道路交通課ってどんなとこ?何やってるとこ?

更新日:2018年03月30日

交通安全への取り組み

啓発チラシや自転車安全利用指導カードの配布

対象…自転車利用者

場所…JR千里丘駅、阪急正雀駅、摂津市駅周辺や市内主要交差点

目的…交通安全の意識向上と啓発を目的とするチラシ等の配布、危険な運転者に対する自転車安全利用指導カードの配布 

市民の皆さんに自転車を安全に利用していただくために、駅周辺や交差点などで啓発活動を行っています。交通安全に関してのチラシなども配布しておりますので、お会いしました折には、ぜひ声をかけてくださいね。

摂津市内から自転車事故を一件でも減らしたい!という思いで始まった取り組みです。

ご通行中の皆さんに安全に自転車をご利用いただくため、二人乗りや携帯電話を操作しながらの自転車運転など、危険な運転をしている方々に注意をし、自転車安全利用指導カードをお渡しすることもありますが、安心安全のまちづくりにご理解ご協力お願いします。

事故の被害者にも加害者にもならないよう、今一度、自転車の運転マナーを見直してみましょう。  

市民の皆さんに駅周辺や交差点などで啓発活動を行っている写真

今日もいい天気ですね

交差点での交通指導

対象…通勤通学途中の皆さん

場所…市内主要交差点

目的…交通ルールの周知、危険な運転に対する指導

協力…摂津警察署  

摂津警察署と協力し、通勤・通学の時間帯に合わせて交通量の多い交差点を重点的に自転車指導をしています。

朝は急いでいることが多いのでついついルールを忘れがちですが、各々が交通ルールを再確認しましょう。

たとえば摂津郵便局前交差点は歩車分離式信号ですが、自転車はそもそも軽車両なので、車道を走行するのが原則です。

その際には車両用信号を見て、自転車に乗ったまま通行します。

もし横断歩道を自転車で横断する際には、歩行者用信号を見て自転車から降りて、押して歩いて横断します。

縦横無尽に各々が自分の都合で渡りたい方へ渡ると、事故が起きてしまいます。

今一度、ご自分の交通マナーを見直していただきたく、摂津警察署の交通課やボランティアのみなさんと一緒にお声かけしています。ご理解ご協力をお願いいたします。    

交差点で摂津警察署の交通課の方がお声かけしている写真

大丈夫ですか~!

交通安全教室

トラ吉・パー子と学ぶ交通ルール

対象…摂津市内全幼稚園・保育所の年長さん

目的…小学校入学前に基本的な交通ルールを身に付けてもらう  

小学校へ入学すると、子ども達だけで外を歩かなければいけません。

そんな時に気をつけてもらいたい事、大切な命を守るためにできることがある事をトラ吉、パー子と一緒に学んでいます。

まず最初はお巡りさんと室内で交通ルールのお勉強。

そのあとは園庭に、実際の街に見立てて仮設道路を作ります。

信号機や道路標識も立てて、自分たちの目で見て自分たちの足で歩き、学んだことを実践してみます。

パンダのパー子ちゃんは模範的な優等生。手をつないで優しくみんなを誘導します。

ところがトラ吉君はちょっぴりあわてんぼう。しばしばルールを破ってしまいます。

子どもたちはおまわりさんから交通ルールを教わったので「あぶないで!アカンで!」とトラ吉君に注意をしてくれます。

子どもたちもトラ吉君パー子ちゃんも交通ルールを守る大切さを学びます。

幼稚園・保育所の年長さんとトラ吉が交通ルールを学んでいる写真

トラ吉君、こっちだよ~。

市内の小学校での交通安全教室

対象…摂津市内全小学校の小学3年生

目的…自転車の正しい乗り方、交通ルールを学ぶ

協力…地域交通安全活動推進委員のみなさんと交通専従員のみなさん  

子どもだけで出かけることがとても多くなり、自分自身で色々なことを判断していかなくてはいけなくなってきます。

交通安全教室では実際に一人ずつコースを走り、交通ルールの再確認をしています。

ルールを守ったみんなに顔写真入りのこども免許証を発行しています。

体育館で交通ルールを勉強し、交通安全アニメーションビデオを鑑賞しおさらい。

校庭に設置した模擬コースを自転車に乗って走行体験します。

左右・右後方確認、横断歩道での押し歩き、細い道でのゆっくり走行の練習などをします。

順番が来るまでの間にこども免許証に使うための写真を一人ずつ撮影します。学んだことをきんと実践できた児童にその証として本物そっくりのこども免許証を発行します。

走行体験等、全員が終了したら校庭で児童と同じぐらいの背丈のお人形(摂津太郎君)と自動車の衝突実験を見学。お人形が、車にはねられるのを見ると笑ってしまう児童もいますが、 もしこのお人形が自分の家族や友達だったらと考え、想像することで、交通ルールを守ることと命の大切さを学びます。

(衝突実験中に笑ったり遊んでいたりすると警察官に『喝』を入れられます)

体育館で交通ルールを学んでいる小学生の写真

みんな真剣に学習しています。

校庭に設置した模擬コースを自転車に乗って走行体験している写真

おっとっと!気をつけて~。

校庭で児童と同じぐらいの背丈のお人形と自動車の衝突実験を見学している写真

危ないっ!!

