備蓄品・非常用持出品は備えていますか

更新日:2025年04月17日

災害が発生すると、物資の供給が滞る可能性があります。飲料水や食料、生活必需品をしっかり準備しておきましょう。

以下で示しているものは、一般的に必要なものの一例です。家族構成や世帯事情、季節等に応じて、必要なものを検討しましょう。

備蓄品

備蓄品とは、被災した状況でもできるだけ快適に過ごすために備えておくものです。飲料水や食料をはじめとした消耗品は、家族の人数×最低3日分、できれば7日分を準備しておきましょう。

備蓄品の例

飲料水・食料

◎非常食(缶詰、乾パン、レトルト食品、インスタント食品など)

◎飲料水(ひとり1日3リットルが目安)

◎携帯食(チョコレート、キャンディーなど)

日用品・燃料など

◎懐中電灯

◎携帯ラジオ

◎乾電池

◎ポリ袋

◎食品ラップ

◎トイレットペーパー

◎携帯トイレ(ひとり1日5回分が目安)

◎カセットコンロ

◎カセットボンベ(ひとり1週間6本が目安)

ローリングストックで日常的に備蓄を

ローリングストックのイラスト

ローリングストックとは、普段使いする食料や日用品を少し多めに買い置きし、消費した分を買い足すことで、常に一定量の備蓄を保つ方法です。

いざというときに賞味期限が切れているというような事態を防ぐことができ、日頃から食べ慣れているものを用意することができるため、家庭での備蓄方法としておすすめです。

非常用持出品

非常用持出品とは、避難時に持ち出す物です。普段持ち歩くもの以外はリュックに詰めておくなど、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。

また、避難時に支障なく持ち運べる重さの目安は、成人男性で15kg、女性で10kg程度といわれています。準備する際は、重すぎないか背負って確認しましょう。

非常用持出品の例

飲料水・食料など

◎飲料水

◎非常食

日用品

◎携帯トイレ

◎トイレットペーパー

◎ウェットティッシュ

◎マッチ・ライター

◎歯磨きシート

◎筆記用具

◎ポリ袋

◎救急用品(絆創膏・包帯・ガーゼなど)

情報機器など

◎携帯ラジオ

◎懐中電灯

◎予備の乾電池・モバイルバッテリー

衣類など

◎タオル類

◎軍手

◎衣類(上着・下着・靴下)

◎レインコート

感染症対策用品

◎マスク

◎アルコール消毒液

◎体温計

貴重品

◎現金(小銭)

◎預金通帳・印鑑

◎クレジットカード

◎マイナンバーカード

◎運転免許証

※通帳・カード類などは、番号を控えたメモかコピーを用意しておきましょう。

要配慮者・ペットがいる家庭での備え

乳幼児・妊産婦がいる家庭

◎おむつ・おしりふき

◎粉ミルクまたは液体ミルク・使い捨て哺乳瓶

◎おんぶ紐・抱っこ紐

◎授乳ケープ

◎母子健康手帳

◎脱脂綿・ガーゼ

高齢者・要介護者がいる家庭

◎薬・お薬手帳

◎大人用おむつ・おしりふき

◎携帯用杖

◎おかゆなどの非常食

◎入れ歯・入れ歯洗浄剤

◎補聴器

ペットがいる家庭

◎ペットフード

◎リード

◎ケージ(扉・屋根付き)

◎簡易トイレ・ペットシーツ

◎常備薬