明和池遺跡現地公開が行われました。

更新日:2018年03月30日

9月12日(土曜日)に明和池遺跡の現地公開が行われました。

摂津市内の明和池遺跡(吹田操車場跡地)で公益財団法人 大阪府文化財センターが国立循環器病研究センター移転建替に伴う発掘調査を行っておりました。

 その発掘調査の成果をみなさまにご覧いただくために、明和池遺跡の現地公開が行われました。

 現地公開当日は晴天に恵まれ、約120人がご来場くださり、公益財団法人 大阪府文化財センターの職員による検出された耕作地の段差跡や明和池遺跡を中心とした地域の環境、当時の土地区画である条里型地割についての説明を聴いたり、発掘現場や今回の調査で発見された遺物の展示を興味深く見学されていました。

 条里とは、昔の地割制度で一辺が109メートルの区画に整備したものです。

 摂津市を含む嶋下郡(昔の行政区の名称)南部では条里が正東西・南北から約33度北西へ傾いており、今回検出された畦畔も同様の傾きを持っていたため、当時の条理型地割であることが考えられます。

明和池遺跡の現地の写真
現地説明会風景の写真

現地説明会風景

堀立柱建物の写真、畦畔の写真

左 掘立柱建物 右 畦畔

明和池跡地の展示資料の写真

展示資料

現地公開資料

 当日配布された資料は、公益財団法人 大阪府文化財センターのホームページより入手することができます。

 下記「公益財団法人 大阪府文化財センター」のホームページをご確認ください。

詳しくは下記リンクをご覧下さい。