お人形の摂津 太郎君のようにならないように注意しようね。

交通安全優良証と書かれたカードの写真

大変よくできました

スタントマンによる事故の再現

対象…市内の中学校

目的…スケアードストレイト技法を用い、自転車のルールを守る大切さを理解してもらう

(スケアードストレイトとは…(scared straight) 《scaredは怖がる・おびえるの意》恐怖を実感することで、それにつながる危険行為を未然に防ぐ教育手法。 事故現場を再現してみせ、交通ルールの大切さを学ばせたり、非行少年に刑務所を見学させて更生をうながしたりするなどの活動がある。)

協力…摂津市教育委員会、スタントマンチーム 

目で見て、体で感じて、事故の恐ろしさを体験し、被害者にも加害者にもならないようにしっかり脳裏に焼き付けてもらっています。

中学生ぐらいの年代になるとルールに無理に従わせようとするよりも、実際に体感する方が心に残ります。けれども、交通事故に遭うわけにはいきませんので、プロのスタントマンチームによる模擬交通事故を見てもらいます。かなり迫力があるので気分が悪くなってしまう生徒さんもいらっしゃいますし、怖いもの知らずの中学生でも衝撃を受けるような内容です。少々荒療治のようですが、体験しないと恐怖心は芽生えません。恐怖心を持つと持たないとでは日頃の心掛が変わってきます。自分を守るために立ち止まる、確認する、ということの大切さに気付きます。

ヘッドホンをはめ音楽を聴きながらの自転車走行、車の陰からの飛び出し、二人乗り、傘を差しながらの片手運転、友達とおしゃべりしながらの並進走行。どれも普段ついついやってしまっていることのようですが、日常にこそ危険が潜んでいます。

実際の衝突で車のフロントガラスが割れたり、人が飛ばされたり、自転車が簡単にぐちゃぐちゃになったりと色々な模擬事故を目の当たりにし、明日は我が身と肝に銘じるきっかけにしてもらいたいものです。  

運動場にてスタントマンによる事故の再現を見学する中学生の写真

きゃっ!思わず目を背けてしまいます。

携帯電話安全利用教室

対象…摂津市内の中学生及び高校の在校生

目的…携帯電話、スマートフォンの正しい使い方

協力…携帯電話会社  

スマートフォンを使用しながら歩いていたり、自転車の運転をしている割合が多い中高生が、事故の被害者にも加害者にもならないように携帯電話会社の方に正しい使い方を教えていただきました。

近年、スマートフォンが急激に普及し、中・高生の利用者が急増していることに伴い、スマホ利用中の事故が増加しています。

そのような中、事故を未然に防止するため、『歩きスマホ』の危険性について考えてもらいます。使用者のマナーの欠如が社会問題化している今こそ、公共の場におけるルールやマナーを学んでもらいます。

学校に携帯電話会社の方を講師として招き、正しい使い方やマナーをスライドや映像を見て、学習します。

教室にて携帯電話、スマートフォンの正しい使い方を学ぶ中高生の写真

よ~く覚えて、十分に気をつけてね~。

自転車シミュレーターによる交通安全教室

対象…全市民

目的…交通ルールの周知

協力…摂津交通安全自動車協会

 実際に事故に遭いやすい場面をシミュレーターで再現します。しっかりと安全確認しなければいけないポイントなどを楽しみながら学ぶことが出来ます。

摂津交通安全自動車協会から自転車シミュレーターをお借りしての講習。

シミュレーターには自転車の前後左右に4つの画面があり、ハンドルやブレーキ、ペダルを操作すると道路のアニメーション映像が動く仕組みとなっています。

画面上では歩行者の飛び出しなどのアクシデントも次々に起こり、衝突してしまう方もいらっしゃいます。

同シミュレーターは摂津交通安全自動車協会が、市内の事業所や学校に貸し出す予定です。  

問い合わせは下記のリンクをご覧ください。

自転車シミュレーターの講習を受けている人の写真

ちゃんと乗れてるかな?