受付員制度について

更新日:2018年03月30日

名称

受付員(通称:せっつスクールサポーター)

構成

個人、団体(自治会・ボランティア団体)、公益社団法人摂津市シルバー人材センター

活動者数

個人25名、団体会員50名(平成27年4月1日現在)

従事時間

平日 午前8時から午後5時まで(長期休業期間中は変動あり)

活動内容

  1. 小学校(幼稚園)門脇の受付室で来校者の行き先と要件を伺い、入校証を手渡します。
  2. 子どもたちの登下校時にはあいさつを交わします。
  3. 万が一の緊急時には、警報ベルで学校内に危険を知らせます。

小学校の正門での受付活動の様子

受付活動の効果

(学校の声)

  • 受付員が校門に居ていただくことで、安心感が増した。
  • 体調不良などで遅れて登校してきた児童の受け入れなどが安心できる。
  • 休み時間中などに子どもの校外への飛び出しなどを未然に防いでもらえる。
  • 下校時などの校門からの飛び出しによる交通事故を防止できる。

(受付員の声)

  • 定年退職後の生きがいとして地域との関わりのきっかけが出来てうれしい。
  • 子どもたちに元気をもらえて、生活にもリズムが出来て健康にいい。
  • 子どもや受付員同士で学校外でもあいさつが出来て、地域に「知り合い」が増えた。
  • 子どもの成長を見守るのが楽しい。

 これらの声からは、学力問題など多様で高度化する教育課題に対応しなければならない学校現場からは、大きな負担軽減に感謝する声が多く聞こえてきます。

 従事者は、生きがいのひとつとして、この取り組みに積極的に参加していただいている気持ちが伝わってきます。

 休憩時間中には校門付近で受付員と子どもたちがお話をしたり、時には遊び相手になってもらったりしながら、地域の「おじさん、おばさん」であることが暖かい交流を作り出している姿を目にすることが出来ます。卒業式シーズンなどは、卒業生から受付員に感謝の手紙や、鉢植えなどを贈られたなど、お金ではない、感謝の気持ちなど目に見えない「報酬」が受付員のやりがいにつながっていっています。

せっつスクールサポーターロゴのイラスト

シンボルマーク
[せっつスクールサポーター(SSS)と、地域や子どもたちを見まもる人の顔(まなざし)をデザイン化しています]

受付員制度のこれから

 現在学校単位で活動している受付員を、学校の枠組みを越えて協力する体制を構築していきます。そして、地域の中で、様々な形で安全・安心な地域づくりに活動されている方とも連携を図っていき、地域の中にネットワークを広めていくことで、地域により多くの「顔の見える」関係を作り出していく。そして、これらによりできた人の輪によって、地域の課題や問題点、または、より地域を活性化させるための知恵を出し合い、住みよい安全・安心なまち摂津を、市民とともに作り上げていく基盤にしていきたいと考えています。

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摂津市立小学校、幼稚園の正門で、来校者への受付活動を通じて子どもたちとあいさつの出来る関係作りをしていただいております。