平和首長会議

更新日:2024年04月10日

国際社会の一員として

摂津市は1983年3月に平和都市宣言を行うとともに2009年7月には平和市長会議に加盟し、平和を願う世界の国々や地域とともに核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を訴えています。 なお、2013年8月6日に、「平和市長会議」から「平和首長会議」に名称変更しました。

平和首長会議とは

1982年6月24日、ニューヨークの国連本部で開催された第2回国連軍縮特別総会において、荒木武・広島市長(当時)が、世界の都市が国境を超えて連帯し、ともに核兵器廃絶への道を切り開こうと「核兵器廃絶に向けての都市連帯推進計画」を提唱し、広島市・長崎両市長から世界各国の市長宛てにこの計画への賛同を求めました。

平和首長会議は、この趣旨に賛同する都市(自治体)で構成された機構です。1991年に国連経済社会理事会のNGOに登録されています。

現在、世界165カ国・地域7,968都市の賛同を得ています。
(2020年11月1日現在)

平和首長会議の活動

平和首長会議は、都市連帯推進計画に賛同するすべての都市相互の緊密な連帯を通じて核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起するとともに、人類の共存を脅かす飢餓・貧困等の諸問題の解消、更には難民問題、人権問題の解決及び環境保護のために努力することで世界恒久平和の実現に寄与することを目的に様々な活動を行っています。

「核兵器禁止条約」の早期締結を求める署名活動

2010年12月から「核兵器禁止条約」の交渉開始等を求める市民署名活動に取り組み、署名数は2020年11月1日現在、約311万筆に上りました。2017年7月、被爆者を始め、多くの人々の核兵器廃絶への強い願いが実を結び、「核兵器禁止条約」が採択されました。核兵器のない世界を実現させるためには、核保有国とその傘の下にある国々がこの条約を締結することが不可欠です。この署名を通して、皆さんの平和を希求する声を世界に広げ、全ての国が条約を締結するよう促しましょう。

署名の方法については下記のウェブサイトをご参照ください。