの
肉の脂身は消化器官に負担がかかってしまいます。脂身でお腹いっぱいになるより、たんぱく質、鉄が多く含まれている赤身部分を優先的に選びましょう。
■塩辛いもの
加工食品のような塩分が強いものは、湯通しして塩分を取り除いたり、少量だけ与えるようにしましょう。
たらこやいくらのような魚卵はアレルギーが出るケースがあるため、2歳以降、病院の開いている時間帯に様子を見ながら慎重に与えましょう。たらこのように加熱できるものは火を通してください。
■辛いもの
からし、わさび、唐辛子などの辛いものは刺激が強いので避けましょう。にんにく、しょうが、カレーのようなスパイス類は少量なら使用することができます。にんにく、しょうがは必ず加熱するようにしましょう。
■カフェインを含むもの
こどもはカフェインに過敏に反応するため、少量のみが基本です。日常の習慣にならないよう、時折、牛乳に少量のココアを混ぜる程度がおすすめです。
日本では明確な基準値は出ていませんが、参考までにカナダ保険省では「2.5 mg/kg 体重/日以下を基準とした標準体重に基づく値で、4~6歳の子どもは最大45mg/日」となっています。

内閣府安全食品安全委員会 平成30年2月
■窒息が心配なもの
餅、加熱したいか・たこなど喉に詰まらせるおそれがあるものは細かくしたものを2歳以降を目安に少しずつ与えるようにしましょう。餅は代わりに噛み切りやすい白玉を利用することをおすすめします。
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