味生出張所の化学消防ポンプ自動車を更新

更新日:2018年04月26日

化学車が斜め前を向いている

平成30年3月、味生出張所に配備している化学消防ポンプ自動車を更新し、運用を開始しました。

化学消防ポンプ自動車は、ポンプ車の放水機能に加え、危険物火災のときなどに多量の泡で消火できる機能を搭載しています。

車両の特徴

シャシは消防専用シャシ、キャブオーバーダブルキャブ型、四輪駆動5.5t級シャシに水槽1,300ℓ、クラスB薬液槽500ℓを装備し、ポンププロポーショナーという装置で水と薬液を混合し、水では消火できない油火災や化学火災に対応しています。

また、一般火災や車両等の火災に対応しているCAFS用クラスA薬液も20ℓ装備しています。CAFS(キャフス)とは、圧縮空気泡消火装置というものであり、化学車の水槽容量は1,300ℓですが、この装置を使用することにより、約20,000ℓ分に相当する消火性能があり、水利のない場所では非常に有効なシステムです。

車両の諸元

化学者が横を向いている

全長 7m04cm

全幅 2m30cm

全高 3m11cm

車両総重量 10,900kg

乗車定員 6名