平成30・31年度 魅力ある学校づくり調査研究事業

更新日:2018年11月26日

平成30・31年度文部科学省国立教育政策研究所 「魅力ある学校づくり調査研究事業」

今般、文部科学省より公表されました、「平成29年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」を見ますと、小中学校における不登校児童生徒数は、全国的に見て増加傾向にあります。摂津市の小中学校では、不登校児童生徒への効果的な支援を行うために、これまでも教員研修や担当者連絡会の実施、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーの配置など、様々な施策を展開しております。

 

そのような状況の下、本市教育委員会では、文部科学省国立教育政策研究所より「魅力ある学校づくり調査研究事業」の委嘱を受け、市内小中学校で取組みを進めております。不登校状態にある児童生徒への学校復帰等の支援を継続する一方で、新たに不登校状態になる児童生徒を出さない取組み、言い換えれば、全ての児童生徒に「学校が楽しい」「授業がわかる」と実感させることのできる『魅力ある学校づくり』の取組みを進めています。

 

全ての児童生徒に「学校が楽しい」「授業がわかる」と実感させるためには、『居場所づくり』と『絆づくり』のバランスを考え教育活動を進めていくことがカギになります。

 

『居場所づくり』:教員が主導して児童生徒にとって安心できる学校づくりを進める取組み

 

『絆づくり』:教員が児童生徒同士で互いを認め合える場と機会を設定し、児童生徒の主体的な活動を通して、学級・学年集団の持つ力を高める取組み

 

今後、児童生徒一人ひとりが「学校が楽しい」「授業がわかる」と実感させるための取組みを紹介してまいります。