アライグマについて

更新日:2024年01月11日

本来、アライグマは北アメリカ原産の野生動物で、日本では1970年代にペットとして多くのアライグマが輸入されるようになりました。しかし、飼いきれなくなって野外に放たれたり、飼育檻から逃げ出したりし、また、繁殖力が旺盛で国内では天敵がいないため野生化しました。近年、農作物や家屋へ侵入する等の被害が深刻化しています。


現在では、外来生物法の『特定外来生物』に指定されており、飼育したり放獣することは、原則禁じられております。

夜行性で基本的には臆病な動物であるため、追い詰めたり、脅かしたりしない限り、アライグマから攻撃してくることはありません。ただ、エサを与えようと近づいたり、触ろうと近づいたりすることは危険ですので、絶対にしないでください。

アライグマ写真

捕獲檻の貸し出し

本市では、農作物の被害や家屋への侵入被害を防ぐ目的で捕獲器の貸出を行っております。

貸出時に使用方法や注意事項をご説明いたします。また、台数に限りがあり、ご希望日に貸出できない場合がありますので事前にご連絡のうえ環境政策課までお越しください。なお、貸出期間は原則30日としております。

捕獲器の大きさが、縦40センチメートル×横40センチメートル×長さ120センチメートル程度あるため、車でのご来庁をお薦めいたします。

捕獲檻

タイプA(踏み板式)

捕獲檻

タイプB(釣り餌式)