自転車を安全に乗るために

更新日:2023年03月08日

知っていますか? 自転車の交通ルール!自転車安全利用五則を守りましょう!

免許も不要で気軽に乗れる自転車ですが、軽車両であり「車」の仲間です。

便利で健康増進にもつながる環境にやさしい乗り物ですが、その一方で利用者の交通ルール無視やマナーの悪さが問題となっています。

また、自転車が関連する交通事故は全事故の約3割を占めています。(摂津市内)

自転車に乗るときは、「車」として交通ルールを守るとともに交通マナーを意識するなど安全な運転を心がけましょう。また、自動車の運転者や歩行者も自転車のルールを知って、お互いを思いやり安全を心がけましょう。

最近では、自転車による交通事故でも自動車事故と同程度の高額な損害賠償責任が生じる事例も発生しています。

自転車安全利用五則を守り、大切なご家族や自分が交通事故にあわないように、自分本位の運転ではなく、周りを見渡し安全運転を心がけましょう。

○自転車安全利用五則

1.車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先

2.交差点では信号と一時停止を守って、安全確認

3.夜間はライトを点灯

4.飲酒運転は禁止

5.ヘルメットを着用

自転車安全利用五則チラシ

道路交通法が改正されました!~自転車ヘルメット着用が当たり前の世の中に~

令和4年4月に成立した改正道路交通法により、自転車利用者の全世代にヘルメットの着用が努力義務になります。(※令和5年4月1日施行)

また、平成27年6月1日より悪質・危険な違反を繰り返す自転車運転者に安全講習の受講を義務付けるとともに、罰則規定が新設されています。

詳細は大阪府警察本部のホームページ及びこちらの動画をご参照ください。

大阪府警察自転車対策室発行チラシ
自転車ヘルメット着用全世代に!リーフレット裏面

矢羽根型路面標示について

自転車利用者による交通事故や交通違反、放置自転車が社会問題となっていることから、本市では自転車通行空間の確保や自転車利用者への指導を実施しています。

自転車通行空間として標示される矢羽根型路面標示について、改めてご紹介しています。今一度確認を行い、自転車を利用しましょう。

矢羽根型路面表示のルールの説明

自転車の整備と自転車の保険について

自転車事故のための保険の種類

大阪府では自転車利用者は自転車保険に加入するよう条例で定められています。

自転車の転倒などで怪我をしてしまい、通院・入院に備える保険が「傷害保険」、

自転車乗用中に起こした事故で他人にケガをさせてしまった場合に備えるための「個人賠償責任保険」などがあります。

ほかにも、自転車整備店で購入又は点検整備を行い、基準に合格した自転車に貼られる「TSマーク」に付帯する保険は、

「傷害保険」と「賠償責任保険」の両方の要素を含んだ保障が受けられます。

保険の種類や保険の内容についての詳細は「社団法人 日本損害保険協会」のページをご覧ください。

 

TSマーク付帯保険

整備されていない自転車は事故の原因となります。

また、ブレーキ故障者などの整備不良の自転車に乗ることは交通違反でもあります。

自転車に乗る前には、点検をし、悪い箇所があったら整備に出しましょう。
また、定期的に自転車安全整備店などへ行って点検や整備をしてもらいましょう。

自転車安全整備店で点検整備(有料)を受け、それを証明するTSマークを自転車に貼ってもらうと、
傷害保険と賠償責任保険がつきます。

TSマークの詳細につきまして公益財団法人 日本交通管理技術協会のホームぺージに詳しく掲載されています。

万が一の時に役立つ保険がついていますので、確認してみてください。次のリンクをご覧ください。

TSマーク全体の画像

TSマークは、下記ようなマークのある「自転車安全整備店」で、購入又は点検整備を行い、基準に合格すると自転車に貼ることが出来ます。
TSマークの有効期間は1年間です。1年ごとに点検整備をするようにしましょう。
点検日と自転車安全整備士番号がないものは無効になりますので注意して下さい。TSマーク貼付の手数料は自転車店によって異なりますので、自転車店への確認をお願いします。

自転車安全整備店の一覧も公益財団法人 日本交通管理技術協会のホームぺージに掲載されています。

整備に関する質問や、TSマークについてはお近くの自転車安全整備店にお問い合わせください。

TSマークのマーク部分の画像