排水設備を正しく使いましょう

更新日:2023年12月20日

排水設備は、皆さんの財産です!

 排水設備の使用上の注意をおこたると、故障したり、設備の寿命を縮めることになります。

 日頃から、次のようなことには気をつけ、もし下水管がつまったり、悪臭がしたときは、近くの指定工事店へ連絡してください。

(イラスト)故障したときは摂津市指定工事店に連絡してください

水洗便所には、トイレットペーパーを使いましょう

水洗便所にティッシュペーパー、生理用品、紙おむつ等は流さないでください。

水に溶けないので詰まりの原因になります。

トイレットペーパーを使いましょう

台所の流し台には、生ごみや天ぷら油などを流さないでください

 家庭内の排水管や下水道管の流れが悪くなったり、つまったりして、管の中に堆積したものが腐敗し、衛生面や管の維持管理面で支障をきたすおそれがあります。

 また、生ゴミ破砕機(ディスポーザー)は単体で設置しないようにしましょう。

 現在の下水道施設は、ディスポーザーが使用できるようには造られていません。

油や薬品は流さないでください

余った灯油等は、下水道に流さないでください

下水道へ灯油やガソリン等の石油類や揮発物を流した場合、下水道施設に重大な被害が発生するばかりか、周辺の住宅等にも多大な影響を与える恐れがあります。下水道に灯油類を流すことで以下のようなことが起こる可能性があります。

  • 近隣の住宅等の排水口から揮発した石油の臭いが上がり、広範囲に悪臭被害を発生させる恐れがあります。
  • 下水道管で石油類が揮発し、それに引火することで爆発事故が起きる恐れがあります。
  • 下水道管の清掃作業が必要となる場合があります。清掃作業を行うには多額の費用がかかります。

少量の石油類でも多大な影響が出る可能性があります。「少しくらいなら大丈夫」などの軽い気持ちで絶対に流さないでください。

防臭ますや床トラップは、定期的に掃除しましょう

  • 防臭ますは、1ヶ月に1回程度エルボを取り外して付着している油脂類やゴミを取り除いて掃除をしてください。
  • 便所やお風呂場の床に設けられた排水口(床トラップ)は、ときどき目皿を取り外して掃除し、水を補給してください。
防臭桝と床トラップのイラスト

雨水ますにゴミを捨てないでください

雨が降ったときに雨水ますが詰まり、雨水が排水されずに溢れた結果、道路潅水や床下浸水が起こることがあります。