【こどもの食コラム】離乳食作りを少しでもラクにするために~フリージング~

更新日:2023年04月19日

毎月19日は

しょくいくのひ

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。

毎日作らなくてOK!まとめて作って、その都度加熱するだけ!

離乳食づくりで大変なのは、裏ごししたり、みじん切りにする、とろみをつけるなど手間がかかることです。離乳食は毎回最初から作るより、まとめて作って小分け&フリージング(冷凍保存)がおすすめです。

フリージング離乳食を安全においしく作るポイント

  1. 新鮮な食材を使う
    赤ちゃんには、おいしくて栄養価が高い新鮮な食材を調理したものを食べさせてあげましょう。なるべく買ったその日に調理することを心がけて。一度冷凍した食材の再冷凍は品質が落ちるので使用NGです!
  2. 加熱したものはしっかり冷ましてから冷凍保存
    温かいものを冷凍すると湯気から霜ができ、味が落ちてしまいます。また、冷凍庫内の温度が上がり、周りの食材が傷む原因になるのでしっかり人肌程度に冷ましてから入れましょう。
  3. しっかり密閉して冷凍保存
    冷凍する際は、できるだけ空気を抜きましょう!空気に触れると水分が抜けて乾燥したり、酸化が進んだりして風味が落ちてしまいます。
  4. 凍ったまま、アツアツに再加熱をしたものを冷まして与える
    冷凍庫保管中にも菌が繁殖する可能性があるので、必ずしっかり中心まで加熱しましょう。自然解凍は雑菌繁殖の原因になり、水っぽくなるので冷凍のまま加熱を。電子レンジで加熱する際は、途中で混ぜて加熱ムラがないようにしましょう。
  5. 冷凍後、1週間以内に使う
    冷凍といえども少しずつ品質は劣化していきます。味に敏感で、抵抗力の弱い赤ちゃんには細心の注意を払い、目安として1週間以内に与えましょう。
ふりーじんぐおかゆ

1回分ずつ取り出せる形態に

ふりーじんぐ

人肌ぐらいに冷ましてから冷凍庫へ

ふりーじんぐふくろ

凍ったら、袋に入れて冷凍保存!なるべく空気を抜いて

作りたては食べるのに、冷凍すると食べないときは?

冷凍するときにいくら密閉しても、霜になって食品の中から水分が抜けたり、加熱時に蒸発して、作り立ての時よりもパサついたり、ねっとりすることがあります。そうなると赤ちゃんが食べにくく受け付けないときがあるので、水やだし汁を追加して加熱し、赤ちゃんの得意な形状に調整してあげましょう。また、冷ますときにはラップを表面に密着させて蒸らしながら置くと水分が逃げずやわらかい仕上がりになります。急ぐ時にはラップの上に保冷材をのせてもOKです。

摂津市公式クックパッドでは…

様々な離乳食レシピをご紹介しています。

毎日の離乳食作りにぜひお役立てください!

cookpad

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