大規模建築物の景観形成基準

更新日:2020年08月17日

大規模建築物の景観形成基準

大規模建築物の景観形成基準
対象・要素 対象・要素 対象・要素 都市景観形成上の工夫・配慮事項 
(1)建築物若しくは工作物の配置、意匠及び色彩並びに敷地緑化に関する事項 ・配置 ・敷際
・空地
・緑化(平面緑化、屋上緑化、垂直緑化等)
1.敷際は地域の特性を考え周辺の景観との一体感や連続性に配慮する。
2.敷際の囲いは閉鎖的な塀、柵で囲わずできるだけ開放的な形状となるように配慮する。
3.敷際の塀、柵を設ける場合は高さ、位置、デザイン、材料に配慮する。
4.空地の配置は道路からの壁面後退等により、道路空間と一体となり、歩行者空間にゆとりを与えるように配慮する。
5.空地は、適切な舗装、植樹、ストリートファニチャー等を配置するよう配慮する。
6.敷際の緑化は周辺の景観にあった適切な植栽を行い、維持管理の方法にも留意する。
(1)建築物若しくは工作物の配置、意匠及び色彩並びに敷地緑化に関する事項 ・意匠 ・形態
・デザイン
1.建築物のかたちは、地域の特性を考え周辺の景観との調和に配慮する。
2.低層建築物や景観構成上重要な中高層建築物は、できるだけ傾斜屋根とする。
(1)建築物若しくは工作物の配置、意匠及び色彩並びに敷地緑化に関する事項 ・意匠 ・バルコニー 1.建築物に表情を持たせるようなデザインに配慮する。
2.道路等から洗濯物の見えにくいように配慮する。
(1)建築物若しくは工作物の配置、意匠及び色彩並びに敷地緑化に関する事項 ・意匠 ・付帯施設(外壁付帯、屋上付帯、屋外付帯) 1.テント、シャッター等は、建物と調和したものを設置するよう配慮する。
2.設備配管や空調室外機等は、道路等から見えにくい位置に設置する。やむを得ない場合は、目立たせないよう工夫する。
3.屋上設備は、道路等から見えにくい位置に設置する。やむを得ない場合は、建物と一体的なデザインとなるよう工夫する。
4.屋外階段等は、建築物と調和したデザインや、魅力的なデザインとなるよう配慮する。
5.駐車場、駐輪場、ゴミ置場等は、建築物と調和させたり、植栽等で目立たせないよう配置に配慮する。
(1)建築物若しくは工作物の配置、意匠及び色彩並びに敷地緑化に関する事項 ・意匠 ・材料 1.外観材料は、地域の特性を考え、周辺の景観に調和するよう配慮し、経年変化により見苦しくないものを使用する。
(1)建築物若しくは工作物の配置、意匠及び色彩並びに敷地緑化に関する事項 ・意匠 ・色彩 1.色彩は、地域の特性を考え、周辺の景観に調和するよう配慮し、けばけばしくならないようにする。
(1)建築物若しくは工作物の配置、意匠及び色彩並びに敷地緑化に関する事項 ・工作物   1.地域の特性に配慮したデザインとする。
2.威圧感をやわらげるように植栽や色彩等を工夫し、周辺の景観に調和するよう配慮する。
3.維持管理の方法にも留意する。
(2)広告物に関する事項     1.建物や周辺の景観と調和するよう配慮する。
2.複数の広告物、看板等は整理・統合を図り、維持管理にも留意する。
3.大きさやデザインを工夫し、良質で格調あるものとする。
(3)屋外における物品の集積又は貯蔵に関する事項     1.敷際を緑化する等、周辺の景観に配慮する。
(4)土地の形質に関する事項     1.敷地の位置や地形をいかし工夫する。
2.敷際(擁壁、緑化等)のデザインは、地域の特性に配慮する。
3.道路空間との一体感に配慮する。
(5)市長が必要と認める事項