高齢者を狙った商品の送りつけに気をつけて!

更新日:2021年07月01日

 最近、消費生活相談ルームには、注文した覚えが無いのに、あたかも注文したかのように思わせ、商品を送りつけ、代金を支払わせようとする悪質な電話によるトラブルに関する相談が数件寄せられています。特に、ひとり暮らしの高齢者を狙った事案が多く、同様のトラブルは、全国的に広がっていますのでご注意ください。

相談内容

 知らない業者から、「注文のあった健康食品を代金引換で送る。」と電話がかかり、心当たりがないので発送を断ると、「確かに注文している。注文を受けた時の録音もある。」など、とても強引な口調で言われ、話を聞いてもらえなかった。自分には経済的にゆとりがないので、高い健康食品を注文するはずがないが、もし商品が届いたらどうしよう。

こんなときは…

  • 消費者が承諾していないにもかかわらず、一方的に商品を送りつけられた場合、代金を支払う義務はありません。配送業者に受け取り拒否して、持ち帰ってもらいましょう。
  • 電話で断ったにもかかわらず、強引に押し切られて購入を承諾し、商品が届いた場合でも、クーリングオフできる場合がありますので、一人で悩まずすぐに消費生活相談ルーム(06-6383-2666)へ相談しましょう。