火災多発に伴う注意喚起について

更新日:2025年02月12日

火災を発見したら

・火災を発見した場合、大きな声で周りに知らせてください。

・119番通報をしてください。

初期消火

・消火器又は屋内消火栓を使用し初期消火を行ってください。

・日ごろからどこに設置されているか確認しておきましょう。

・炎が天井に達すれば、無理せず避難しましょう。

お願い

市内では、今年に入り、火災が多発しております。

この季節は、特に空気が乾燥し、火災が発生しやすく、また、強風により延焼が拡大し、大火となる可能性が高い状況です。家庭や職場で火災予防対策を徹底し、火災を出さないよう十分注意してください。

火災を防ぐには

・寝たばこは絶対にしない、させない。

・ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。

・こんろを使うときは火のそばを離れない。

・コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。

・家の周りには燃えやすい物を置かない。

煙の危険性

煙の特性

火災時の煙は、高温で浮力がついているため、廊下など横方向へと広がる場合、通常では天井面に沿って毎秒0.3m~0.8mの速さで流れます。しかし、階段やエレベーターなど、縦方向へは毎秒3m~5mという速いスピードで流れます。通常人間の階段での上下歩行速度は毎秒0.5mといわれていますので、煙は数倍も速い速度で拡散していくことになります。そのため、出火階より上にいる場合は、一刻も早く出火階より下へ避難しないと危険です。

煙の毒性

煙には一酸化炭素など有毒なガスがたくさん含まれています。一酸化炭素は、無色無臭の気体であり、酸素よりも血中ヘモグロビンと約250倍も結びつきやすくなっています。そのため高濃度の一酸化炭素を吸い込むと、酸欠や一酸化炭素中毒で意識消失し、最悪の場合死に至る危険性があります。また、煙は人体への直接的な影響以外にも、視界の低下やそれに伴う心理的不安によるパニックなどもあります。