【こどもの食コラム】朝食はとっても大切!
更新日:2025年01月19日
毎月19日は

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
朝食はなぜ大切?
朝食は、体と脳が活動する準備として必要です。午前中から体を動かしたり脳を活発に働かせるために、一日の生活リズムを整えるためにも、朝食をきちんと食べることはとても大切です。
1.寝ている間にも使われている、栄養素をしっかり補給する
朝食で「寝ている間に使われた栄養素」と「午前中に使う栄養素」を補給することが必要です。
特に脳を働かせる「ブドウ糖」は寝ている間にも使われるため朝起きたときに頭がボーッとしてしまいます。特にブドウ糖を含む炭水化物を朝食でしっかり補給し、脳と体をしっかり目覚めさせましょう。
朝食をあまり食べていないと、エネルギーが不足して、午前中はボンヤリしてしまい、元気に過ごすことができなくなります。
また、成長期である幼児期は1食抜くことで、1日に必要な栄養を摂りにくくなります。ぜひ早寝早起きを習慣にして、朝ごはんをしっかり食べる習慣を身につけていきましょう。
2.生活リズムを整える
朝食は1日の活動のエネルギー源になるだけでなく、睡眠中に下がった体温を上げ、体内時計をリセットして体のリズムを整える重要な役割もあります。ところが、大人の夜型生活に引きずられて就寝時間が遅くなり朝なかなか起きられなかったり、不規則な生活をしていると、朝食抜きになってしまう傾向があります。早寝早起きを習慣にして、朝ごはんをしっかり食べる朝方生活にしていきましょう。はじめはバナナだけヨーグルトだけでもよいので、まずは何か食べる習慣をまず作っていきましょう。

3.便秘を予防する
毎日、朝食を食べることで排便のリズムが作られます。胃の中に食べ物が入ってくるとその信号を受けて大腸が反応し排便につながります。時間に余裕を持ってトイレタイムも習慣化しておくと良いですね。
朝食の工夫
1.朝食30分前までに起床を!
朝食時に食欲がある状態にするには、眠っていたときの副交感神経から、活動をするために必要な交感神経を優位にすることが必要です。朝食30分前までに起床するようにしてみましょう。
2.なるべく食べやすい献立を選ぶ
幼児期はパンは唾液を吸うので食べにくく、ごはんの方が食べやすいことがあります。おにぎりと具だくさんのお味噌汁のようなメニューや、パンならサンドイッチやフレンチトーストにすると食べやすくなります。
3.朝食を手軽に準備する

■そのまま出せるものを用意
調理要らずのパンやヨーグルト、果物を用意しておくとすぐに準備できます。
■忙しい朝はあたためるだけに!
前日の夕食の残りを活用する、小さいおにぎりを冷凍ストックするなどして、朝の手間を省きましょう。
■メニューを決めてしまって毎日同じでもOK!
毎朝、お決まりのメニューを決めてしまっても構いません。時々、野菜や果物の種類を変えるだけでもレパートリーが広がっていきます。
※参照
※関連コラム
摂津市公式クックパッドでは・・・
こども向けの様々なレシピをご紹介しています。
毎日の食事作りにぜひお役立てください!

https://cookpad.com/kitchen/50330313
この記事に関するお問い合わせ先
摂津市 教育委員会事務局 こども家庭部 出産育児課
〒566-8555 摂津市三島1丁目1番1号 摂津市役所新館6階
電話:06-6170-2181
ファックス:06-6170-2182
メールでのお問い合わせはこちら