第4次総合計画基本構想が議決されました

更新日:2018年03月30日

平成23年度から10年間の新しいまちづくりの指針となる「第4次摂津市総合計画」の基本構想が、平成22年11月30日開催の定例市議会で議決されました。

総合計画基本構想とは

総合計画は、都市基盤・福祉・教育・産業・環境・文化・スポーツなど、市民生活のあらゆる分野にまたがる計画で、市が実施するさまざまな取り組みの指針となるものです。

基本構想では、市のめざす将来像や目標など、まちづくりの考え方を示しています。

めざす将来像は「みんなが育む つながりのまち 摂津」

公募市民による「摂津市まちづくり市民会議」の提言から、市のめざす将来像として「みんなが育む つながりのまち 摂津」が採用されました。

市に関わるみんなが思いを語り、行動し、力を合わせることで、市を「住み続けたいと思える、元気で“ほっ”とする温かいまち」に育てていきます。

キーワードは「協働」

新総合計画では、「協働」により、まちづくりに取り組んでいきます。

「協働」とは、めざす将来像の実現に向けて、市民、事業者、行政など市に関わるみんなが主体性をもって、互いの特性を尊重しながら、共通の目標を達成するために対等な立場で連携・協力するものです。

これまでは、市民、事業者の皆さんの協力のもと行政主導でまちづくりを進めてきました。しかし、経済の低成長や、人口減少、少子・高齢化の進行など、社会経済状況は大きな転換期を迎えています。また、人々の価値観やニーズが多様化する中、地方分権の推進により、地方自治体には地域の特性を生かしたまちづくりが求められています。

そこで、人材や施設、自然などの地域資源の発掘と活用に取り組み、摂津市らしさや強みを生かして「協働」によるまちづくりを進めていくことを計画の柱としました。

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7つの目標で将来像を実現

「協働」のまちづくりで重要なことは、“どのようなまちにするか”という目標を市に関わるみんなで共有し、目標の達成に向かって力を合わせ、最適な方法を見つけて取り組んでいくことです。

新総合計画では、7つの目標を設定しました。これは、「総合計画審議会」をはじめとする市民の皆さんの意見を取り入れて決定したものです。

まちづくりの目標(1) 市民が元気に活動するまち

市民が活躍するまちにします。

まちづくりの目標(2) みんなが安全で快適に暮らせるまち

  • 都市基盤を整備し、安全で安心して暮らせるまちにします
  • 生命・財産を守り、安心して快適に暮らせるまちにします

まちづくりの目標(3) みどりうるおう環境を大切にするまち

  • 地球にやさしく美しい住みよいまちにします
  • 自然豊かな憩い、やすらぐまちにします

まちづくりの目標(4) 暮らしにやさしく笑顔があふれるまち

  • 平和と人権を大切にするまちにします
  • 男女共同参画社会を実現するまちにします
  • 誰もが安心していきいきと暮らすことができるまちにします

まちづくりの目標(5) 誰もが学び、成長できるまち

  • 生涯学習を通じて心豊かなうるおいと安らぎを感じるまちにします
  • 自ら学び、自ら考えることのできる子どもを育むまちにします
  • 文化・スポーツを通じて市民が元気なまちにします

まちづくりの目標(6) 活力ある産業のまち

  • 産業を支え、活力のあるまちにします
  • 勤労者を守り、いきいきと働くことができるまちにします

まちづくりの目標(7) 計画を実現する行政経営

市民の視点に立った質の高い行政経営を行います

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