住宅用消火器の維持管理について

更新日:2018年03月30日

1年に1回は確認を…

 平成21年に、大阪市で老朽化した消火器の破裂に伴う事故が発生し、その後も同様の事案が発生しております。

 このような事故を防ぐために、法令による点検・整備の義務付けのない一般家庭に設置された消火器については、適正な維持管理のため、日頃から定期的に消火器の状態を確かめてください。

よくある質問!!

【Q1】住宅用消火器はどこに設置したらいいの?

【A1】

消火器は、湿度の高い場所や、常時水や直射日光にあたる場所・火気器具の直近は避け、誰もが見やすく、使用しやすい場所に転倒防止措置をして設置してください。

【Q2】汚れた場合は?

【A2】

消火器が濡れたり、汚れた場合は、速やかにふき取ってください。

【Q3】確認のポイントは?

【A3】
  • 消火器本体(底部・側面・溶接部など)に、変形・さび・塗色の剥離がないか。
  • ホースの損傷やひび割れ、キャップやホース結合部の緩みがないか。
  • 圧力ゲージの指針が緑色の範囲内を示しているか。

【Q4】変形やさびなどの異常が認められたら?

【A4】

購入元や消火器メーカーにご相談してください。

【Q5】一般住宅に消火器は必要なの?

【A5】

法令による設置義務はありませんが、万が一火災が発生した時の初期消火に大変有効ですので設置をお奨めします。

【Q6】どのような消火器を置いたらいいの?

【A6】

住宅用消火器(蓄圧式)を設置してください。

【Q7】使用期限は?

【A7】

住宅用消火器本体に、有効使用期限が記入されております。

【Q8】処分方法は?

【A8】

消火器は、一般のゴミとして捨てることはできませんので、購入元や消火器本体に記入されている連絡先に連絡してください。なお、新しい住宅用消火器を購入した場合は、無料で引取ってくれる場合もあります。

【Q9】処分するときは、使い切らないといけないの?

【A9】

処分の際は、薬剤を放出する必要はありません。