摂津市立とりかいこども園 教育目標・方針

更新日:2021年11月10日

認定こども園摂津市立とりかいこども園の教育・保育目標

教育目標

『こころも からだも すこやかに』

 

[目指すこども像]

●いきいきと意欲的に取り組む子ども

●友だちと思い切り遊べる子ども

●いたわりや優しさの気持ちを持てるこども

 

摂津市では、市の目指すこども像を育むための力として、『つながる力』『豊かな心』『健やかな体』『学ぶ力』の4つが重要であると考えています。特に『つながる力』を重要な力と設定し、他の3つの力の基礎として、またそれぞれの力がつながりあう中心としてとらえています。『つながる力』を育てることが、摂津市が提唱している人間基礎教育『思いやり』『奉仕』『感謝』『あいさつ』『節約(環境)』の5つの心を大切にする、社会のルールを守れる人づくりにつながると考えています。

このような市の目指すこども像を育むために、その中から、とりかいこども園独自の目指すこども像や重点目標を設定し、就学前の教育・保育に取り組んでいきます。

 

[園の重点目標]

 

●自分も相手も大切に考えられる、思いやりの心を育てる

●様々な行事体験の中から、友達や保育士と一緒に最後まで諦めずに挑戦する心を育てる

●遊びの中から、就学に向けての学びの芽が育つような活動を取り入れる

●乳幼児期は、安心できる環境の中で一人ひとりとのかかわりを基本とし、信頼関係を築き、情緒の安定を図ることで、子ども自身が『大切な存在』と感じられるかかわりを大切にする

●基本的かつ安全な生活習慣や望ましい食生活を身につけ、健やかな体づくりに取り組む

 

 

 

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こども園園庭

本園の特色ある取り組み

[体づくり・就学までに育みたい力の育成]

●遊びの中から学びの芽を育てる取り組み

●様々な体験や日々の積み重ねから培う体力・体感育て

●自分も相手も大切に考えることができる心を育てる取り組み

 

本園では、こども園と小学校のなめらかなつながりを目指して、いろいろな取り組みを行っています。

・短時間部と長時間部の混合クラス

・就学に向けての育ちを考えた、0歳児から5歳児までのカリキュラムによる保育実践

・遊びを学びにつなぐ保育研究と実践

・小学校との交流と連携

・地域との交流と連携

 

少人数担当制保育(0歳児~2歳児)

0歳児クラス、1歳児クラス、2歳児クラスは、グループごとの少人数担当制をとっています。

異年齢グループ保育(3歳児~5歳児)

幼児クラスは、短時間部・長時間部混合3歳児から5歳児で構成されたグループに分かれて生活します。

年長組は、週2回以上(2学期以降は毎日)の、年長だけの学年別保育を行います。

 

体づくり

とりかいこども園では、年間計画のもと、体づくりに取り組んでいます。天候や気温などを配慮しながら、堤防や近隣の公園へ散歩に出かけたり、幼児は堤防の土手のぼりにも取り組み体力づくりや歩く力を育てます。

その他、プール遊びは7月から毎日行い、水による皮膚刺激や水の中で開放感を味わいながら健康な体を育てます。体育遊びは、リズム遊びやリトミック、鉄棒や上り棒、ジャングルジム、うんてい等の固定遊具に加え、縄跳びやボール遊び、体感を育てる体育遊び、集団のルールを守りながらの運動遊び、毎日入室前に体操等にも取り組み、体を動かす機会を多く取り入れていきます。

 

 

食育

野菜を育てたり、収穫物を使ってのクッキングに取り組んだりして、食に対する興味や関心をもてるよう、年間計画を立てて取り組みます。

食育指導にも取り組み、三食栄養等を中心に、食材やできた料理写真のマグネットを使用しての食育指導にも取り組みます。

摂津市の食育スマイル隊の方をお招きして、食育に関する劇や催し物をしていただく予定です。

歯磨き指導も定期的に行い、歯の磨き方だけでなく、人形やパペット、パネルシアター等を使っての歯磨き指導にも取り組んでいきます。

 

学校ごっこ

年長児の2学期以降には、文字や数だけでなく、就学までにつけておきたい力が育つよう、様々な要素の入った学びにつながる遊びを取り入れていきます。新こども園教育保育指導要領で大切にされている、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿を育むために様々な保育や取り組みを行っていきます。

[幼児期の終わりまでに育って欲しい姿(こども園教育・保育要領より抜粋)]

 

1、健康な心と体・・・生活の中で、充実感をもって自分のやりたいことに向かって心と体を働かせ、見通しをもっての行動し、自ら健康で安全な生活を作り出す

 

2、自立心・・・身近な環境に主体的にかかわり、自分の力で行うために、考えたり工夫したりし、やり遂げようとする。そこから達成感を味わい、自信をもって行動できるようになる。

 

3、共同性・・・友達とかかわる中で、互いの思いや考えなどを共有しながら、共通の目的にむかって、考え、工夫し、協力しながらやり遂げていく。

 

4.道徳性・規範意識の芽生え・・・して良い事と悪いことがわかる。相手の立場に立って考えたり、自分の気持ちを調整し、友達と折り合いをつけたりしながら、決まりを作ったり守ったりする。

 

5.社会生活との関わり・・・家族を大切にする気持ちを持つ。人との様々な関わり方に気づく。公共の施設を利用し、社会とのつながりを意識する。

 

6.思考力の芽生え・・・物の性質や仕組みを感じ取ったり、気づいたり予想したりする。友達の様々な考えにふれる中で、自分と異なる考えがあることに気付く。

 

7.自然との関わり・生命尊重・・・自然の変化、自然にふれる感動体験、生命の不思議さや尊さに気づく。命あるものの大切さに気づき、大切にしようとする。

 

8.数量や図形、標識や文字等への関心・感覚・・・遊びや生活の中で、数量や図形、標識や文字などに親しむ体験をする。

 

9.言葉による伝え合い・・・先生や友達と心を通わせる中で、絵本等に親しみながら豊かな言葉や表現を身につける。言葉で伝えたり、相手の話を注意して聞いたりすることができるようになる。

 

10.豊かな感性と表現・・・心を動かす出来事などにふれ、感性を働かせる中で、様々な素材の特徴や表現の仕方に気づき、感じたことや考えたことを自分で表現したり、友達と一緒に表現する過程を楽しんだりする。

こども園のクラス構成

0歳児・・・1クラス(少人数担当制保育)

1歳児・・・ 1クラス(少人数担当制保育)

2歳児・・・ 1クラス(少人数担当制保育)

3歳児~5歳児・・・長時間部(3~5歳児) ・短時間部(4~5歳児)異年齢混合3グループ