【こどもの食コラム】ベビーフードを上手に使おう!
更新日:2023年01月19日
毎月19日は

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
ベビーフードのいろいろなメリット

毎日の離乳食を手作りで準備することは理想的ですが、忙しかったり、疲れていたり、大変なときはベビーフードを上手に使用してみてください。
ベビーフードには、そのまま食事として与えられるもの、調理しにくい素材を下ごしらえしたもの、家庭で準備した食材を味つけするための調味ソースなど、用途に合わせて様々な種類があります。食事の一品としてはもちろん、外出や旅行のとき、時間のないとき、メニューに変化をつけたいときなど、用途に合わせて選択しましょう。
ベビーフードは月齢に合わせて、粘度、固さ、粒の大きさなどが調整されているので、離乳食を手作りする場合の参考にすることもできます。また、単品で使うだけでなく、手作りの離乳食と併用すると、食材の数や調理形態、味つけがバラエティー豊かになります。お子さんの食体験を広げるためにもいろいろ試してみてください。
また不足しがちな鉄分を多く含むレバーなどを使用したベビーフードも多くありますので、栄養補助的に活用されることもおすすめします。
使用する際の注意点
お子さんの月齢や固さにあったものを選ぶことが基本ですが、与える前に養育者が一口食べて味や固さ、とろみなどを確認しましょう。そして、お子さんの食べ方をみて、固さなどが適切かを確認しましょう。
離乳食が1日2回食になったら、ごはんや麺類などの「主食」、野菜を使った「副菜」、たんぱく質性食品の入った「主菜」が揃う食事内容になるよう意識しましょう。例えば、ベビーフードで「主食」を使った場合、野菜やたんぱく質性食品の入ったおかずや、果物を添えるなど栄養のバランスを考えるようにしましょう。1食全てがベビーフードになると栄養素などのバランスが取りにくい場合があるので注意が必要です。
瓶詰やレトル製品のベビーフードは、開封後、すぐに与えるようにしましょう。また、全量は食べられない際は与える前に別の器に移して冷凍または冷蔵庫で保存することができます。衛生面の観点から食べ残しや作りおきを与えることはNGです。
非常時の備蓄にもおすすめ

ベビーフードは賞味期限が長く、常温で保存でき、温めずにそのまま食べられるものも多くあります。ママやパパの体調がすぐれないとき、災害などで買い物に出られないときなどの非常時用に水や育児用ミルクなどとともにベビーフードを「ローリングストック*」として備えておくことをおすすめします。
また育児用ミルクは、調乳が必要な粉ミルクだけでなく、そのまま飲ませることができる液体ミルクも備蓄しておくと大変便利です。
*ローリングストック:非常時のために普段の食品を多めに買い置きしておき、消費しながら一定量の食品を備蓄している状態
要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイド(農林水産省)
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