土地の税額計算について

更新日:2024年04月01日

やってみよう土地の税額計算

土地の税額計算例

(例)地目=宅地 地積=100平方メートル(小規模住宅用地に該当)

令和5年度固定資産税課税標準額 1,750,000円
令和5年度都市計画税課税標準額 3,700,000円
令和6年度評価額 10,800,000円(平方メートルあたり108,000円)

1. 固定資産税の税額計算

本則課税標準額に対する前年度課税標準額の割合を求めます。
(令和5年度課税標準額)÷(令和6年度評価額×1/6)×100
1,750,000円÷(10,800,000円×1/6)×100=97.2%

本則課税標準額に対する前年度課税標準額の割合が20%以上100%未満の小規模住宅用地の令和6年度課税標準額は税負担の調整措置の表1の(2) より「前年度課税標準額+評価額×1/6×5%」で求めます。

1,750,000円+10,800,000円×1/6×5%=1,840,000円

ただし、上記で求めた課税標準額の本則課税標準額に占める割合は1,840,000円÷(10,800,000円×1/6)×100=102.2%となり、本則課税標準額を超えるため、令和6年度課税標準額は、税負担の調整措置の表1の(注1) より(10,800,000円×1/6)= 1,800,000円となります。

よって、令和6年度の固定資産税額は1,800,000円×1.4%= 25,200円 となります。

2. 都市計画税の税額計算

本則課税標準額に対する前年度課税標準額の割合を求めます。
(令和5年度課税標準額)÷(令和6年度評価額×1/3)×100
3,700,000円÷(10,800,000円×1/3)×100=102.7%

本則課税標準額に対する前年度課税標準額の割合が100%以上の小規模住宅用地の令和6年度課税標準額は税負担の調整措置の表1の(1) より「令和5年度評価額×1/3」で求めます。

10,800,000円×1/3=3,600,000円

よって、令和6年度の都市計画税額は3,600,000円×0.3%=10,800円となります。