ごみ収集車・ごみ処理施設の火災防止について

更新日:2025年03月07日

リチウムイオン電池・モバイルバッテリー・中身の残ったスプレー缶やカセットボンベ・ライターなど・・・収集車やごみ処理施設での火災の発生原因となります

ごみ収集車やごみ処理施設の火災が頻発しています。

ごみ収集車で火災が発生した場合、その集積所付近の家屋等に火が燃え移り、皆さんの大切な財産をも失いかねません。

また、ごみ収集車は1台1,000万円ほどする高価な車両です。

火災により焼失すると皆さんにお支払いいただいている税金から新たに購入することとなり、不要な支出が増えることとなります。

さらに、ごみ処理施設が火災により運用できなくなると、皆さんのごみを処理することが出来なくなります。

ごみの分別に迷ったら、環境業務課へお問い合わせいただくか、HPやLINEで検索することも可能です。

HPでの検索はこちら

ごみの分別検索画面

※LINEでの検索イメージ

 

2025年3月5日 摂津市直営ごみ収集車にて発火

2025年3月5日パッカー車火災1
2025年3月5日パッカー車火災2

【火災内容】

パッカー車が複雑ごみを収集中に、ごみ投入口より煙が上がり、発火。

幸いすぐに消火器で消火し、大事には至りませんでしたが、対応が遅れれば車両の焼失・損傷、職員の負傷等に繋がりかねません。

【原因】

・モバイルバッテリーと思われるリチウム電池

・ガスボンベ

これらは複雑ごみではありません!

モバイルバッテリー等のリチウム電池は【指定ごみ】

ガスボンベは必ず使い切ったうえで【缶】

2025年2月5日 摂津市委託業者ごみ収集車にて発火

【火災内容】

パッカー車が複雑ごみを収集中に、ごみ投入口より煙が上がり、発火。

幸いすぐに集積所の水道水を借用し消火することができたので、大事には至りませんでしたが、対応が遅れれば車両の焼失・損傷、作業員の負傷等に繋がりかねません。

【原因】

・モバイルバッテリーと思われるリチウム電池

これは複雑ごみではありません!

モバイルバッテリー等のリチウム電池は【指定ごみ】

2024年6月・10月 茨木市環境衛生センターごみピットにて発火

茨木市環境衛生センター焼却施設内ピット

 

広域ごみ処理を行っている茨木市環境衛生センターでは、ごみを受け入れるピットにて、複数の火災が起きています。原因は、リチウムイオン電池・モバイルバッテリー・中身の残ったスプレー缶やカセットボンベ・ライターなどです。これらの破損や変形・圧縮により、激しく発煙・発火するため、ごみ収集車やごみ処理施設の火災事故となります。ごみ回収時では、通行人や周辺家屋などにも被害がおよぶ恐れがあります。

摂津市は、火災事故防止の観点を踏まえ、令和5年4月に収集区分を見直し、新たに区分した『指定ごみ』には、電池・充電式電池・モバイルバッテリー・アシスト自転車のバッテリー、ライター、電子タバコ、水銀使用製品などを分別回収しています。ご協力をお願いいたします。

また、空になったスプレー缶やカセットボンベは、空缶として資源回収していますが、中身の残ったスプレー缶やカセットボンベの処分を希望される場合は、環境業務課へ直接ご持参ください。

ごみは、正しく分別区分し、決められた場所に、決められた曜日の午前9時までに出してください。