水路のはたらき
更新日:2021年09月22日
近年、日常の生活においては水道施設の整備により、蛇口をひねると当たり前のように水を利用することができます。しかし、水道施設が整備される以前は、井戸や雨水に頼った生活が日常でした。
特に農業(稲作)においては、春から秋にかけて中干の期間を除き多量の水を絶えず必要とし、市内の各所で稲作を営まれる方々に水を送る水路が網の目のように整備されています。摂津市では主に淀川からポンプで取水し、その水を、水路を通じてそれぞれの田に送っています。近年では、市街化の進行により稲作が減少していますが、お米に必要不可欠な水を運ぶ水路は、稲作が続く限りそのはたらきを止めることはありません。
上記のように、水路には稲作を支える大切な役割があります。水が流れているからといって、いらなくなった油やペンキなどの工業製品を廃棄してしまうと、水質の汚濁や白濁といった水質事故につながり、その原因究明や対応に多大な労力を必要とし、農家の方に被害を及ぼす可能性があります。くれぐれも不用品は適切に処理し、水路をきれいに保つようご協力をお願いします。
また、近年の突発的なゲリラ豪雨や台風などにより、雨水が水路に流れ込み、一時的に水位が高くなることや水流が激しくなることもあります。水路は危険な面も持ち合わせていますので、ご注意ください。

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