防災教育の取組み(鳥飼小学校)

更新日:2019年01月31日

6年生で防災教育の授業が実施されました(鳥飼小学校)

 

 

12月3日(月曜日)、地震が起きた時の行動について考える防災の授業が鳥飼小学校で実施されました。

 

今回は、大地震が発生したときにどのように行動するべきなのか、阪神淡路大震災の発災時の様子を児童に提示し、大きな地震が起きればどのような状況になるのかについてのイメージを共有したうえで、自分自身の意見を考えさせました。

 

その後、黒板に自分の意見を書き、それぞれの意見に対して、児童が質問しあう形で他の児童の考えに触れ、自らの考えを深めさせました。

 

ある児童は、「ぼくは1年生に妹がいるから、自分が避難する前に、妹を探し、一緒に避難する」という意見を出しました。それに対して、「妹を探しに行く途中に、余震が発生したら、けがをしたり命を落としたりするかもしれないから、探しに行かずに避難した方がよい」という意見が出されました。

 

授業を担当した教員は、授業での児童の話し合いの内容を踏まえて、「津波てんでんこ」について児童に説明したうえで、

「妹を探しにいくという思いはとても大事、でも、妹を探している間に、君が命を失ってしまったら、妹さんがとても悲しむ。そうならないように、地震があった時にどう行動するのか、どこに避難するのかを今日家族と話をしておくことが大切」とクラスの児童に伝えました。

 

 

授業後、研究協議を行い、今後、鳥飼小学校がめざす防災教育について、グループで話し合い、全教員で共有しました。

 

授業の様子
研究協議の様子