採用試験Q&A

更新日:2021年04月30日

任期の定めのない職員の採用候補者試験について、受験生の方から寄せられる質問と答えをまとめましたので、本市を受験する際の参考にしてください。

1 求める人材について

Q1 摂津市ではどのような人材を求めていますか?

A1  「人材育成基本方針」において、「目指す職員像」として以下の6つを掲げています。

  (1)  誠実かつ公正で、市民から信頼される職員

  (2)  市民の立場、目線で物事を考え、市民とともに協働する職員

  (3)  人権意識と幅広い視野を持った職員

  (4)  何事にも問題意識を持ち、意欲的に仕事を遂行する職員

  (5)  高いコスト意識を持ち、経営感覚を備えた職員

  (6)  自ら前例を創る職員

   このような職員として活躍したいと考えている方に、受験してもらいたいと考えています。

2 採用試験について

Q1 摂津市の採用試験は、いつ実施されますか?

A1  採用試験の実施有無、実施職種は、毎年、職員の退職や欠員の状況を勘案して決定します。

  採用試験を実施する際は、市広報誌「広報せっつ」及び市ホームページでお知らせします。

  なお、ここ数年、事務職の採用試験は、5月募集(6~8月に試験)、9月募集(10~12月に試験)の年2回実施しています。

Q2 職務経験者を対象とした採用試験は実施していますか?

A2  試験によって応募要件が変更となりますので、試験実施要項をご確認ください。

  なお、近年の試験では、事務職においては、職務経験者と新規学卒者を区別しておりません。技術職(土木・建築)においては、大学等の各専門課程を卒業された方を対象とした試験とは別に、【民間企業等勤務経験者】枠を設定しています。

Q3 試験は何次試験までありますか?

A3  実施する試験ごとに決定し、職種によっても異なりますので、試験実施要項をご確認ください。

Q4 摂津市の採用試験の特色は何ですか?

A4  本市の採用試験は、知識偏重ではなく人物重視の試験です。一般教養試験を中心としたいわゆる「公務員試験」ではなく、「自己PR面接」や「プレゼンテーション面接」等により、受験生の物事に対する姿勢や行動特性が「1 求める人材について」で記載した「目指す職員像」にどれほど当てはまるかを判定しています。なお、実際の試験は、職種や年度によって変更になることがありますので、詳細は試験実施要項をご確認ください。

Q5 過去の試験問題を教えてもらえますか?

A5  過去の試験における集団討論のテーマや、個人面接及び集団面接での質問等は、公表していません。なお、試験科目については、「過去の採用候補者試験」のページで、各年度の試験実施要項をご確認ください。

Q6 過去の試験における受験者数と合格者数を教えてください。

A6  「過去の採用候補者試験」のページで、各年度の合格者数をご確認ください。

Q7 摂津市外在住ですが、市内在住と比べて不利になることはありますか?また、出身地、出身校や性別などによる有利・不利はありますか?

A7  採用試験は、受験者本人の能力や特性のみをもって判定を行いますので、在住地や出身地、出身校、性別よる有利・不利は、一切ありません。

3 給与・勤務時間等の勤務条件について

Q1 初任給はいくらですか。

A1  初任給は年齢、学歴等に応じて異なり、社会人経験など過去の経歴による初任給加算調整があります。

  社会人経験などがない場合の初任給は以下通りです(地域手当を含む)。

        大学卒 207,230円 短大卒 193,132円 高校卒 175,854 円

  民間企業に正社員として5年間勤務した経験がある場合の初任給は、以下のとおりです(地域手当を含む)。

        大学卒 236,592円 短大卒 218,678円 高校卒 207,230 円

Q2 給料以外の手当には、どのようなものがありますか?

A2  扶養親族がいる場合の扶養手当、賃貸住宅の家賃の一部を補助する住居手当、時間外勤務を行った場合の時間外勤務手当、通勤定期代等を負担する通勤手当、賞与に相当する期末手当・勤勉手当等があります。

Q3 勤務時間・休日等について教えてください。

A3  原則、勤務時間は午前8時45分から午後5時15分まで(休憩45分)で、1日7時間45分、週38時間45分勤務です。休日は土・日曜、国民の祝日、年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)です。ただし、職種や勤務場所によって、異なる場合があります。

Q4 休暇制度について教えてください。

A4  採用のタイミングで年次有給休暇を付与します(4月採用で、年20日)。その他、特別休暇として、結婚休暇、服喪休暇、子の看護休暇、出産補助休暇等があります。

4 人事制度について

Q1 採用後のキャリアパスの事例を教えてください。

A1  大学卒業後すぐに採用された場合、標準的な勤務成績であれば、8年で副主査に昇格し、その後最短2年で係長級に昇格することができます。また、課長級に昇格する職員は、40歳代前半から半ばが多くなっています。なお、昇任・昇格は、人事評価と試験成績に基づき行われるため、すべての職員が同じように昇任・昇格するわけではありません。

Q2 採用後の配属や異動の仕組みはどうなっていますか?

A2  採用後の配属は、採用日にお知らせします。また、職員本人の適性を勘案しながら、できるかぎり様々な分野で業務を経験できるよう異動を行います。なお、課内において係間の異動や担当業務を変更するジョブローテーションにより、様々な業務を経験することもできます。

Q3 採用前の事前研修はありますか?

A3  原則、4月採用の方には3月下旬に1週間程度の研修を受講してもらいます。

Q4 採用後の研修には、どのようなものがありますか?

A4 研修は大きく2つの研修に分かれます。

(1) 市主催研修

採用後の年数に応じて習得しておいてもらいたい知識やスキルに関する研修を実施します。また、管理監督職に昇格した職員を対象に、その職階の職員に必要となるマネジメントや部下育成に関する研修を実施します。そのほか、新規採用職員には人権連続研修を1年間受講してもらい、行政職員として必要な人権感覚を身に付けてもらうほか、全職員を対象にハラスメント防止研修等を行います。

(2) 派遣研修

公益財団法人大阪府市町村振興協会研修研究部(マッセOSAKA)で開催する研修を紹介しますので、自身で学びたいと考える研修を受講することができます。そのほか、民間企業や各種団体が開催する研修に、職員を指名して受講してもらうこともあります。

Q5 研修以外の育成支援について教えてください。

A5 Webシステムを利用した新規採用職員に対する支援を行っています。その日取り組んだ業務やそこからの気付き等を日誌としてWeb上に記録してもらい、それに対して指導担当者だけでなく、上司や先輩職員がコメントを送る取組です。職場全体で新規採用職員の成長を見守ります。

Q6 ワーク・ライフ・バランスや働き方改革に関する取組には、何がありますか?

A6  「次世代育成支援対策推進法」及び「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」に基づき、「特定事業主行動計画」を策定しています。男女を問わず、職員一人ひとりが仕事と子育てを含む家庭・地域生活との両立を図るとともに、女性職員の活躍を推進する職場づくりを目指しています。詳しくは「特定事業主行動計画」のページをご覧ください。

5 福利厚生制度について

Q1 福利厚生制度はどのようになっていますか?

A1  採用日付で、摂津市職員厚生会の会員となります。外部福利厚生制度を利用できるほか、人間ドック補助、資格等取得費補助を受けることができます。

Q2 健康保険や厚生年金の取扱はどうなりますか?

A2  採用日付で、大阪府市町村職員共済組合(以下「共済組合」といいます。)の組合員となります。共済組合では、健康保険の事業を行う「短期給付事業」や、退職後の年金等に関する「長期給付事業」等を行っています。詳しくは、共済組合のホームページでご確認ください。