小型充電式電池のリサイクルと排出方法について

更新日:2025年11月13日

小型充電式電池は、携帯電話・ビデオ・パソコンなど、私たちのまわりのあらゆるシーンで活躍しております。小型充電式電池にはニッケル・カドミウム・コバルトなどといった希少資源が含まれ、リサイクルが必要です。

小型充電式電池は、リサイクルルートが確立されておりますので、分別排出のご協力をお願いします。

リサイクルできる小型充電式電池の種類

小型充電式電池にはいろいろな種類があり、乾電池に似た形のものから1個以上の電池をプラスチックケースに入れた電池パックなど形もいろいろです。

  • ニッケル水素電池
  • ニッカド電池
  • リチウムイオン電池

詳しくは、下記のリンクをご覧ください。

小型充電式電池の出し方

発火・破裂等の事故防止のために電極面に絶縁処理(ガムテープやビニールテープで覆う。)をした後、乾電池・ライター・モバイルバッテリー・電子たばこと共に透明な袋に入れ、「指定ごみ」の日に出してください。(色付きびん用の黄色いかごに入れてください。)

電池の絶縁と排出2

電子機器などに使用する小型充電式電池について

小型充電式電池はいろんな製品に利用されています。電池が取り外せるものは、電池を外してリサイクルしましょう。電池が内蔵されているなど、取り外せない場合は無理に分解せずに、収集時の事故防止のため、電池ありと貼り紙して複雑ごみ(他のごみとは別袋で)として出してください。製品によっては市内の拠点回収BOXやリユースの取組みもご活用ください(下記リンク参照)。

小型充電式電池が使われている機器類

通信機器

携帯電話、PHS,コードレス電話、トランシーバーなど

OA機器

ノート型パソコン、タブレット端末

AV機器

液晶小型テレビ、ビデオカメラ、ポータブルCDプレーヤー、ヘッドフォンステレオ

防災設備・機器

非常灯、誘導灯、自動火災警報器

玩具・日用品・雑貨・電動アシスト付き自転車

ラジコンカー、ハンディクリーナー、シェーバー、電動歯ブラシ、電動ドライバー・ドリル、電動アシスト付き自転車

リチウムイオン電池による火災事故を防止しましょう

R7.3 車両火災(直営)

小型充電式電池のうち、リチウムイオン電池によるごみ収集車やごみ処理施設の火災事故が全国で発生しています。

左の画像はモバイルバッテリーが複雑ごみと一緒に廃棄されたことにより、収集作業中に発火しました。ごみの一部が延焼しましたが、幸いにも大きな事故にはつながりませんでした。

このような事故につながるような危険なごみの廃棄方法にはご注意ください。

膨張したリチウムイオン電池の処分

膨張した電池2

左の画像のように、劣化や過充電などで膨張してしまった電池やモバイルバッテリーは指定ごみとして出さないようお願いします。

膨張した電池の処分については、家庭用の小型充電池に限り、摂津市環境センターに直接持込んでください。無償で回収しています。