災害時要援護者支援制度

更新日:2022年07月05日

災害時要援護者登録

市では、高齢者や障害者など災害時に自力での避難が難しい方が迅速かつ安全に避難することができるよう日頃から支援体制を整備するとともに、支援を必要とされる方々だけではなく市民の皆さんが安心して暮らすことができる地域づくりを進めています。

災害時要援護者支援制度は、災害時において支援を必要とされる方から申請を受付し、地域の支援者の方々にその情報を提供・共有することにより日ごろから防災訓練に役立て、地域での連携を強化し、災害時に備える取り組みです。  

この制度を通じて、普段の地域のつながり・助け合いにより少しでも被害を減らす取り組みを進め、支援を受ける方も、支援をする方も日ごろから地域での交流を大切にし、皆さんで助け合える地域づくりを目指しましょう。

※登録することによって必ず災害時の支援が保証されるというものではありません。また、支援する方が、責任を負うものでもありません。

対象者

市内に在住で、次の1~6に該当し、災害時に家族などの支援だけでは避難することができない、または家族などの支援をうけられない方のうち、申請いただいた情報を自治会などの地域支援者に提供することに同意される方を対象とします。

  1. 身体障害者手帳1級・2級をお持ちの方(※心臓、じん臓機能障害のみの方は除く)
  2. 精神障害者保健福祉手帳1級をお持ちの方
  3. 療育手帳Aをお持ちの方
  4. 要介護認定者で要介護度3・4・5の方
  5. ひとり暮らし登録をされている方
  6. その他、災害時に自力で避難することが困難だと思われる方  

申請方法

申請を希望される方は、摂津市要援護者登録申請書に必要事項をご記入のうえ、市役所防災危機管理課へお申し込みください(郵送可)。

原則として、本人による申請としますが、本人が申請できない場合は、代理申請も可能です。  

ただし、申請については地域へ情報提供することに同意していただくことが必要です。 申請いただいた情報については、市で台帳を整備し、地域で支援していただける方々に提供し、災害時の避難支援や、日ごろの防災訓練に役立てます。

   

登録しなければ、どうなるの?

どうしても地域の方々に情報を提供することにためらいのある方は私たちはどうなるの?と思われるかもしれませんが、市では平成23年度に「災害時要援護者支援システム」を導入し、前述の1~6に該当する方についてはシステムにて一元的な管理を行っております。それらの情報は地域の方々に情報公開はしないものの、市役所内の関係課と共有し、災害時には活用できるよう台帳の整備を行っております。  

要援護者登録申請書