障害者福祉都市(ふれあい都市)宣言

更新日:2022年01月24日

私たちは、憲法が保障する基本的人権を享有するとともに“自由”と“平等”を約束されています。

しかしながら、障害者が地域社会において日常生活を営むには、現代社会は決して快適であるとは言い難く、むしろ苦痛にさえ感じられるものがあります。

これは社会の構造が、健常者を基本とした仕組みになっているため、本来健常者と平等でなければならない社会活動に、大変な不合理を押しつける結果となっております。私たちはここで、国連総会において決議された“障害者の権利宣言”を想起し、ここに掲げられた諸権利を十二分に認識し、尊重しなければなりません。

ここに摂津市は、障害者が人間としての尊厳を重んじられ、誰からも差別されない、また、健常者と区別されることなく社会の一員として、地域や職域などあらゆる社会の中で生きがいのある生活を送ることができる社会を築くことを決意し、障害者福祉都市(ふれあい都市)を宣言します。

昭和59年4月1日