水道管(鋳鉄管)の緊急点検

更新日:2025年06月18日

令和7年4月30日に京都市で水道管の漏水事故が発生したことを受けて、国土交通省より各水道事業者等に鋳鉄管の緊急調査を行うよう要請がありました。

摂津市上下水道部では、日頃から点検・調査を行っており、水道管に異状を発見した際は修繕等の緊急対応をしておりますが、今回の要請に基づき、改めて緊急調査を実施しました。

点検の結果

上下水道部職員による緊急点検調査を実施した結果、水道管・弁室の破損や道路陥没につながる異常は見つかりませんでした。

点検の概要

点検日

令和7年5月19日、20日の2日間

調査対象

昭和47年(1972年)以前に敷設した「鋳鉄管」を調査しました。

(昭和48年(1973年)以降は鋳鉄管より強度のある「ダクタイル鋳鉄管」を使用しています。)

 

点検場所

国の要請に基づく点検箇所(緊急輸送道路※):配水管及び送水管1.93キロメートル

  • (府道) 中央環状線:三島、安威川南町、新在家、東一津屋、鳥飼和道付近
  • (府道)大阪高槻京都線:千里丘付近

 

自主点検箇所(市内の幹線道路):配水管及び送水管4.57キロメートル

  • (府道)沢良宜東千里丘停車場線:千里丘東、昭和園付近
  • (府道)正雀停車場線:千里丘東、別府付近
  • (府道)大阪高槻線:別府、東別府、鳥飼八防付近
  • (市道)千里丘三島線:千里丘東、三島付近

※緊急輸送道路とは、災害直後から、避難・救助をはじめ、物資供給等の応急活動のために、緊急車両の通行を確保すべき重要な路線で、高速自動車国道や一般国道及びこれらを連絡する基幹的な道路です。摂津市では府道中央環状線、府道大阪高槻京都線、府道十三高槻線の一部が指定されています。

調査方法

道路上からの目視による巡視、弁室の点検を実施しました。

必要に応じて音調調査も実施しました。

調査の様子

消火栓を点検している様子。

 

音調調査の様子。(漏水によって水が噴き出す音を、音調棒を使って聴覚で探知します。)