夏休みこども拓本教室を開催しました

更新日:2018年03月30日

平成25年8月19日に千里丘公民館で夏休みこども拓本教室を開催し、8名のお子さんに参加していただきました。

拓本の説明を真剣に聞いている様子の写真

始めは「拓本って何?」というお話です。

拓本は、コピー機のない時代に物の形や模様を写し取るために生まれた技術です。

水を含んだ筆で土器を軽く叩いている写真

いよいよ拓本に挑戦です。

始めに拓本を取りたい土器を和紙で包み、水を含んだ筆で土器を軽く叩き、和紙に形をつけていきます。

ちなみに、今回拓本に使った土器や瓦はすべて摂津市から出土した埋蔵文化財です。  

墨を和紙につけている写真

和紙の水気がある程度なくなったら、墨を和紙に打っていきます。

ちなみに、和紙を打つ道具は「タンポ」と言います。  

瓦の拓本に挑戦している写真

こっちは瓦の拓本に挑戦中。 さあ、うまくいくかな・・・。  

瓦の拓本が綺麗に完成した写真

ついに完成!

初めての挑戦にも関わらず、みんな上手に拓本を作っていました。  

道標の拓本採集をしている写真

今回は摂津市内にある道標の拓本にも挑戦しました。  

道標拓本が和紙に綺麗に取れている写真

上の写真が道標の拓本です。

参加してくれたこどもたちからは「最初はよく分からなかったけど、やってみると面白かった」、 「普段土器に触れることはないから、勉強になった」、「拓本を夏休みの自由研究にしたい」といった感想が聞けました。