ヒブ

更新日:2022年02月14日

ヒブ(Hib)ワクチンはヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌によって発生するヒブ(Hib)感染症を予防します。この細菌は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの表在性感染症のほか、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な深部(全身)感染症(侵襲性感染症とも言います)を起こす、乳幼児にとって問題となる病原細菌です。ワクチン導入後、この侵襲性Hib感染症は激減し、ほとんど見られなくなり、世界110か国以上で導入され、その効果は高く評価されています。

対象者

生後2か月から5歳未満の乳幼児

接種スケジュール

  • 標準接種スケジュール

生後2か月から7か月未満で始める…計4回

初回接種 : 3回(4~8週間の間隔)

追加接種 : 1回(3回目の接種から7~13か月の間)

  • 上記で接種できなかった場合

(1)生後7か月から12か月未満に始める…計3回

初回接種 : 2回(4~8週間の間隔)

追加接種 : 1回(3回目の接種から7~13か月の間)

(2)1歳~5歳未満…1回接種