スマートフォンから自動で119番がかかることがあるって知ってましたか?
更新日:2024年06月20日
スマートフォン等から自動で119番がかかる機能について
近年発売されたスマートフォンには、激しい衝撃が加わると警報音と画面上に警告が表示され、一定時間操作がない場合に119番に電話が自動でかかり、消防機関に対して音声メッセージによる自動通話が行われます。この機能で意図しない119番の発信が相次いでいます。この機能は2022年9月7日に発売されたiPhone14に搭載されました。
救急車などは必要ないのに119番がかかってしまった場合の対応
警告の画面表示や警告音に気がついた場合は通報をキャンセルすることができます。119番が発信された場合は電話を切らずに誤ってかかってしまったとお伝えください。また消防から折り返し電話することがありますので、必ず電話に出て救急車や消防車は必要ない旨をお伝えください。電話がつながらない場合、通報があった発信場所付近を救急車や消防車で捜索することがあります。
どういった時に119番が自動でかかるのか
・交通事故で強い衝撃が加わったとき
・スマートフォンを落として強い衝撃が加わったとき
・スキー場等でポケットにスマートフォンを入れたまま転倒したとき
など様々なことで119番が自動で発信されます。
おわりに消防からのお願いです
119番の自動発信機能は実際の交通事故で活躍したこともあるため非常に有用な機能ではありますが、誤通報が多発しているのも事実です。救急車が出動する場合、誤通報であることが確認できるまでその救急車は他の場所へ出動することができません。誤ってかかってしまった場合は、必ず電話は切らずに誤ってかかってしまったとお伝えいただきますようよろしくお願いします。
この記事に関するお問い合わせ先
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〒565-0855 吹田市佐竹台1丁目6番3号(吹田市総合防災センター5階)
電話:06-6155-5119
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