【こどもの食コラム】乳幼児の下痢時の水分補給と食事
更新日:2024年01月19日
毎月19日は

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
乳幼児の下痢の原因

※「感染症」が原因の下痢は特に注意が必要
乳幼児期に下痢はよくみられる症状であり、その原因は様々あります。
●主な原因例
・ウイルスや細菌の感染による胃腸炎
・食物アレルギー
・食べ過ぎ・飲み過ぎ
・身体の冷え
・心理的な理由 など
母乳やミルクをよく飲む時期は、通常でも便が水様~泥状で回数が多く、下痢というより「うんちがゆるい」状態であることが多く見られます。
機嫌が良く、母乳やミルクを飲み、食事も食べ、体重が増えているようであれば様子をみましょう。ただし下痢が長引く、発熱や嘔吐を伴う、ぐったりするなどの時は、早めに受診してください。こどもの下痢は大人とは違い、発育にも影響する場合があるため注意が必要です。
下痢時には水分補給が重要!
下痢になると身体の水分を失い、回数が多いと脱水症状を起こしやすくなるため、こまめな水分補給が必要です。
水分補給には、乳幼児用イオン飲料、湯冷まし、麦茶などを中心に少量ずつ回数を多くして与えましょう。乳児の場合は、母乳・ミルクを続けてかまいません。柑橘系飲料や糖分の多い飲料、冷たいものは下痢を誘発しやすいので避けましょう。
下痢時の食事の摂り方
下痢の時は食事の量を少なめにし、消化吸収の良い食事にします。下痢がひどい時は一時的に食事を中止して水分補給のみとし、食欲が出てから食事を再開しましょう。

下痢になると腸の粘膜が傷むため、粘膜の修復を促進するたんぱく質などの栄養が必要になります。食欲があるのに水分だけでは下痢がなかなか治らないことがあります。早く回復させるためには胃腸に負担をかけない栄養のある食事選びが重要です。
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<下痢時におすすめのレシピ>
豆腐とじゃがいものスープ煮★離乳中期★

https://cookpad.com/kitchen/50330313
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